世界地図
ブリキャス島:1,2章の舞台。百年前にはブリキャス島はただの片田舎だったにもかかわらず今では世界の中心。特産物は海産物と魔法石。とりわけブリキャス島から取れる魔法石は純度が高く高品質とされている。長らくブリキャス王国とアジライド王国が治めていたが、最近ではブリキャス王国一国がブリキャス島の覇権を握りつつある。
ブリキャス王国:魔法技術の技術革命とアフィリエイト大陸の植民地支配、魔大陸の開発により、一気に勢力を伸ばした国。ブリキャス王国の首都ブリキャスは太陽の沈まない都と呼ばれている。
アジライド王国:ブリキャス王国に併合されかけている国。そもそもブリキャス王を君主としてブリキャス王国とは同君連合をとっていたが、急速に強まるブリキャス王国が実効支配に乗り出して終始押されっぱなしの弱小国。
EU大陸:百年前までは世界の中心と呼ばれていた土地。太古には絶対覇王アレクサンダー帝国、続いてロマニア帝国、ビザニア帝国、と多くの帝国がこの土地を統治していたが、沈黙大陸方面から来る騎馬民族により次第に帝国から諸王国へと分裂していった。
沈黙大陸:EU大陸と沈黙大陸の間には一本の細い陸路がある。しかし、その陸路付近は魔物密集地帯となっている上に海路は複雑な海流と強力な魔物の住処となっており、EU大陸と沈黙大陸との交流はほとんどない。それゆえEU大陸から見ると何が起きているか分からない大陸と言うことで沈黙大陸と呼ばれている。
魔大陸:ほとんど実態の分からない大陸。魔大陸には強力な魔物と人に似た種族――魔人が生息しているらしい。しかし、それを見て生きて帰った者はいない。
アフィリエイト大陸:温暖な気候と恵まれた食料生産量によりアフィリエイト大陸住民は労せず豊かな暮らしを送っていたが、EU大陸の技術革新により最近では奴隷貿易や戦争産業に巻き込まれて多数の犠牲者を出している。
極東列島:一説に因ればその列島は黄金で出来ているらしい。しかし、ほとんど文献はなく実態は不明。




