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75.移り行く季節と恋心

やば、ちょっと寝過ごした…

時間は10時45分。昨日は朝から夜まで色々あったから、いや色々あったのは一昨日もだが。疲れがたまっていたのか、目覚ましのアラームを数回通過。出発時間に起床してしまった。


遅れると色々問題があるから、急いで準備を終えて、11時過ぎに家を出発。バスと電車を乗り継いで、みなとみらい線日本大通り駅には、11時49分到着。ギリギリ早めの到着だ。


改札を抜けて辺りを見渡すが、ミズキさんの姿は見えない。それにしても、なぜ今日だったんだろう、よほど緊急なのだろうか。何て考えてたら、すぐにミズキさん到着。11時51分に到着する急行に乗っていたようだ。さすがに今日は1人だよね。うん、1人だ。


「ごめんね、待った?」


「今来たところだから大丈夫」


「えー、本当に。なんか私達、付き合い始めたカップルみたいだね」


「いや、本当に来たばっかりなので…」


何だこのやり取り。電車乗ってライブ見に行くだけの小説にラブコメ要素必要ないでしょ。それに、今日のミズキさん、一昨日のカジュアルな装いとは違い、清楚な装いで気合が入っている。これ、2人で歩いてたら、本当にカップルみたいだな…。あ、いやいや、そうじゃない。今日の目的を果たさないと。だが。


「ねぇ、どうかな?」


「ん?何が?」


「何がじゃないでしょ。今日はちょっとオシャレしてきたんですけど」


この展開、何を言うべきなのか、何を言って欲しいのか、何となくわかる。でも、それ言うのか。どうするんだ、自問自答が止まらない。いや、ここで言わない選択肢ないだろう。そう、無いよ。もう、最初っから袋小路に追い込まれてしまったようだ。


「うん、良いね。一昨日と違う」


「何それ。わかってるでしょ。どう、可愛い?」


「う、うん。か、可愛い…」


「ありがと。さぁ、行こ」


一気に汗が噴き出る。こんなの、小説の方向性が変わってしまう。あ、どこか行く前にステージのスケジュール確認しないと。早く到着できなかったから確認できてない。どうしよう、ミズキさんと2人で行って誰かに見られるのもアレだけど。行くしかないか。


「ちょっと待って。話聞く前にステージのスケジュールだけ確認して良い?」


「えー」


「本当に今来たばかりだから、事前にスケジュール確認してなくて…」


「もう、仕方ないな…」


ライブを見るのも今日の目的の1つだからね。2人で日本大通り駅の2番出口を出て地上へ出ると、吹く風が冷たく、どんよりした天気の港町横浜。雲が厚く日差しが無いからだろうか、どこか寂し気だ。それでも今日の夜まで雨予報は無し。ライブは楽しめそうだ。


時間が早いからだろう、幸い、周辺に知った人は居ない。ステージ上は出展者の紹介だろうか、すでにイベントが始まってる。そしてステージ横のスケジュールボードを見ると、この後はラジオ番組の公開生放送が13時30分まで、ライブは14時のMINORIさんからスタート、彼女の出演は15時15分の3番手、ライブは16時20分までとなっている。なるほど。


一昨日は転換時間が短くてバタバタしてたから時間に余裕を持たせたのだろうか。彼女の出演時間は15時じゃなくて、15時15分。でもこれは急遽、一昨日に出演が決まったから、その時は15時ってことになってたのだろう。ま、俺が寝過ごさず事前に…。


「ねぇ、確認終わった?もう、行こうよ」


「あぁ、確認したから、もう大丈夫。それじゃ…」


色々考えてるんだから、途中で止めないでよ。さて、どこ行こうかって、あれ、どこ行くのか何も考えてない。決まったのが昨日の夜だし、さすがにラーメン屋とか行くわけにもいかない。そうだよな、準備が足りてなかった。どうしようかな。あ、そうだ。


「それじゃ、こっち」


「私、あまり横浜来ることが無いから、しいさんにお任せしますね。どこ連れてってくれるのかな。楽しみだな…」


「そんな期待されても…」


日本大通りを離れて一本隣の通りへ向かう。が、横で歩くミズキさんが近い、近くて緊張する。どのくらい近いかと言うと、時々腕が振れるくらいの距離で歩くんだよね。


ここまでの表情や雰囲気で、何か思い詰めてるような感じではない。会うまでは気が気じゃなかったけど、大丈夫そうだ。何て楽観的に考えるが、どんな話になるのかは、実際に話するまでわからない。あちらの方向の話ではないことを願うばかりだ。


という事で、有名コーヒーチェーン店に到着。一昨日来た時にチェックしていたから覚えてた。話するんだったら、こういう所が良いかと思ったのだが、ミズキさんは不満気だ。この店にするんだったら、わざわざ日本大通りに来なくても良いからね。


「と、とりあえずコーヒーでも飲みながら話を…」


「仕方ないな。ランチとか、ご飯食べたかったけど…」


とりあえず入ったコーヒー店だが、混んでる。事前に席を確保するため店の奥へと進んでいくと、とんでもない光景を目にする。


これはマズいな…

イートインスペースの奥に彼女とMINORIさんの姿が見える。2人で何か話ししているようだ。話は聞いちゃいけない。それに、こっちの姿を見られても気まずい。仕方ない、ここは諦めて別の所へ行こう。


「あ、ここ空いてないから、別の所へ…」


「あれ、奥の方空いてなかった?」


「いや、ちょっと。奥の方は出演者の人達が話していてちょっと気まずい。別の店にしよう」


「えー」


2人で何を話しているか聞こえなかったが、昨日の重大発表の件もあるし、知ってる人に話を聞かれるのもまずい。俺は単なる1人のファンと言う立場を貫くことを決意、この場面は見なかったことにするため、コーヒー店を後にした。


は、良いけど困ったな。この辺あまり来ることないから、知ってるのは中華街くらい。と言ってみたが、大して店は知らない。何かないかな。と、悩みながらも何気なく歩いてると、ミズキさん近いだよな。こっちも気になるんだよな。


「ゴメンね。あまり考えてなくて…」


「ちょっと減点だよ。ランチはしいさんのおごりね」


「そうですか…」


と、言われても当てはない。コーヒー店から中華街の入り口方面へ少し歩くと、横浜で有名なお菓子の店を発見。これ、お土産の定番だから年に数回食べるんだよな。あれ、よく見ると喫茶スペースもあるじゃないか。それにランチも食べられる。こんな所来ることないから偶然見つけたけどここにしよう。幸い、席は空いているみたいだ。


「ここにする?」


「良いよ。ランチもリーズナブルで美味しそう」


「う、うん。それじゃ行こうか」


初めて入る店って緊張するが、まぁ良い。店内に入ると、奥は喫茶スペース、手前は横浜で有名なお菓子の販売スペース。念のため確認したが、喫茶スペースに知った人は居ない。当然か。店員に2人っていうのも緊張する。だが、隣にいる人はすごく嬉しそうだ。


席に案内されて、ミズキさんを奥の席へとエスコート。こうやって向かい合わせに座るとやっぱり緊張するな。ここまで来て何となくわかった。今日ミズキさんはデートのつもりで来てるんだ。俺はそうだと思わずに今日を迎えた。このベクトルの違い、合わせられるのだろうか。


ま、お腹もすいたので、俺は本日のパスタセットを注文。「キノコのボロネーゼ」って多分隣の人が食べてるミートソースみたいなので間違いないだろう。ミズキさんはエッグベネディクトか、写真があるからモノは何となくわかるが初見飯だ。注文も終わって早速本題か。


「しいさんって、付き合ってる人いるの?」


「は!?」


危なっ。お冷を鼻から吹き出すところだったよ。だからこれ、電車乗ってライブ見に行くだけの小説だって。こういう展開いらないんだって。それに、何て答えればいいんだよ。


「ねぇ。どうなの?」


「どうなのって、見ればわかるでしょ」


「そうね…」


そうでしょ。これ以上はノーコメントでお願いします。


「それじゃ、付き合ってくくれる?」


「は!?」


いや、ちょっと。最初はお友達からって、そうじゃない。何でこうなる。だからこれ、電車乗って…


「ダメかな…」


「ちょ、ちょっと待って…」


「それとも、ユウナとか日奈子ちゃんの方が良いのかな?」


「え、いや…」


「と、言うは冗談で。12月18日の日曜日、幕張メッセに一緒に行って欲しいんだけど」


「何!?ま、幕張、メッセ?」


はい、急展開。振り回され過ぎて、今俺どこ向いてるかわからん。それに、汗だくだよ汗だく。もう11月で寒くなってきてるのに一昨日から汗だく3連チャンって、何だよ。


「この前の木曜日の夜に抽選結果が来たんだけど、12月18日の握手券が当たってね。最後だから行きたいんだけど、1人で行くのはちょっとね…」


「ユウ…、橋本さんとは行かないの?」


「え?今、ユウナって言おうとした?何でユウナだけ名前呼びなの?やっぱり…」


「いや。こっちのプロジェクトにも橋本さん居るから区別のため。それに、最初からユウナさんって呼ばれてるの聞いてたし…」


「言い訳は良く分かりました。私の事も名前呼びしてよ。はい、どうぞ」


「それで…。ミ…」


「え!?聞こえない。もう一回」


「あのね。橋本さんと行かないの?ミズキさん」


「うわ…。ヤバいね、これ」


「だから…。話進まねぇ…」


ミズキさん、ちょっと興奮気味になってるけど、そういう恥ずかしいタイミングでランチが届いてしまうんだよね。気まずい。


俺のパスタランチは何となく予想通り。だが、ミズキさんが頼んだエッグベネディクトとかいう代物、色彩豊かで見栄えも良いが、どうやって食べるのが正解かわからん。こういうの、自ら食べに行く何て無いからね。あ、ミズキさん写真撮ってるようだけど、SNSとかに上げないでね。何て言っても、無理か。


これを最初から読んでる人は思ってるだろう、こんな食べ物出て来るなんてって。遠征行ってもラーメン、ファーストフード、コンビニ飯くらいしか食べてないから。作者高熱出してるじゃないかと思われてるかもしれないな。


「美味しいね。ところで何だっけ…」


「12月18日に幕張メッセ行くって話だよ。どうして1人なの?」


「そう、握手会行くんだけど。ユウナ、この日結婚式だから行けないんだよね。だから、しいさん一緒に行こ」


「え?あの、ツッコミ所いっぱいあるけど、結婚式って…」


「相手はね…。って、本人じゃなくて、いとこだったかな、親戚の。ユウナ、家に行っても全然彼氏の気配無くって。安心した?」


「あ、いや。うーんとね。は、話し方…」


「良いじゃん。しいさんと話してるの楽しい。あ、それで一緒に行くときに1つお願いがあるんだよね」


「何か、悪い予感しかしないんだけど」


「大丈夫、物販列に並んで買って欲しいものがあるだけだから。もちろん、お金は出すよ」


「そうなの?それだけ?」


「それだけ」


「ちょっと待って」


俺は、彼女のライブスケジュールを確認。前日の17日は横浜でフリーライブがあるけど、18日は予定がない。それなら大丈夫か。でも、ライブの予定が変更になるかもって話があるし、何とも言えないけど。


「今の所、予定は無い。今日も遠い所わざわざ来てくれたし、付き合うよ。あ、でも幕張メッセって行ったことないんだけど」


「ありがと。やっぱり、しいさん優しいんだね。大丈夫、今度は私が案内するから」


「でも、ライブが入ったら…。いや…」


「え、何?」


「何でもない」


ライブが入ったら行かないって、言える状況じゃない。でも何か、ホッとした。色々考えちゃったけど、深刻な話じゃないし、あっち方面の話でもなかったから。


当日のスケジュールと言うか、俺のミッションはこうだ。物販は11時から開始、11時までには現地到着。ミズキさんのご所望のものを買って来る。以上だ。大したことではないが、横浜から千葉県の幕張メッセって約1時間半かかるんだよね。今日みたいに寝過ごさないようにしないと。


それと、あまり興味が湧かなかったから適当に聞いちゃったけど、とあるアイドルグループの握手会に行くらしい。ミズキさんはその中でも、この前の木曜日にライブ配信してたチームのメンバーが推しらしい。その人と握手って言うか、会いに行くのが楽しみなんだって。11時の回と14時の回の2回とか言ってたな。


「何か事前に知っておくこととかある?」


「特にないかな。だって、しいさんライブ見に行ってるし、物販の仕組みも何となくわかるでしょ。違うといえば、規模が違うくらい。1万人くらい来るからね」


「は!?1万人って大丈夫かな…」


「物販1時間くらい並ぶかな。寒いし大変かもしれないけど、大丈夫でしょ。しいさんが物販行ってる間に私は握手券消費してくるから」


屋外に並ぶのかよ。寒いのは覚悟するしかないけど、天気が良い事を願うばかりだ。実際に行ってみないと仕組みと言うか、システムが良くわからないけど、規模が違うだけで似たようなものか。どちらにしても握手会に参加するわけじゃないらしい。


「最後の握手会だし、思いっきり楽しんできたいんだ」


「え!?最後?」


「そう、最後って言ったよ。推しが卒業しちゃうから、もう会えないんだよね…」


「どういう事?」


木曜日の生配信、重大発表はメンバーの卒業発表だったらしい。その中でも、ミズキさんの推しが卒業しちゃうから、もう会えないって。あれ、やっぱり深刻な話じゃん。大丈夫じゃないじゃん。


「卒業しちゃうのは寂しいけど、他にも応援してる人居るし、チームもグループも残るから大丈夫。でも、本当の最後は1月の名古屋、行けないから寂しい」


「そういう話なら、昨日も…」


俺はここで昨日のMINORIさんの話をすることにした。1か月くらい前に大阪で初めて会ったとか、昨日のライブの事とか、来年1月のワンマンライブで活動休止するっていう話とか。だが、連中の話はあえてしなかった。


「そうなんだ、今日のライブが本当に最後かもしれないんだ」


「1月のワンマンライブが行けるかわからない。だから今日は絶対に目に、耳に焼き付けたいなって」


「わかった。でも、13時15分か…。ライブまで時間あるよね。もう少し話しよ」


「そういえば、ユウ…。橋本さんも同じグループ応援してるんじゃないの?」


「もう、ユウナで良いよ。でも、私の事もミズキって呼んでね」


「は、はい…」


「そうだけど、ユウナの推しは今回卒業しないって言うか、私の推しだけ卒業なの」


「あれ、そうなんだ。じゃ、明日の…。いや、何でもない」


「え?もしかして、ユウナからも何かあった?多分、違う事だと思う。もう、それなら私はしいさんのこと諦めるよ。うぅ…」


「何て答えればいいんだよ。そんなんじゃないと思うけど…。あ、話変わるけど、プロジェクト解散するって話聞いたんだけど…」


「あ、それね。私も昨日聞いた。しいさんのプロジェクトと一緒になるっていう話でしょ」


「は!?」


失礼しました…

大きな声を出してしまった。俺が聞いたのは情報の一部。2人がいるプロジェクトは来年1月末、実際には2月15日前後を目途に解散。と言うのも、このプロジェクトの大半が俺のいるプロジェクトに合流し、3月から本格的に一緒のプロジェクトになるらしい。これ、気まずい、気まず過ぎて仕事にならないんじゃないか。


「それじゃ、金曜日会社で探してたって話聞いたけど、もしかして…」


「そう。来年から一緒になるかもって話したくて」


「あぁ、そうですか…。それ、ユウ…、ユウナさんも知ってるの?」


「何か、呼び慣れてる。私が教えたから知ってるよ。でも、まだ確実な話じゃないし、全員合流できるかもわからない。だから、なるかもって話っ」


「なるほど…」


最後はちょっと語尾がきつかったけど、話は理解できた。俺のいるプロジェクトでは、この辺り多く語られなかった。ま、こういう話は明日になるとひっくり返ってる事が良くあるから、今は話だけで終わらせておこう。ミズキさんはストレートに表現するからわかりやすいけど、明日のユウナさんの話は何だろう、気になる。


そうだ、今の時間は。確認すると13時35分。スタートまでまだ時間はあるが、そろそろ気にした方が良い時間。それじゃ、食後のコーヒー飲んだら行きますか。


「全部話できた?」


「全然話足りない。でも、最後に大事な話して良い?」


「俺の悪い予感が当たらないよね…」


「どうかな?じゃ、最初に私がした質問に答えてね」


「何だっけ…」


「2度も言わせないでよ。しいさんって、付き合ってる人いる?」


あ、そうだった。適当にごまかして話進めちゃったけど、この店に入って最初に話してた。やっぱり、今後はこの方向に進んでいくのかな。小説の方向性が変わっちゃうな。どうなのかな。仕方ない答えますか。


「い、今はいないよ。ライブ見るだけの遠征してるくらいだし…」


「え、今は?でも良かった。それじゃ、クリスマス空いてる?」


あぁ、困ったな。クリスマスって、少し前に超悩んだ日だよ。と言っても、大阪のホテルが高くてサウナとかカプセルホテルに泊まった方が安いんじゃないかって日。残念ながらミズキさんの期待には答えられないな。


「ゴメンね。12月24日から25日は大阪遠征行ってる」


「えー。それじゃ、私も大阪行こうかな…」


「いやいや…。ちょっと…」


「冗談。だけど、クリスマス一緒にいられないのは残念だな…」


「あの。何で、こんな質問を?」


「そんなこと聞かないでよ。そろそろ時間だよ」


「あぁ、そうだね。ステージに戻らなきゃ」


13時48分、会計を済ませて店を出る。事前準備不足のゴタゴタもあって、会計は俺のおごり。次からは気を付けないと。って、次あるのかな。多分あるよね。でも、色々話もできたし、ミズキさんの事も少しだけわかった気がする。結果、プラスになったでしょ。


うーむ。小説の方向性が変わってしまいそうで、軌道修正したい。ミズキさんがメインヒロインの座を狙って仕掛けてきたのはわかった。だが、やっぱりメインヒロインは彼女「神崎ありさ」以外居ないでしょ。ここ何回か彼女出てこなかったけど、この後15時15分からは彼女のライブ。楽しんでいきましょう。


さて、ステージ前に戻りますか…

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