嵐の中で。
他の作品も書いてみたい。。
「琉帰ろー。」
「おぅ、すぐ行く。」
こないだの鳳翔さんとのプール楽しかったなー。
「ね、琉。鳳翔さんとのプール楽しかったね」
「おーそだなー」
「適当だなー。」
ま、でも琉も楽しかったであろう。
「あ、あの神崎君ちょっと良い?」
「ん、あー」
「良いよ、琉行ってきな。先帰ってるよ。」
「分かった。それじゃ、またな。」
あーまた告白かなー?
こないだみたいになるの嫌だから帰ろう。
そーいえば今日ゲームのイベントあった気がする。
早く帰ろう。
「お嬢さん?」
え、誰だろう。
「は、はい。」
「道を訪ねたいんだけど。ここはどーやって行くのかわかる?」
あー面倒臭い奴か。
さっさと済ませてゲームしに帰ろう。
「えーとそれならあそこを右に曲がっt....」
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ん…ここは?
ッ…頭クラクラする。。
何か暗くない!?
俺確か道を訪ねられて…あれ?
それからどーしたっけ?
もしかして…これ攫われた??
何かしたっけ?恨まれる事…。
琉の隣にいるから??
そんな事の為だけにしないよな。
「誰かいませんかー?」
………。
いない…みたいだな?
周りにあるのは古びたパイプとかだから。
何処かの廃工場とかか?
ガラガラ
ん、シャターか何か開いた音かな?
誰か来たのか?助かった…
「やぁ、可愛い可愛いお嬢さん」
、、、その声はあの時の!?
「思い出してくれて嬉しいよ」
「何の為に私を攫った?!」
これが一番大切な質問。
これの回答によって何個かの可能性に絞られる。
「ある人に依頼されたんだよ」
「ほぅ…」
つまりは俺の事を嫌ってる人や邪魔だと思ってる人。
琉の告白した人か?
それだと…人が多過ぎる。
ダメだ…情報が足りない。。
「それでね。捕まえたらさっさと始末する様言われてたんだけど…七瀬ちゃん可愛いから意地悪しちゃおうと思ってるんだよ…エヘヘ」
コイツ、ヤバイ!!
鼻息荒いし!何かもー表情とか変態そのもの。
と、とりあえず時間稼ぎ。
「な、何をする気?」
「えーそんなの決まってるよー。七瀬ちゃんの体を色々とねエヘへへ」
ヤバイ、本当にヤバイ。妄想までされてる。
寒気がする。
「どーなっても知らないよ!?」
「またまたー強気な事言っちゃって!ここには誰も来れないよ〜」
「いや、アイツは必ず来る」
そう、あの親友は必ず見つけ出してくれる。
発信機とか付けてるだろーし。
「あ、それから発信機らしき物は取らせて頂いたからね」
終わった…。
こんな奴に侵されるのか。。
「それじゃ、いっただきマース」
「や、やだ!ヤメテ!」
「うへへへ」
「助けに来てよ!琉!!!!!!」
「来ない来ない。さて、まずは上着をビリビリっと」
「ヒッ…」
「可愛い下着だ…ウへへエヘヘ」
「や。………。」
声が出ない!?
もぅ、ダメだ怖過ぎて。。
ガッシャァァン!!
「待たせたな!無事か!?」
「な、何故ここが!?」
「遅い!琉」
「お前か?お前が皐月をこんな姿にしたのか?」
「だったらどうする?こっちにはこれがあんだよ!」
なっ……。
セントリーガン2台、クレイモアが至る所に沢山。
さっきの暗闇じゃ分からなかった。
「一気にやっちまえ!」
ダダダダダダダダダダ
バヒュンチュンチュン
「あ…あぁ…琉?琉?琉!ねぇ…死なないよね…返事してよ」
「無駄だよお嬢さんあの嵐みてーな弾幕の中じゃ」
「煩い!あの馬鹿は絶対に生きてる!」
「その通りだ…」
「なっ…どうやって生き残った!?」
「丁度鉄パイプが落ちてたもんでね」
「ひ、ひぃぃぃぃぃいい」
「逃がすかぁぁぁぁあああああ」
ドオンドォォオン
「ちっ、爆弾か。皐月大丈夫か?」
「う、うん。」
「何とも無くて良かっt....」
「琉!?」
…!?
大量の血じゃないか!?
「琉大丈夫!?ねぇ!いつもみたいにアホな所見せてよ!」
「ハハッ今回はキツイかもな…皐月聞いてくれ。」
「な、なに?」
「お前が好きd、、」
「バカ!今は冗談言ってる時じゃ…琉…?ねぇ、起きてよ琉!りゅぅぅぅぅぅぅぅぅうううううう!!」
………。




