表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

18/25

第17話 『担任、給食の食べ方が地球規格外!?』

~昼休み、教室にて~

星司「……担任、何してるんですか?」


担任「ん? ああ田所か。見ての通り、給食をいただいている。」


陽菜「……先生、それって給食ですか? 緑色の謎ゼリーが乗ってますけど……」


担任「ああ、これが私の主食だ。給食の牛乳と混ぜておくと吸収がスムーズなんだ。」


星司「……牛乳にゼリー混ぜるとか聞いたことないですよ……」


担任「まあ見てろ。給食の正しい摂取方法だ。」


~宇宙的“摂取”開始~

\ズズズズズズ……ッ!!/

(担任、スプーンを使わず、掌を牛乳パックにかざす)


陽菜「……!? 先生、手から牛乳吸ってる……!」


担任「ふむ……牛乳にカルシウムが足りん。栄養士に言っとけ。」


星司「いや普通に飲んでください!! てかゼリーごと吸うな!!」


陽菜「……ねえ星司君……あの人やっぱり人間じゃないんじゃ……」


星司「俺だってそう思ってるよ!」


~陽菜も巻き込まれる~

担任「おい陽菜、そこのゼリー寄越せ。お前には味だけ残してやろう。」


陽菜「えっ……や、やめてくださ……あ、あああああ……甘っ……!? でもしょっぱ……!?」


星司「ちょっと先生!? 女子高生に変な体験させないでください!!」


~さらに混乱する給食当番~

\バタバタ/


給食当番「せ、先生! 牛乳が全部なくなってます!?」


担任「あーそれ俺が飲んだ。大丈夫、後で職員室に戻しておく。」


星司「どういうシステムだよ!!」


陽菜(ほっぺた赤い)「……牛乳……変な味……まだ残ってる……」


~生物の先生も参戦~

\ガラッ/


生物の先生「お〜! 先輩また給食改造してるんですか! ゼリー派っすか?」


担任「ああ、給食はゼリーと牛乳が最強だ。パンは面倒だからお前食え。」


生物の先生「やったー! コッペパンもらったー!」


星司「先生……どこまで地球の給食を宇宙化する気ですか……」


~去り際の宇宙発言~

担任「さて、牛乳だけで物足りん。来週から味噌汁も手から吸うか……」


星司「やめてくれ……俺の知ってる給食を返してくれ……」


陽菜(小声)「……私もできるようになりたい……」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ