表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/54

鬼教官

ご意見など待ってます!

「はーい、じゃぁ今日は歩き方を練習しましょう」

「はい。」

歩き方なら何もないかな?

「それじゃぁ、まず普通に歩いてみて」

言われた通り普通に歩いてみる。

「全然ダメね!そんなんじゃ、そのスタイルを活かしきれて無いわ!!」

出来れば活かさず平和に過ごしたいデス。

「そんな不満そうな顔し無いで。そーね、じゃぁ鳩尾から脚が生えてるかの様に歩いてみて」

言われた通り歩いてみる。

意外に難しいな。

「そーそー良い感じよ。それじゃ此処からあそこまでを30往復してみようか♪」

⁉︎

「え、ちょっと待ってよそんなにやる必要あるの?!」

「七瀬さん」

「はい!」

「やって。」

「いや、だからやるi...『やって』…はい。」

怖い。この子怖い。この子に限らず女子怖い。

言われた通り意識してやってみるか。

「もっと意識して!」

「はい!」

「長く見せる様に!」

「はい!」

「お尻を振る様に!!」

「はい!…え!?」

「返事ははいでしょ!」

「はい!」

女子怖いよぉ…

………………………………。

「はい、ラスト2回とびっきり良いのお願いね」

キツイ…もぅ足が…

「背筋曲がってる!もっと張って」

「はいぃぃ!!」

「あら、こっちの歩き方も良いかも後でやってみましょう」

「いやです!」

「やってみましょう」

「はい。」

この人鬼だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「新しい方も良かったわね」

「そ、そーですか。」

「それじゃ次はこれやってみましょう」

「絶対にいやです」

「やってみましょう!」

「いy...はい…」

「それじゃそれ30往復した後今までのをおさらいするから」

「いやぁぁぁぁぁぁあああああいあああ」


その悲鳴の後に彼女を見たものはいなかった…。

結構皐月ちゃんも大変ですね笑

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ