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転生

エネミーに乙女ゲームの本当のあらすじを話してもらってます


ブックマーク、200件越え

ありがとうございます!

「ぬぎゃぁーーー」


昼下がりの穏やかな時間に叫び声が響いた。


「お嬢様、いかがされました!」


「なっ何でもないのよ。下がりなさい」


大人しくお茶を飲んでお菓子を食べていた少女がいきなり叫んだのだ。


それも椅子から落ちるほどに。


何でもないわけは無いが、使用人では詳しく聞くことも下がることを命じられれば従う他ない。


しぶしぶという態度を隠すことなく侍女たちは屋敷へと戻る。


そんな中でも戻らない者が命じた少女以外に一人居た。


「・・・それでお嬢様、何があったんですか?」


「何もないわよ」


「侍女たちには虫が飛んできて驚かれたと誤魔化しておきますけど、俺の目は誤魔化せませんよ。大体、虫が飛んできたくらいで椅子から落ちるほど驚くなんてあり得ないでしょ。小さい羽虫なら素手で叩き潰されるんですから。それで、何があったんですか?」


「絶対に笑わない?」


「笑いませんよ、エネミーお嬢様」


芝生の上に座ったまま立とうとしないエネミーを椅子に座らせながら従者は断言した。


「ローディだから話すんだからね、お父様にもお母様にも叔母様にも誰にも話しては駄目よ」


「はいはい、で、何があったんです?」


「思い出したのよ」


「思い出した?」


「わたしがわたしじゃなかった頃のことよ」


「お嬢様、笑わないと約束いたしましたので、笑いませんが、お医者様に診てもらいますか?」


新しいカップに砂糖と檸檬を入れて、お茶を注いでエネミーに渡す。


「お父様やお母様に何て言うの?わたしがおかしくなったって言うの?」


「言いませんよ。詳しくお聞きしても?」


「長くなるわよ」


「では、続きは部屋でいたしまししょうか。本日は旦那様も奥様も公務でいらっしゃいませんし」


「そうね、夕食はいらないわ。その代わりお菓子を用意して、お父様とお母様が居ないときの楽しみだもの」


「すでに料理長にはお伝え済です」


屋敷に戻ると廊下には先ほどまで給仕をしていた侍女が待機していた。


「部屋でお茶を飲むわ。虫が飛んでこないもの」


「何事もなく、よろしゅうございました。すぐにお茶を用意します」


侍女も納得をして支度にかかる。


エネミーはローディを引き連れて部屋に戻る。


部屋と言ってもお茶をするためだけの専用の部屋だ。


「・・・お嬢様、お茶は部屋のものを使います。お菓子は料理長が新しく用意すると思いますので、お話しいただけますか?」


「そうね、順番に話すわ。まず、わたしは、日本という国に生まれて二五歳まで生きていたわ」


「二五歳、それでは心残りがおありでしたでしょう」


「どういうこと?」


「結婚をされて、お子様も一人や二人いらっしゃったと思いますので、成長を見ることが出来ず、さぞ心残りであったと推測したまでです」


「・・・独身よ」


「・・・・・それは、随分と、行き遅れていらっしゃった」


エネミーは無言で傍にあったクッションを投げた。


避けるでもなく、受け取ると何事も無かったとしてソファーに戻す。


「二五歳は結婚適齢期よ!まだまだこれからなんだから、失礼なこと言わないで」


「失礼いたしました。続きをお願いいたします」


「何だか、とても馬鹿にされている気分だわ。・・・それで、娯楽として主人公になりきって遊ぶゲームがあるのよ。ヒロインになって、本当なら恋愛することもできないような出会えない身分の高い美男子と恋愛を楽しむ。その恋には障害となるものがあるのだけど、ヒロインのひたむきさと恋のお相手と協力して乗り越えていくのよ」


「そのゲームが今、関係あるのですか?」


「あるわ、その恋愛を楽しむゲームの舞台や登場人物が、この国にそっくりなのよ」


砂糖とミルクをたっぷり入れたお茶を飲む。


簡単に用意できるものから運ばれて、テーブルにはいろいろなお菓子が並んでいる。


手が汚れることを気にせずに次々に口に運ぶ。


「・・・もぐ、そして、わたしも登場人物なのよ。ヒロインの邪魔をして最後に断罪されて命を落とす役よ」


「お嬢様、俺はお嬢様を信じています。だから全て教えてください」


「登場人物から話すわ」


ローディは黙って紙とペンを用意した。


全て書き留めるためだ。


「細かいところまで思い出したわけじゃないけど、ヒロインの恋のお相手は複数いるわ。その中から選ぶの」


「あまり褒められた状況ではありませんね。淑女としてあるまじき行動です」


貴族の婚約は、政略的、恋愛に関わらず男性から申し込むのが一般的だ。


身分が上のご令嬢から下の者への申し出もあるが、この場合は婚約ではなく、求婚という扱いで男性側が了承して、再度婚約の申し込みがある。


「日本でも褒められた状況じゃないわ。一般的じゃないからゲームの中で楽しむのよ」


「芝居を楽しむのと同じ感じですかね」


「似たようなものね、それで、登場人物だけど、第一王子・リカルド・ロン・ジェイムカンド、宰相子息・ハーベルト・スヴェルスタン、騎士団長子息・ラルフシェン・カートフン、編纂長子息・ミシェル・アーメイナ、楽団長子息・ニコラス・バハムート、あと隠れ登場人物が一人よ」


「王族に上級貴族の方々との恋愛ですか。全員、婚約者が決まっていてもおかしくないのですが、それでもヒロインとの恋愛を選ぶのですか?」


「ヒロインが誰を選ぶかに因るけど、誰を選んでも嫌がらせを受けて、健気に耐えるのよ。その耐えている姿に惚れて、お相手はヒロインに恋をして、嫌がらせをするか嫌がらせを止めない婚約者を相応しくないとして婚約破棄をした後に、処刑や処罰してしまうのよ。そして、ヒロインとお相手が結ばれるの。ゲームではここまでよ。恋愛を楽しむものだから続きは無いわ」


自分でカップにお茶を淹れて、生クリームを浮かべる。


ゆっくりと溶けるのを待つ間にクッキーを食べていく。


「ヒロインが身分差を乗り越えて恋をすることを楽しむものですから言っても仕方ないのでしょうけど、現実に上位の方を嫌がらせ程度で処刑というのは君主制度でもあり得ない罰ですね」


「元婚約者が生きていたら安心できないからじゃないの?」


「まぁそれも考えられますが、それよりも先に、婚約解消を願い出て穏便に済ますことが礼儀かと思いますね。思い人が出来たと言えば、よっぽどの政略が無い限りは優先されますから」


「って、わたしに言われても困るわ。そういう話なんだから」


「そうですね。失礼いたしました」


書き留めていた紙をまとめて新しい紙を用意する。


「ほかに登場人物は居るのですか?」


「居るわ、わたし、大公家令嬢エネミー・ローリスキン、公爵家令嬢ユーリシア・ロドリー、第二王子リチャード・ロゥ・ジェイムガンド、ゲーム内では名前はないけど、国王、王妃、側室、学院長・・これくらいだったと思うわ」


「第二王子は恋の相手では無いのですね」


「えぇそうよ。第一王子リカルドが国王としての資質に欠けるから裏から政を行う実質的な王の扱いだったわ」


「・・・何だか一気に現実味を帯びましたね」


公の場で婚約破棄をする王など能力を疑われても仕方がない。


最後の帳尻合わせで第二王子は居るのだろう。


「登場人物はこれくらいよ。あとは話の流れなんだけど」


「何か問題でも?」


「ヒロインが恋のお相手を選ぶまでにも話があるのよ」


「それはどういった?」


「エネミー育成」


「それは悪趣味な」


無言でクッションを投げる。


避けることなく受け取り、ソファーに戻す。


「コホン」


「エネミーをどういう思想の持ち主に育てるかで、その後のヒロインの恋のお相手が変わるの。まずは、貴族階級主義、軍事否定主義、騎士否定主義、歴史否定主義、芸術否定主義に分けられるわ。貴族階級主義はリカルド、軍事否定主義はハーベルド、騎士否定主義はラルフシェン、歴史否定主義はミシェル、芸術否定主義はニコラス、というようになるの。ヒロインはエネミーから恋のお相手の誰かの悪口を聞かされて、そこからヒロインは敵対心を燃やして、お相手と仲良くなろうとするのよ。エネミーと直接やりあうことは無いけど、ヒロインは根に持っていて、断罪のときに婚約者の罪と合わせてエネミーの発言も罪として告発し、勇気を出して上級貴族の罪を明らかにした下級貴族として崇め奉られる」


「お嬢様、大方の話は分かりました。それで、エネミーをどうやって育成するのですか?」


「どうして詳しく知りたいの?そんなの無くても大丈夫でしょ?」


「いえ、教育・・・・・後学のために知識として知っておこうかと思いまして」


「しっかりと聞こえていてよ。大体、そういう思想を持つように教育係を選ぶだけなんだから大したことはないわ」


焼き立てのパイにジャムを塗って食べる。


パイ生地で何かを包むという料理はなく、パイ生地にあとで好きに組み合わせるのがパイ料理だ。


「そうですか、残念です。そんな偏った思想の持ち主を教育係として旦那様が雇うことはないので、ゲーム通りにはならないでしょうね」


「何だか本当に残念そうね。それはそれで腹が立つわ」


「・・・ざっと見返して、恋の相手の隠れ登場人物について語られていませんが、どういった方なのです?」


「隠れ登場人物は、貴方よ、ローディ」


「はい?俺ですか?」


「そうよ、昔、国境で保護された子どもで、大公家が引き取って育てた。そして、隣国の皇太子なのよ」


「十五年前に誘拐されて犯人も皇太子も見つかっていないあの誘拐事件ですか?」


「えぇそうだと言っているでしょ。隠れとついているから出会うには条件がたくさんあるけど、ヒロインが恋する相手の一人よ」


書き留めているペンを置いて、頭を抱えるローディを黙って見つめるエネミー。


とりあえず放置することに決めて目の前のお菓子を食べることにした。


両親が居ないときだけで、料理長も侍女も黙っていてくれる至福のときだ。


もちろん執事長も黙っている。


両親が揃って不在なことなど一年に二回ほどしか無い。


貴族の子どもは町に降りて遊ぼうとする中、エネミーは絵本のお茶とお菓子だけを食べる時間を望んだ。


屋敷で大人しくしてくれるのなら問題ないとして秘匿されている。


「お嬢様、俺も登場人物だということは分かりました」


「そう、それでね、わたし思ったのよ」


「何をですか?」


「ヒロインが誰を選んでも良いけど、リカルドの婚約者のユーリシアだけは助けたいの」


「今、一歳のユーリシア様ですか?」


「えぇ、だって、ほかの婚約者は手を回して違う家の婚約者に出来るけど、ユーリシアは唯一の公爵家令嬢だもの。同じ公爵家か大公家、王家くらいしか顰蹙を買わない嫁ぎ先が無いもの」


「なら、第二王子のリチャード様に推挙してはどうです?リチャード様が実質的な権限をお持ちなら問題ないでしょうし、リカルド様には継承権はありませんが、リチャード様なら継承権があります。恋の相手ではなく、国が傾かないようにする役割ならユーリシア様が傷つくことにもならないと思いますよ」


お菓子を食べてお茶を飲むのも満足したのだろう。


エネミーはローディが書いたものを見返している。


「でも、どうやって推挙するのよ。ローディが隣の国の皇太子だと身分を明かして話すの?」


「それは無理でしょう。誘拐されてから皇太子を名乗る偽者が山ほど現れましたからね。今更、信用されませんよ。それに俺はお嬢様の従者ですよ。皇太子にはなる気はありませんね」


「なら誰が推挙するのよ」


「簡単なことですよ。お嬢様がリチャード様と仲良くなれば良いのですよ」


クッションを抱えて疑問符を並べる。


ゲームの設定の記憶はあっても貴族の世界の決まり事については無知と言ってもいい。


「何故、わたしとリチャード様が仲良くすれば良いのかしら?」


「まず、お嬢様は大公家の長子でいらっしゃいます」


「そうね」


「ゆくゆくは婿を迎えて大公家の女当主となられるでしょう。ですから王家に嫁ぐことはありませんが、リチャード様と仲良くされれば、大公家次期女当主は第二王子を次期王に考えていると周りが勝手に邪推してくれるのです」


「そう上手くいくかしら?わたしは従姉よ。王家の血を濃くするために王家に嫁ぐことにならないかしら?」


「なりませんね。王位継承権を持たないリカルド様の婚約者にする意味がまずありませんし、リチャード様とは再従姉弟であり従姉弟でもあるというのは血が近すぎて王家の権力が強くなりすぎます」


王家と大公家の家系図を瞬時に思い浮かべて弊害を導き出すのは流石と言える。


エネミーの叔母ベルガモーラが国王に嫁いだのは、王妃として選んだのが平民だったからだ。


「国王叔父様がリカルド様をきちんと教育してくれないからこんなに悩まないといけないと思わない?」


「無理だと思われますよ。血筋だけで王の座にいますからね。優柔不断で人畜無害な王を支えるためにベルガモーラ様が嫁がれましたからね」


「そうね、独身の頃から騎士団に交じって剣を振るい、遠征にも行っていたものね。戦慄の戦女神との二つ名を持つ叔母様だものね」


「それにもし、エネミー様が王家に嫁ぐ話になれば、ベルガモーラ様が捻り潰してくださると思いますよ」


エネミー自身もそう思う。


物心がついた頃には叔母の元に通っていたし、実の母とは顔を合わせることがほとんど無かった。


政略結婚で嫁いだが、恋人が居たらしく、その恋人との逢瀬に忙しく、子どものことを構う時間が無いらしい。


大公家に嫁ぐのだから公爵家もしくは侯爵家の位置の娘で結婚の意味を知っているはずなのに恋愛結婚を夢見ている。


大公家当主がぞんざいに扱ったわけではなく、むしろ丁重に扱ったくらいで、恋人との逢瀬に使われているが、別荘が欲しいと言えば、郊外に建ててしまうくらいだった。


それほどの扱いを受けているのに、生家の父に対しては、体裁が悪いからという理由で自分を結婚させたと思い込んで恨み、無理矢理、子どもを産まされたと大公家当主を恨んでいる。


そう思っている以上、子どもであるエネミーに愛情を向けるはずもなく、別荘で生活をしている。


ドレスが欲しかったり、装飾品が欲しかったりすると大公家に来ては大量に作らせて、また別荘に戻る。


公の場に登場するのは王の誕生祭の時だけで、それすらも貴族の義務だから出席しているだけで、ダンスは一曲しか踊らない。


社交界からは呆れられていて、離縁して後妻を迎えるように再三の要求が貴族から届く。


あわよくば自分の娘をと考える貴族は多い。


初婚に関しては身分が優先されるが、後妻に関しては身分を問われなくなる。


男爵家が公爵家に嫁ぐことも可能だ。


ただし、年齢が恐ろしく離れていることが多いが。


「わたしが王家に嫁ぐ可能性がほとんど無いことは分かったわ。でも、それでユーリシアを助ける理由になるのかしら?」


「はい、お嬢様がリチャード様と懇意にされている。ならお嬢様とリチャード様を結婚させよう。でも、ベルガモーラ様に反対された。王家に釣り合う娘を探す。ほとんど婚約者が決まっている。王家の権力で嫁がせるのは体裁が悪い。あっ、ロドリー公爵家のユーリシア嬢が居る。年の差二歳、ちょうどいい、そうしようそうしよう。で、決まるかと」


「ローディ、何だか馬鹿にされている気分なのだけど、気のせいかしら?」


「キノセイデス、オジョウサマ」


「権力が大切な貴族の考え方は分かったわ。上手くいくかしら?」


「そこはお嬢様次第です。リチャード様を持ち上げると共にユーリシア様を担ぎ上げて、ベルガモーラ様にそれとなくお話ししておくのが良いかと」


「そうね、さっそく明日叔母様に話すわ。稽古をつけていただくことになっているから丁度いいわ」


「稽古ですか?マナーの?」


「違うわよ、剣のよ。女であるからと言ってお淑やかにする必要は無い。戦場で輝くのも女としての在り方だっておっしゃってたわ」


「色々と淑女として間違っている気がしますが、ご自身で身を守ることは大切ですからベルガモーラ様にお任せいたします。ですが、旦那様の前では剣を振らないでくださいね」


「分かってるわよ。わたしが叔母様のところに通うせいで、戦乙女なんてことになったらお父様は倒れてしまうわ。それでなくても探りを入れられているのだから」


日本で生きていたときの記憶が無くてもエネミーは年相応以上の聡明さを持っていた。


だから母親が恋人との逢瀬を楽しむために屋敷に居ないのも、それを愛するが故に強く言えないでいる父親のことも正しく理解している。


父親が愛人を作り、その子どもが男子であれば、潔く当主の座を譲るし、女子なら望めば譲るが、そうでないなら家断絶にならないようにするつもりでもいる。


そこまで理解しているのを知っているから使用人はエネミーの好きなようにさせるし、何かあっても主人に報告しないでいる。


「それで今後の方針は決まりましたけど、ヒロインはどのように恋に落ちていくのですか?」


「そうね、順番に話していくことにするわ。でも明日、叔母様のところに行くからそろそろ寝たいのだけど」


「そうですね、失礼いたしました。最後にひとつだけ聞いても良いですか?」


「良いわよ」


「転生する前のお名前をお聞きしても?」


江音光(えねみ)よ」


「エネミー様と同じ名だったのですね」


「だから転生したのかもしれないわ」


「・・・おやすみなさいませ、お嬢様」


「えぇ、おやすみ」


お茶をするための部屋から寝るためだけの部屋に移動する。


母親がいない寂しさを紛らわせようという父親の配慮だが、エネミー本人としては面倒なことこの上ない。


他にあるのは、本を読む部屋、昼寝をする部屋、刺繍をする部屋、採寸をする部屋、星を見る部屋と、本人も把握していない部屋がいくつも用意されている。


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