登場人物紹介
グレイル・カルス
(年齢は2007年8月のもの)
35歳。オーストラリア・キャンベラ出身。職業書道家。
日本人だった祖父の影響で書道の世界へ。日本に来たのも本格的に書の世界を極めたいと思ったからだとか。
生まれつき余り身体が丈夫では無く、オーストラリアに居た頃から空手、カポエイラ、ムエタイ、キックボクシング、カンフー、太極拳(剣術、槍術含む)、クラヴ・マガを学んで、身体を丈夫にしてから20歳の時に日本へとやって来た。そのおかげで過激なバトルに耐えられる体力と精神力を身につけた。
現在も体力維持の為にそれらの格闘技は出来るだけ続けている。
熱血漢だが慎重な性格でもあり、相手の戦い方は事前に研究してから挑む。
仲間内ランク付けバトルテスト、35人中堂々の第3位。
グリセルダ・リスタール
(イラスト:天界音楽氏)
28歳。アウストラル国人。女子大生。
リスタールのたったひとりの伯爵令嬢である。大柄で派手顔の美人。
その恵まれた体格とタフネス、筋力で男をちぎっては投げちぎっては投げ(物理的に)してきたお転婆さんなので嫁の貰い手がない。自分より強い男に嫁ぐ夢があったが、今は賢い男を婿にと、サイネールにアタック中。
サイネール・ノレッジ
(イラスト:天界音楽氏)
25歳。アウストラル国人。大学生。
魔術の大家ノレッジ侯爵家に生まれながら、ほとんど魔力のない青年。父親に疎まれ、母親ごと捨てられた。
術を使えなくても使える魔道具の研究や、そもそも魔術を用いない機械の研究をしている。最近グリセルダにつきまとわれて困惑している線の細い男。マレビトに異様な興味を持っている。
ムート
(イラスト:天界音楽氏)
60歳。アウストラル国人。グリセルダの執事。
元々はリスタール侯爵家に仕える家令だったが、グリセルダが王都に独り暮らしをすることになったため、家令の位を降りて彼女専属になった。グリセルダを幼少時からよく知っており、彼女に剣術の基礎を教え込んだのも彼である。




