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東方姉妹記  作者: 葉織 水奈
魔法編
22/26

睡眠の能力

「呼んだ?」

 突然何処かから声が聞こえた。

「え……!!」

 魔女の三人が私と那穂海の後ろを見て驚いている。

 何なのか分からなかったので、私達も後ろに振り返った。

「「あ!」」

「誰か呼んだよね」

 そこには、スキマから上半身を出している紫さんの姿があった。

「ゆ、紫! なんでいるんだ!」

 魔理沙さんがまだ驚きが消えていない状態で言った。

「ん~、那穂海ちゃんが何処まで強くなったかな~って思ってね」

 少し言葉を考えながら紫さんは言った。

「嘘でしょ」

 パチュリーとアリスさんに別の用件できた事は見透かされているようだ。

「まぁね。本当の要件は貴方の方よ」

 そう言うと、扇子で私を指す。

「私ですか?」

「ええ。貴方の能力のことよ」

「お!紫はすでにわかってるんか!」

 魔理沙さんが早く聞きたそうに問う。

「ええ。大体の事はね」

「紫さん、お姉ちゃんの力ってどんなの?」

「教えてください、紫さん」

「分かったわ。今言うから」

 会話に少しの間が出来る。

 私達五人は黙る。私は、自分がどんな能力を持っているのかとても気になってしまい、ドキドキしている。

「直海」

「はい」

「貴方の能力は……



 



 夢を操る程度の能力よ」



「夢……」

 私はイマイチ理解が出来ない。

「夢? あの、寝てる時に見るもののことか?」

 魔理沙さんが聞く。

「そうよ。直海はあらゆる夢を操れるわ」

「それだけ? もう少し何かあるのかと思ったけど」

 私は少しだけホッとしてしまう。特に変な能力ではなかったためだ。

「簡単に言えば、睡眠状態の時に見る夢を操ることしか出来なさそうだけど」

「だけど?」

 まだ何かあるような言い方をする紫さん。

「他人の夢を操作出来る事はもちろん、起きてる人を睡眠に近い状態に陥れることも出来るわ。あ、あと希望や願いの事を指す夢も操れるわ」

 ちょっと説明内に引っかかる文があったような、無いような……

「とりあえず、この説明はまた今度に。後は三人に頼むわ」

 紫さんが説明を終わらせようとする。

「ちょ、ちょっと待って!こっちはあんまり良くわかってないんだけど」

 パチュリーが紫さんを止めようと試みるが、

「私、今眠いから~。それじゃ~」

スキマの中に消えてしまい、今までそこにあったスキマもなくなってしまった。

「……」

 ここにいる全員が黙ってしまった。


「逃げていったぜ、紫の奴」

「ホント、どうして説明を投げ出すかな」

「困ったわね」

 ハァ~、と溜息をつく魔女三人。

「お姉ちゃん」

 那穂海が私に話しかけてきた。

「なに?」

「お姉ちゃんの力ってさ、すごいの?」

「う~ん、なんとも言えない感じね」

「へぇ~。みてみたいな、お姉ちゃんの力」

 見てみたい、と言われるが、自分の能力の詳細がわからないため、下手に使うことが出来ない。

「とりあえず、『夢』と聞いて思いついた事を言ってみるか」

 魔理沙さんが提案する。

 その提案に私や他の人達も乗った。



 皆で色々と夢に関する事を出し合い、私が持つ能力の事が少しずつわかってきた。

「ここまでの事をまとめると……」

 パチュリーが今まで出された事をまとめる。

「直海の能力は、睡眠の時に見る夢を操れる。細かく言うと、他人の夢に入り込み夢に出てきたり、外部から干渉できたりする。」

 一呼吸入れて、

「更に、賢者の言っていた『希望や願いの事を指す夢』も操作可能。例えば、なりたいものを願うとその願い、夢が叶う。こんな感じかしら?」

 まだ細部まではまとまってないものの、おおまかな内容は理解出来た。

「まぁそんな感じよね。後は紫に聞かないとわかんないぜ」

「そうですね。とりあえず、私の能力のことはまた次回にしましょうか」

 さすがにこれ以上は私達では理解は出来ないと思ってしまった。

 大体の能力の説明をまとめ、自分の能力が少しややこしい物だと思ってしまった……



ア「そういえば、那穂海ちゃんの方はどうしようか」

魔「そうだった。パチュリー、今何時だ?」

パ「もう昼過ぎよ」

直「お腹すきましたね」

那「ご飯食べたーい!」



次回もお楽しみに!

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