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LIAR・TEAR ~ライアー・ティア~  作者: 八瀬蛍
第一章 彩と緋和の出会い
69/91

69.知ってる?

「そういうわけじゃ、ないけど…………。ねえ、どうしてそんなに緋和ちゃんにこだわるの?」

「……緋和が、優しいからだよ。優しいのに、不器用で……。だからその優しさに気付いてもらえないでいる。そんなのってないと思うんだ」

「緋和ちゃん、優しい……?」

 思わず声に出ていた。だって、緋和ちゃんはいつも怖いし、言葉に棘があって……。とても優しいなんて思えない。

「だからアンタは……。この前、夜中に発作を起こしたことがあったでしょ? 看護師さんや先生たちに教えたの、誰だか知ってる?」

 発作を起こしたときはツラくて、それに夜だし眠いし、憶えていない。

「緋和だよ。ベッドから起きられなかったから大声出して、看護師さん呼んでた。」

「だからあんな……。」

 先生も驚きの表情だった。言葉と表情からして先生もこのことは知らなかったのだろう。

「先生も知らなかったのかよ……。ねえ……先生はどっちが正しいと思う? 入院は嫌だから逃げる西尾さんとそれを否定して叩く緋和。」


 夏目ちゃんの質問で空気が少し張り詰めた気がした。

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