白黒の魔術師
今回はいつもより字数が少ないです。
ご了承ください。
能力があるらしい、とアリスさんと那穂海に言われた翌日……
今日は那穂海の能力兼魔術の練習と、私自身の謎の能力? を調べるべく、久しぶりの紅魔館へ出かけることになった。
アリスさんと私達が出かける準備をしている時。
「アリスー!そろそろ行こうぜ」
玄関方面から誰かの声が聞こえた。
「あっ、魔理沙だ!」
那穂海が反応して、さっきの声の主と思われる人の名前を言う。
「無視でいいわ。とにかく準備よ」
アリスさんは私達に声の主を無視して準備を終わらせるよういった。
数分後、準備が全員出来たので外へ出る。
「遅いぞ。くたびれたぜ」
白と黒だけの、見た目からして魔女の服装の人がいた。
「しょうがないでしょ。この子達も居るんだから」
アリスさんが言い返した。
「魔理沙~!」
那穂海が魔女服の人に飛びつく。
「オオッと!久しぶりだな。元気か?」
「うん!元気だよ!」
那穂海がすごく明るい声で言った。
「で、この子が那穂海の姉か?」
「うん!直海お姉ちゃんだよ」
「そうかー。私は霧雨魔理沙だ。よろしくな!」
魔理沙と名乗った人が手を上げて挨拶をした。
「よ、宜しくお願いします」
那穂海が言ったいた人との対面で、少しばかり緊張してしまう私。
「さて、早速行きましょう」
アリスさんが話を変えた。
「そうだな。ところで、那穂海達は飛べるのか?」
「ううん、飛べないよ」
「そうか……どうする?アリス?」
「そうね……とりあえず、飛べるようになるまでは魔理沙の魔法でいいんじゃないかしら?」
「ゲッ!マジかよ。あれすごく疲れるんだぞ」
魔理沙さんが辛そうな表情になる。
「私もサポートするわよ」
「なら大丈夫だな。早速始めるぜ」
そう言うと、魔理沙さんが何らかの呪文を唱え始めた。
アリスさんも少々集中した表情になる。
魔理沙さんの呪文が数秒で終わる。
「ふたりとも、こっちによってちょうだい」
アリスさんにそう言われたので、私と那穂海は二人の近くに寄った。
「絶対に今たってるところから動かないでね。一歩でも動いたら何処かに放り投げられるから」
「あ……はい」
「わかった!」
何処かに放り投げられるって……
そうこう思っているうちに、足元に黄色く光り輝く魔法陣らしきものが現れた。
「****!」
最後に何と言ったのかわからないが、どうやら呪文が全て言い終えたらしく、突然何処かに移動するような、飛ばされる感覚が全身を襲った……




