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東方姉妹記  作者: 葉織 水奈
紅魔編
10/26

決断の日

書き直しの部分です。

前後と話が繋がるかわかりません。

ご了承ください。

あれから一週間。

私の方は咲夜さんのお手伝いをするため、紅魔館の中でお仕事をたくさんした。

那穂海は紫さん、霊夢さんのお陰である程度能力が扱えるようになったらしい。

私も、那穂海も、とても楽しい日々だった。


しかし、この日、衝撃の事を伝えられた。


レミリアに呼ばれ、彼女の部屋に行った私達。

そこには咲夜さんもいた。

私達二人が入ってくることを確認し、レミリアがこういった。


「ふたりとも、幻想郷ここを離れ、現実に帰れる日が来るわ」


突然の報告だった。

「現実に・・・帰れるんですか・・・」

私が半信半疑に聞くと、

「そう。現実よ」

レミリアはきっぱりと言った。

(現実かぁ。久しぶりに聞いた気がするな・・・)

とうとう現実に帰るための道が開いたのだ。

でもなぁ・・・

「二日後、賢者がお迎えに来るそうです」

咲夜さんが言った。

「でも、現実に帰るのは今回限りよ」

レミリアの言葉に、

「・・・え?」

といってしまった。

「ど、どういう事ですか?」

「幻想郷が結界で隔絶された場所、と言うことはわかるはずよ」

「はい」

「結界を何度も無理やりこじ開けると、幻想郷が崩れる。だから、賢者は今回限りしかできない、っと言っていたわ」

「今回・・・限り・・・」

まさかだった。

もし今回帰らなくとも、もう一度ぐらいはあると思っていたからだ。

「お悩みのようですね。二日後、お答えを伝えにこちらにきなさい」

「・・・はい」

私たちは黙ってレミリアの部屋を出ていった。




自分たちの部屋に戻るが、話がなく、静寂だけが空間を包んだ。

(どうする・・・)

「・・・ねぇ、お姉ちゃん」

那穂海がゆっくりと口を開く。

「お姉ちゃんは、お家に帰りたい?」

「私は・・・家には帰りたい。お母さん達が心配してるから。ただ・・・」

それ以外には面白みを感じていなず、行きたくなかった・・・

「わたしは・・・ここにいたい・・・」

那穂海はそう言った。

「もちろん、お母さんとお父さんには会いたいよ。でも・・・」

一拍おいて、

「学校には・・・絶対に行きたくない・・・」

私と大きな意見は一緒だった。

でも、那穂海はもういじめには耐えられないといっている。

私の理由よりも、もっと深刻な事が理由だ。

「ねぇ、もし私が家に帰ると言ったら、どうするの・・・」

最後にこれだけは聞きたかった。

「その時は・・・お姉ちゃんと行く・・・」

そう言うと、那穂海は黙ってしまった。

私もかける言葉がなく、自分の判断を決めるべく、思考を自分のことだけにした。


その日から、私たちはほとんど話さなくなった。








次の日、咲夜さんに布と糸、綿などを頼んだ。

咲夜さんは、全て持ってきてくれた。






そして、決断の日・・・

私たちは黙ったままレミリアの部屋に入った。

今回は、紫さんと霊夢さんもいた。

「どうかしら。覚悟を決められたかしら」

レミリアが問う

「わたしは、ここに残ります!」

那穂海はそう決めたようだ。

「直海、あなたは」

「私は・・・




 ここに残ります」



「そう。分かったわ」

紫さんが言った。

「ホント!お姉ちゃん!」

「そう決めた」

「やった!」

那穂海があまりの喜びに飛び跳ねていた。

「そう。いい心構えよ」

レミリアがほんのすこしだけ笑みを浮かべた。

「これで、あなた達も幻想郷の住人よ」

と、紫さんが言った。

「あの、紫さん」

「なにかしら?」

紫さんに封筒を見せる。

「もし出来れば、これをお母さん達のところへ持って行ってくれませんか」

紫さんは少し考え、

「いいわ」

封筒を受け取って、スキマに入ってしまった。

「さてと、重大な決断のあとなんだけど」

「どうしたんですか?」

「いきなりだけど、あなた達に旅をさせようと霊夢たちで決めたのよ」

「旅、ですか」

なんだかいきなりすぎる気が・・・

「那穂海の能力のこともあるし、何より幻想郷をしっかり知ってもらうためよ」

霊夢さんが言った。

「どこに行けばいいんですか?」

「これが、幻想郷の地図よ」

すると、霊夢さんが一枚の紙を取り出した。

「今あなたたちがいる紅魔館が大体中央くらいの所。ここから北に人里と竹林。西は魔法の森で、東が私の住んでる博麗神社。南は妖怪の山と守矢神社よ」

(うわ、結構いろんなとこある・・・)

「一番いいのは博麗神社ですが、人喰い妖怪や妖精がいて今は危険。魔法の森はほとんど人がいないのでだめですね。西はパパラッチ並の天狗とあなた方がまだ面識がないので一番危険」

的確に決めていく咲夜さん。

「となると、まずは人里ね」

「そうですね」

どうやら行き場所が決まった様子だ。

「いつ、出発するんですか?」

「そうね・・・明日にでも出発にしよう」

レミリアが決めた。

「では、私が送ります」

「頼んだわ、咲夜」

「かしこまりました」

いきなり幻想郷に残るか現実に帰るかを決め、最終的にここに残ることになった私達。

そして、旅に出ることになり、すごく大変な日々だった、と私は思ってしまった・・・


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