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第21話

すみません、短いです。

「今すぐじゃないってどういうことですか?」

サリーナさんの家だ。


この場所にはアンドレ、エミリア様、シルバード様、リナルドがいる。


「イリアちゃんをさらったのは、この国の宰相ダミアーノ・カサンドロスよ」

エミリア様が言った。


「犯人がわかってるなら、今すぐ助けに行くよ!!」


「アズマ!! 宰相ってのはこの国ではかなりの権力者だよ、行っても追い返されるだけだよ」アンドレが俺を止める。


「なんとか教会から手を使って助けるように動いてもらってるわ

とにかく、今は余計なことをしないでちょうだい。

イリアちゃんだけならまだしも、貴方までは守れないかもしれないし

巫女として利用するつもりだから、イリアちゃんも乱暴なことはされないだろうから」


「まあ、国として公に巫女を使っていくつもりだろうからな

ゆくゆくは取り返すくらい……」


「ええ、公に巫女をだしてきたら、巫女にはそれなりの地位が与えられるでしょうから、今下手に動くと犯罪者として内々に処分されるわ」


「じゃあ俺は黙ってそれまで待っていろと?」


「いや、おめぇは俺と旅に出てもらう」

リナルドさんが俺の肩を叩きながら言った。


「旅?? どうして?」


「今のままじゃ、アントニオに勝てねぇだろ?」


これで第一部完となります

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