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第五話

今日から、この世界の常識と魔法、戦闘技術を習う。


常識の授業が終わり、次は魔法の授業になる。今から魔法適正の検査らしい。なんの魔法に適正があるか楽しみだ。


「えー、それでは魔法の授業を始める。

今日は魔法の適正検査。各自机の上の水晶に触れて欲しい」


あぁこの水晶か。おそるおそる触れると透明な光と青と黒の光が出た。


「その水晶に灯った光が君達の適正だ。それでは属性ごとに分かれて講義を受けてもらう。複数の適正がある人は最も強い光を放った属性の方に進んでくれ。」


常識の授業で属性については学んだ。

火、風、水、光、闇、雷、氷、無だ。

中でも無魔法はユニークに分類される。

つまり僕はユニーク魔法が使えるということだ。


というわけで、無魔法の授業に進んだ。

無魔法の授業に来たのはたった5人だ。


「えー、それでは無魔法の授業を始めます。時々勘違いされるのですが、基本的に魔法には詠唱は必要ありません。必要なのはイメージ。魔力を操り、魔法を使うので、今から魔力操作の練習とします」


へぇ、詠唱はないんだ。

ちょっと期待してたのに。

まぁその方が使いやすそうだしいいや。


「魔力を操作するために、まずは魔力を感じなくてはなりません。体の中に魔力があるイメージをしてみなさい。イメージができたらそれを動かしてみなさい」


ここからもうイメージか。

そうだな、体の中だから心臓かな。ああこれが魔力かな。これを全身に巡らす!


「あぁ全員できましたね。魔力操作はこれでいいです。

次は魔法ですが、ユニーク魔法はその人の性格やステータスの能力などで変わります。自分のイメージをすれば魔法は発動できます。それではここから自習とします」


えぇーこんだけー。

まぁいいか。言われた通りにしよう。

しかし、自習か。じゃあ今日はずっと魔力操作の練習しようかな。なかなか便利そうな技術だし。

周りの人たちはもうスゴい魔法を発動してる。

詳細はわかんないけど一人は大砲を、一人はギロチンを、一人はハリセンを、一人は裁縫道具を、一人はぬいぐるみを出してた。

まぁそんな感じで他の人が魔法を発動してる間、魔力操作に励んだ。

魔法訓練の時間が終わったあと、僕はステータスの確認をした。それがこれだ。


《ステータス》

名前:悪鬼 桜満

種族:人族

年齢:17

職業:観察者・暗殺者


【スキル】

「魔力操作Lv.4」New!



魔力操作スキルが獲得できたな。

さて効果の方は、


「魔力操作」


魔力を操作する力。

それ以上でもそれ以下でもない。

極めればいい。

損はしないだろう。



よくわからないけど、まあいっか。

今日はもう寝よう。おやすみ…

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