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価値を知るもの  作者: 勇寛
それこそが日常
34/111

第32話 フライ・ハイ

誤字・脱字ご容赦ください。



 孝和と別れた先行班はその身を伏せ、周囲の様子を確認していた。

「ここまでとは……。思った以上に酷いな。兵站部の奴らは一体何をしているんだ」

 イゼルナは顔をしかめ、怒りを何とか押さえ込もうと、地面の雑草をプチプチ引き抜いていた。

 イゼルナの視線の先には、くっきりと海軍の焼印が押された木箱が山のように積まれている。内容としては糧食が多い様子だ。だが、ここまで大量且つ無造作に運び込まれているとなると、どれほどの量が今までに運び出されたのだろうか。

「報告書を見たけれど、問題は無いはず……。なら報告者も抱きこんでいる?いや、廃棄予定のものを横流ししているのか?それにしては量が多い……。水増ししてその分をここに回したのね。……覚悟するがいいわ」

 フツフツ湧き上がる怒りの先は、兵站部の主任に向けられようとしていた。たしかその人物は確か王都の文官からの転属のはずだが、ストレイが赴任して少し後にここに来たはずだ。何らかの繋がりがあったのかもしれない。

 文官出身の彼は、事あるごとに現場の物持ちの悪さに苦言を呈し、イゼルナたちのような戦闘の前線に立つ者とは徹底的に反りが合わなかった。

 節制節制と大声で叫びながら、自分はそれ以上の背信行為に手を染めていたとは……。責任者である彼が大量の軍事物資の横流しに関与していないはずが無い。

 鼻持ちなら無いあのハゲめ、徹底的に糾弾してやる。

 ほの暗い愉悦が怒りと共に心を満たして行く。

「……まあ、それは後回しね。皆の様子は?」

 軍の腐敗に歯噛みしていたが、目の前の警戒の状況を確認する。ガチャガチャ音を立てながらリビング・アーマーが悠然と通り過ぎる。スケルトンもいるが、先程の入り口付近にいるようなタイプのものとは形が違った。

「ここらには女性型が多いわね……。嫌な感じ……」

 骨盤の形状からしてこの建物付近には女性のスケルトンが多いように感じられた。その骨は一体何処から用立てたのだろうか。

 それに加え、祭壇のあった入り口付近にもかなりの数がいたのを実際に見ている。それらを集めたのは何処からだったのだろう。はっきりいって考えるだけで気分が悪い。

「……とりあえず配置には付いた。貴女の合図と共に飛び出すが、構わないか?」

 マオはイゼルナの葛藤など一切気にも掛けず、マオがそう報告する。ただ真っ直ぐに正面のドアに視線を注いでいる。先程のイゼルナの様子も見ているはずだが、表情からはそんな様子も全く見せていない。

(頼もしい、という評価でいいのかしら?それとも今回の件にそこまでの興味が無いからかしら?)

 そんなことを考えながらも手元の雑草を吹いて飛ばし、代わりに愛用の魔法剣を鞘から引き抜く。

「じゃあ、行きましょう。どっちにしても突っ込みますので、中の案内はよろしく!」

 手元に魔力を集中。剣に注ぎ込む量はこの後も考え、セーブする。

 立ち上がり上段に剣を構える。刀身に刻まれた意匠がボウッと淡く光り、暗闇を彩る。

「ハッ!!!」

 気合と共に剣先は振り下ろされた。




「……はあ。やっと寝てくれた……」

 立て付けの悪いドアを開け、ミリアムは自らに割り当てられた監禁部屋に戻った。鍵は掛けられていない。

 それでもドアをしっかりと隙間無く閉める。すこしでも外と自分との間に垣根を作ることで、何とか精神的な安心感を保てないかという彼女の無自覚の防衛本能だった。

 なにしろ唯一の階段は竜牙兵がしっかりと陣取っているために、武器も無い人間が突破するのは不可能だろう。暴力の権化が扉1枚先にいるため、ひどく心が消耗して行くのは仕方の無いことだろう。

 唯一1階にいたときとは違い、窓があるため、そこから逃げ出すことも考え付いたが、いかんせん3階ということもある。

 さらには鉄枠がはめ込まれ、女の細腕では外す事もままならない。間隔は30cmというところで、頭を出せるギリギリのサイズだ。

 外を覗き込んだときにこの建物の周りも一部見ることが出来た。この建物が建っている場所はどうやらくぼ地になっていて、緩やかな傾斜のある道が張り付いているようだった。

 後は鼻をつく潮の匂い。ただし、洞窟内で風の流れが全く感じられないことも原因のひとつだろうが、ひどく生臭い。

 それでも海が近いのはわかる。攫われたときの移動時に、波の音も遠くから聞こえていたし、この後は船で移動させられることも知っている。

 この国から出るという初めての経験がまさかこんな拉致だとは思いもしなかったし、少なかったとはいえ、忘れられない思い出もあった。

「ぐすっ……」

 知らず知らす、鼻をすする。手を目元に当てると、スッと一筋涙が流れ落ちる。

「え……?なみ、だ?…………そっか、私泣きたいんだ……。そっ、か……」

 一度考えてしまったことで堰を切ったように、涙が流れ落ちる。

 捕まったときに壁の向こうからは、シクシクと泣いているような声が聞こえていた。時には叫ぶように大声が聞こえてきたこともある。

 それを聞いてミリアムは逆に泣けなくなった。取り乱し泣き喚いたところで現状は変わらない。そんなことをして体力を使うよりも、大人しくしていざという時の力を残しておくのだ。

 襲われた商隊の捜索の過程で、助けが来るかもしれない。脇が甘く、油断する間抜けな看守がいるかもしれない。

 淡い希望を心の支えにこの数日を過ごしてきた。結果、大人しくしていたことが功を奏し、アリアの世話役という形で独房からこの部屋に移ることが出来た。

 そんな劣悪な現状が徐々に改善されて行くことで、ミリアムは何とか精神の均衡を保っていた。

 それがアリアの一言で崩れてしまった。アリア本人にはそんなつもりは無かったのだが、彼女の「助けが来る」という言葉に現実味を感じないことがきっかけだったのだろう。

「……あ、あああ……」

 膝から崩れ落ち、目の前にあるベッドに上半身を突っ伏す。

 顔に当たるシーツに残る、しみがひどく気になった。決して清潔とはいえないシーツであるのに、それが今まで気にならなかったことに気付く。

 現実逃避に近い思い込みで、自分の境遇を誤魔化していたのだ。周りの様子も目に見えないほどの混乱を、「普通」と思い込んでいた自分が怖い。

「………………」

 はらはらと涙がこぼれる。慰めてくれる者も無く、ただ孤独に耐えることはひどく辛い事なのだと、彼女は今までの生活のすばらしさとそれを失いつつある恐怖にさいなまれていた。



……ドンッ!



 そんな彼女の耳に遠くから、そして何かを力任せに叩き付けた音が聞こえた。

「え?」

 目の周りをシーツで拭い、ふらふらと立ち上がる。ちょうどベッドに顔を埋めていたため、軽い揺れを体にも感じていた。気のせいではない。何か外で大きな音がしていた。

 鉄枠をはめ込まれた窓は、ちょうど壁の横にすえつけられたベッドの上にある。外が見たいと気が焦るのに、足のサンダルがこんなときに脱げない。

 グッと力を込めて無理やりに脱ぎ捨てる。いつもはそんな雑なことはしたことは無い。サンダルがあさっての方向に飛んでいく。

「えっと……。何?」

 顔を鉄枠から出して外の様子を確認する。キョロキョロと周りを見渡すが、ちょうどミリアムが顔を出しているところからは見えない位置、正面口方向からその音が聞こえてくるようだった。

(何なの?本当に誰かが助けに来たの?本当に!?)

 驚きと共にミリアムはさらに身を乗り出す。そんなことをしても、結果的には正面の様子は見えない。

「も、もうちょっと……」

 ぐいっと身を乗り出したそのときだった。

『お、おねーさん!!そこ、どいてーーーぇぇぇ!!!!』

 真下からものすごい勢いで何かが飛び上がって来る。それと同時に、頭の中に声が響き渡る。


ゴンッ!


「ちょ……っ!!あたっ!?」

 驚いたため勢いよく後頭部を、窓から引き抜くときにぶつける。あまりの痛さに星が目の前で飛び散る。

 ふわっと飛び上がってきた物が重力に負け、窓の少し上で落下し始める。

(バスケット?)

 この場に似つかわしくない、どこかに出掛けるときに使うようなバスケットのようなケース。それが窓の下から飛んで来た。

 さらには、そこから、ピョンと何か真っ白なボール状のものが、こちらに向けて飛び出してくる。


ボスン!


 軽く鉄枠を揺らし、それが窓にたどり着く。

「ス、スライム?」

 どう見てもスライムのようだった。ミリアムが知っている濁った色合いのそれらとは若干違うが、それと非常に良く似ている。

 ただ、この辺りでは見かけたことは無い。何故かは知らないが、スライムは海沿いを嫌うことが知られている。それに、こんな警備までされている場所に野生のスライムがたどり着くことなど普通ありえない。

「ど、どういうこと?何でここに、こんなのがいるの?」

 あまりの驚きに足から崩れ落ち、ベッドの上で後ずさりする。自分の知らない所で何が起きているのだろう。

『……あの、おねーさん……。ちょっと、いーい?』

 またしても頭の中に声が響く。感覚的に子供の声が頭に響くのは少し怖い。

「え?もしかしてこれ、あなた?」

 ミリアムは頭を抱え、ベッドの上から後ずさりする。視線を少し上に上げた先には、鉄枠の30cmの隙間にいまだ白いスライムがいる。

『んとね、そうなんだけど。あの、お願いがあるんだけど……。あ!そのまえに!ぼくキール!おねーさんは、おなまえ、なーに?』

「え?わ、私はミリアムだけれど……」

『そっか!ミリアムさんは、アリアさんってひと、しらない?ぼくたちアリアさんと、イゼルナさんのぱぱさん、さがしにきたんだ!』

 驚きと、困惑がミリアムを襲う。先程のアリアの話が真実だったことと、その助けがモンスターでここまで幼いということに。

「……確かに、この隣の部屋にアリアさんはいるわよ?あなたの探している人だとは思うけど……。本当にあなたが助けに来たの?」

 おずおずと目の前のキールに尋ねる。

『ほかにもますたーとか、エーイさんたちもいるよ?あとでいっぱい、いーっぱいつれてククチさんもくるって、いってたよー?』

 ほよよんとしたキールの様子に緊張感や悲壮感は全く感じられない。

「そ、そう……」

 急転直下の現状に頭が付いていかない。ただ、助けが来ているのが判ったことはよかった。ただし、この子のいう「いっぱい」はどのくらいなのだろうか。そして、「あとどのくらいで」来るのだろう。

『あの、おねーさん?だいじょうぶなの?……あと、それでね……?』

 どうやら一気に流れこんだ情報を整理する間の数瞬、意識が飛んでいたようだ。

「……あ、ごめんなさい。大丈夫、大丈夫。それでどうしたの?」

 もう一度目元を軽く拭う。今度は安堵のために一筋頬を涙が伝う。

『その、ね?んと……その……えと……』

 キールの様子は、もじもじとうろたえている様に感じられる。

「?」

 ミリアムはその様子に小首をかしげる。

 とりあえず、落ち着いたのだから、キールのその先を待つ。

『じつは、ね……。その、……ちゃったの……』

「え?」

『だからね!ぴったり、はまっちゃってうごけないのー!おねがい!ひっぱってーぇぇ』

 ふえええーん、とその後にキールの感情が流れ込む。グニュグニュなんとか体を動かしているが、完璧に鉄製のその枠はキールの丸みを帯びたボディをしっかりと捕らえて離さない。どうやら勢いよく飛び込んだせいで行くにも引くにも、どうにもならなくなってしまったようだ。

「そ、そう……。ち、ちょっと待ってね……」

 ミリアムはこめかみを揉み、「本当に大丈夫なのかしら」と少し覚めた感情が自分に湧き上がってくるのを禁じえなかった。


『ありがとー!ぬけたっ♪ぬけたっ♪ほんとにありがとー。あのね、ミリアムさん。ぼくアリアさんと、んーと、コーンさん?ってひととか、あとほかのひとも、さがしにきたんだー。どこかしらなーい?』

 ミリアムの協力により鉄の束縛から抜け出たキールはそう尋ねる。ほわほわしたその感じが今の状況に合わない。どうも調子の狂ってしまうのは仕方ないだろう。

「た、多分アリアさんっていうのは隣の部屋で休んでる人のことね。コーンさんっていうのは行政官でしょうね……。ただ、もうここではなくて、船に動かされたはずだわ。もうそろそろ私たちも連れて行かれるはずだったんだけど……。この様子じゃそれどころじゃないでしょうし」

 ミリアムは視線を床に向ける。階下より聞こえる怒声と剣戟の音が激しくなってきているのが判った。焦るのは禁物だが、助けに来たのであれば、何も動かなくてはせっかくのチャンスも不意になってしまうかもしれない。

『そっかあ。じゃあさ、とりあえずアリアさんのとこで、おねがいしますー。コーンさんとかは、ますたーとみんなで、あとでさがせばいいよね!』

 キールはぴょんぴょんと扉の前まで進むと、ミリアムを急かす。

『はやくいこーよ。いそがないと、ね、ね!ミリアムさーん!』

 ミリアムはそれにつられ、ドアに向かって歩みだす。すると、ドドドッというけたたましい足音がドアの向こうから聞こた。


 ダンッ!


 ノックや呼びかけも無しにドアが勢いよく開け放たれる。顔を出したのはミリアムをここまで移送してきた男だった。

 今朝の時点では、商隊を襲ったときと同じ色の褪せた服装であったはずが、今は海軍の軍服を着ている。ただし、顔付きまでは変えれるはずも無く不自然さが否めない。生来の下品さが目に見えて判るのだ。

「お、おいっ!手前っ、来いっ!!隣のあの女も連れてこっからトンズラだ!あのクソトカゲ、いつの間に逃げ出しやがった!?お前知ってたんじゃねえかっ!!?」

 口角に泡を飛ばしながら、いきなり怒鳴り散らす。

 ミリアムとしてはいきなり怒鳴り散らされた困惑が大きい。

トカゲ?あのリザードの冒険者、マオのことだろうか。だが、ミリアムがここに上げられたのはマオが逃げ出す以前のことであり、逃げ出した報告が無かったのは、怒鳴る男と別の看守が逃走の事実を内密に処理しようと隠蔽したからだ。

 しかもその看守は誰にも言わず自分のみで解決しようと、入り口付近にリビング・アーマーたちを多数配置するという暴走までしてのける始末だった。

 おかげでこの建物内の警備にまで大きな穴がぽこぽこ見えるこの状況が出来上がった。

「し、知りませんよ。手を離してください!!」

 がっしと腕を掴み、息も荒くミリアムに詰め寄った男は怒りと焦燥で冷静な判断が出来なくなっていた。階下の断末魔の悲鳴もそれに拍車を掛ける。

「竜牙兵がいるんだ!逃げようなんて考えんじゃねえぞ!?と、とりあえず来い!!」

 ミリアムを力づくで部屋から引きずり出すと、男はアリアの部屋の前に移動する。

 そしてそのまま、ドアを開ける。

 横になったアリアを確認すると、男はホッと息をつく。外にいるミリアムの姿を見て、取りも為さず彼女たちの様子を確認する必要を思い出し、3階まで上がってきた。

 ただ、それに逃げ出したいという心中の恐怖が作用したのは間違いない。

「よしよしこっちは居るじゃねえか……。おい、女ァ!!寝てんじゃねえよ、とっとと起きやがれ!」

 怒鳴り声を撒き散らしながら、男はアリアの寝ているベッドに向かう。


 カンッ


 そんな男の後頭部に小さな小さな痛みが走る。ころころと足元に小石が転がる。

「っち!?」

 怒りをあらわにして男は先に部屋に入れたミリアムを見る。その後にベッドのアリアを確認した。

そして、この痛みが彼女たちのせいで無いことに気付くと後ろを振り返る。

『ていっ!』

 振り返った無防備な男の顔面に向かってきたのは、キールの光輪ブレイズ・リングだった。ただし、大きさは本来の手の平サイズではなく、男の顔面を覆うくらいのサイズにまで拡大されている。

「ごばぁっ!!?」

 ちょうどアッパーカット気味に入った不意の一撃は、炸裂音をさせて男の意識を吹き飛ばす。ザザッと床を転がり、男は床に大の字で伸びてしまった。

「ちょっ!え、ええええ!?」

 ミリアムはその光景に驚く。不意打ちとはいえ、大の男を一撃で仕留めたのだ。ほわほわした風体に隠されたキールの力量に困惑したのも当然と言える。

『えへへー。ぶいっ!!』

 ポカーンとしたミリアムを横目に、大の字の男を踏み台としてキールはベッドの上によじ登る。

「あら、キール?ふふふ。ごめんね……助けに来てくれたの?」

 物音でうっすらと目を開けたアリアは、枕元のキールを抱き上げる。多少熱に浮かされ、ぼーっとしているが少し横になったおかげで、何とか起き上がれるかもしれない。

「っと……。あれ?タカカズはいないの?あなただけ?」

『あとでくるよー。しんがりするって、きいてたけど。あのさ、アリアさんしんがりって、なーに?』

「ふふっ。そうね……。ここから出て落ち着いたら説明してあげるわ」

『そっか、そうだね。とりあえずにげよっか。うん』

 よしよしとキールを撫でてアリアはそう言った。

 


そして、アリアの視線の先には、倒れた男の腰の剣があったのだ。

 これは本来は無くてもいい部分もあるかなと思ってはいるんです。

 

 ただ、気分的になんとなく書きたくなったので蛇足気味ですが投稿します。


 次話はもう少し戦闘描写入れてるのを予定してます。

 

 最後に読んでいただいている方に感謝です。

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