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三日月  作者: まねきくま
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口を開けばボロが出る?

お待たせしました。


結構難産でした

肝心の「岡崎 樹」は来てすぐにお父さんが二人で話したいからって引きずっていっちゃったせいで此処には現在姿はない。


きっとこってり絞られてるんだろうなとは思うけど、「岡崎 樹」がお父さんの上司の息子だっていうのがあるからお父さんが怒って婚約破棄してくれるとは思えないし、この関係が白紙に戻る事は考えにくいんだよね。白紙に戻っても全然構わないんだけどさ。


ところで「岡崎 樹」が家に来たのは今日で二回目。出会ってからの期間が短いせいもあるけどよく考えたらお互いの家を行き来する回数少なくない?お互いの家に顔合わせって形で行ったのが最初で最後。


もっともデートとかした事ないし、大体において顔を合わせるのも指で数えられるぐらいしかないから当たり前っちゃ当たり前の話なんだけど。


今更そんな事を思ったのは


「あんた達ってお外でデートするばっかりで全然家に寄り付かないわよね?仲がいいのは構わないけど、あんた岡崎さんに送ってもらったりしてるの?」


なんてお姉ちゃんに指摘されたから。


あっ、そうか。デートとかして遅くなったりした時とかは、送って貰っちゃったりするのが普通だったりするよね。お姉ちゃんに言われてから、とんだ伏線が潜んでいて他の人を欺くにはマズイんじゃないかと本気で考え始めた。


しぶしぶでも契約を了承してしまったからにはどうしようもないし、フリは続けなくっちゃいけないんだろうから何か対策を考えなくっちゃ。


後で話し合わなくちゃいけないけど、直接話すのはちょっと苦手なんだよね。だからと言ってメールじゃ危機感が伝わらないような気がするし仕方ないのかな・・・。


お姉ちゃんの話には適当に合わせて喋っていたけど


「あなた達って、いつから一緒に住むの?てか、新居って決めたの?」


なんて質問には一切答えられない訳で、はっきり言って「岡崎樹」が何処に住んでるのか分らない私は


「どうしようかな?」


なんて言葉を濁すしかなかった。だから却ってお姉ちゃんの口から


「岡崎さんの住んでるマンションってセキュリティがしっかりしてる訳じゃ無さそうだし、ワンルームっぽいじゃない?だから二人で住むには向いて無さそうなのよね。岡崎さんがどう考えてるのかは知らないけど。大丈夫なのかなって思ったのよね。」


なんて聞いたのはビックリしたよ。


まぁ義兄さんにかかれば住所から割り出してどんな所かすぐ分かっちゃうんだろうけど。


「岡崎 樹」は、てっきりあの両親の所にパラサイトしてるものだとばかり思っていたから、まさか一人で住んでるなんて考えてなかった。美香ちゃん情報からもそんな事聞いてないし。


まぁいい歳だし、いい加減親の脛かじってるのもどうかと思うから、それはそれでいいのだろうけど。


でも一番思ったのは、結婚する事になってる本人よりも、周りの方がいろいろ考えてくれてるって事。


それなのに私がしようとしてるのは皆を騙す事なのだと自覚があるから心苦しい事この上ない。


それなのにあの男ときたら、飄々としていて罪悪感の欠片も無いように見える。もっとも、一年後には彼女を取り返しに行くっていう目標があるからそんな事思いもしないのかも知れないけど。

読んで頂きありがとうございます。


たぶんこのまま鈍足での更新になると思いますが、よろしくお願いします

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