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東方姉妹記  作者: 葉織 水奈
魔法編
21/26

謎の能力

「着いたぜ」

 魔理沙さんの魔法によって、ものの一分で紅魔館正門前にやってきた。

「うまくいってよかたね」

「ああ」

 アリスさんの褒め言葉にニッコリと笑いながら返事をする魔理沙さん。

「ねぇ~みんな。門番さん、寝てるんだけど」

 那穂海が正門前でそう言った。

 私達も本当か確認してみると……

 

 zzz……


 壁に寄りかかりながら立ち寝をしていた。

「本当に寝てますね……」

「いつものことだぜ……」

「大丈夫なのかな?この門番……」

 やや呆れ顔になってしまった。

「まぁいいや。図書館にいこうぜ」

「ですね」

 門番の事は放っておき、私たちは紅魔館内の大図書館へ向かった。



 久しぶりにやってきた紅魔館内だったが、やっぱりいつも通りホコリ一つ見つけられない綺麗さが保たれていた。

 朝の時間のためか、妖精メイドがあちこち忙しそうに飛び回っていた。

 正面から右側通路に曲がり、真ん中辺りの部屋に入る。

 かと思ってたら、

「こっちからのほうが良さそうだ」

 魔理沙さんが何故か奥まで進んでいってしまった。

「え!ここでいいんじゃないですか?」

 私が確認すると、

「まぁそっちでもいいが、パチュリーに迎撃されかねないからな」

と言って、一番奥に進み、右に曲がっていってしまった。

「そうなん、ですか?」

「魔理沙、毎回ここから色々盗んでるからね」

「ぬ、盗み!」

「ええ。手癖が悪いから、あなた達も大事なものには特に注意しなさい」

「は、はい」

 魔理沙さんの悪の面が見えた所で、私達も魔理沙さんが行ってしまったところへ向かった。


 右側通路の一番奥には、右の方に階段があった。

 明かりが急に少なくなり、下へ向かう階段は紅と黒が混ざって気味が悪い色となっていた。

 階段を降り終えると、すぐ右に大きな扉があった。

 暗い地下通路には他に扉が見受けられないが、なぜか奥に伸びていた。

 魔理沙さんが扉の取っ手に触り、奥へ押した。

「パチュリー、いるかー!」

 魔理沙さんがパチュリーの名前を呼んだ。

 ここも本棚が均等に並べてあり、書物がたくさん収められていた。

 ただ、天井が存在しているため、多分二階構造なのだろう。

「あれ?おっかしいな」

 パチュリーの返事が無いため、困った魔理沙さん。

「まだ寝てるんじゃないの?」

 アリスさんがそう言う。

「いや。いつもは起きてるはずだが……」

「もう一回読んでみては?」

「だな」

 もう一度、魔理沙さんがパチュリーの事を呼ぶ。

 すると、

「こっちにいるわよ」

 小さいが、奥にある本の山から声がした。気がする。

 声のした元へ向かってみると、椅子に座りながら本を読んでいる紫ばかりの服の人がいた。

「ここにいたのか。来たぜ」

 魔理沙さんが挨拶をした。

「アリス。例の子は?」

「ここにいるわ」

 そう言うと、アリスさんは那穂海をパチュリーが見える位置に行かせた。

「パチュリーさん、こんにちは!」

「こんにちは。能力の方は慣れたかしら?」

「うん!いっぱい出来るようになってきたよ」

「ならいいわ。今日から魔法を教えるわ」

「分かった!」

 パチュリーにそう言われ、那穂海は元気よく返事をした。

「さてと……問題は直海の方よ」

「そうね。何かわかるかしら?」

 パチュリーは立ち上がり、私の元へやってきた。

「…………」

 そして、真剣な顔になり、私を見回す。

「……何かしら……難しい能力ね」

「私の見解だと、意識か無意識に関する能力のはずよ」

「へぇ~。確かに、その系統が強そうだぜ」

 魔女三人が困った表情になる。

「魔理沙。地底の妖怪に出会った時の感じた感覚で調べてちょうだい」

「地底?ああ、あの姉妹かぁ」

「ええ。目の前で弾幕張ったことあるんだから、多少なりとも私達よりは分かるはずよ」

「OK。やってみるぜ」

 今度は魔理沙さんが私を見回す。

「……ある程度判明したぜ」

 魔理沙さんがゆっくりと言った。

「多分……無意識関連と思うぜ」

「無意識……また厄介なものね」

「まぁ、向こうの妖怪よりは、性格の心配は無いでしょう」

 私の能力がよくわからないまま、数分経過してしまう。

(なんか、ややこしい能力を持ってるのかも……?)

パ「ホント、何なのかしら」

ア「そうね。やっぱり私達だけじゃわからないわ」

魔「ああ。紫か霊夢だったら、すぐわかるんだが」

パ&ア&魔「はぁ~~……」


?「呼んだ?」

パ&ア&魔「え……!!」

那&直「あ!」



次回もお楽しみに!

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