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詩❲心理描写-暗❳

見えない刃

作者: 日浦海里

日常的な何気ない会話で

人は人を傷付けることが出来る


その人の辛くて悲しい記憶を

喚起するだけの状況と言葉と

その2つだけがあれば十分に


悪意も害意も意図も要らない

状況が揃えば言葉も要らない

トリガーだけがあれば十分に


それはちょっとしたすれ違い

月が巡るたび訪れる鈍い痛み


些細だからこそ歯止めしよう

その傷がより広がらないよう


傷つけた事実を受け止めよう

意図の有無なんて関係がない


何気ない事で傷つけはしても

さり気なく癒えはしないから


頭を下げて「ごめんなさい」

その気持ちだけはせめて十分に


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― 新着の感想 ―
[一言]  それができないから(もあって)私は、友達できないのかと思いました(苦笑)  それをしたく(しあいたく)ないから(もうあって)私は、友達できないのかと思いました(苦笑)
[良い点]  考えさせられました。  悪気はない、ということは頭では解っていても。  気持ちはついていかない。と、いうすれ違い。    いつでも、どちらの当事者にもなり得ますよね。  >何気ない事…
[一言]  こうしたとこで傷付けたのだと気付くことも稀で。  傷付いた側も、時とともに仕方ないことと思うのかもしれませんが。  それなりに仲のいい相手ならなおさら踏み込んで話すので、もしかしたら可能…
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