表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

プロローグ  安楽荘1F 管理人室兼安町探偵事務所

はじめましてこんにちは。王野心と申します。

今回、初めて投稿させていただくことになりました。一応は週1回か2回は更新したいと思っていますが、続けばうれしいな。

今回の小説は、書きたいことと思いついたことをそのまま書いてます(笑)なので、字数が多かったりそうでもなかったり、ばらつきが出てることがあります。ごめんなさい。

ご意見、ご感想お待ちしてます!では、今後とも、よろしくお願いいたします!

 どんな物語にも必ず、前説、プロローグという物がある。


 例えば、何の変哲もない少年が世界を救う冒険にでる前説があったり、夢を叶えるために奮闘する主人公の紹介やきっかけを説明したり・・・

 この物語も例外なくそれが有り、またそれを話すに当たり、まずは私の自己紹介をしておかなければならないだろう。


 私の名前は、安町太平(やすまち たいへい)

 我が「安町探偵事務所」の所長兼探偵であり、マンション「安楽荘」(やすたのそう)の管理人だ。(まぁ、事務所所長と行っても、この探偵事務所には私しかいないのだが・・・。)

 おっと、このシルクハットとマントは気にしないでもらいたい。これが私の仕事時の正装だ。

 別に、怪しい者じゃない。


 数年前、火曜の夜20時からやっていた探偵ドラマに感銘をうけ、お役所勤めを辞めて探偵を始めた。

 シルクハットにマントという、何とも洒落た格好をした主人公のドラマだった。

 もちろんそれ以外にも探偵を始めた理由はあるのだが・・・。まぁそこは追々話すことにしよう。

 そしてその後、祖父から受け継いだこの6階建てビルを改装し、マンションにした。

 駅から徒歩10分、家賃も破格でコンビニも小学校も病院もすぐ近くにあるため、都内でも有数の人気の物件!

 ・・・になるはずだったが、1階にある事務所兼管理人室が目立つためか、このマンションの名前のせいか、全室を埋めるほどの住人はいない。

 見学に来た方はたくさんいるのだが・・・、私を見るなり帰ってしまう方もいる。何がそんなに気にくわないのか・・・。


 少し話がそれてしまった。

 まぁとにかく、住人こそは多くない物の、「みんなが安心して、楽しく暮らせるマンション」のコンセプト通り、事故物件もなく、ごくごく平凡で平和な日常が続いている。

 ただし、管理人が探偵ということもあり、マンションの住人からの大なり小なりの相談事が「時折」ある。

 私は探偵として、そして管理人としてこの相談事を受けるわけだが・・・。


 もうお解り頂けたかな?

 そう。この物語は、そんな面白くも奥ゆかしい、安楽荘の住人たちのお話だ。

 そしてすでに今、最初の物語が扉を叩こうとしている。

 では早速、扉を開いて物語を招き入れるとしよう・・・。





 おっと、そうだった。

 この物語には登場人物による格好いいアクションとか、まるでドラマの様なのサスペンスとか、そういった要素は期待しないで頂きたい。

 あくまで安楽荘の住人たちによる「日常」の物語なので、ね。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ