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全ての出来事は決断で決まる
「23年頑張って来れたのは君のおかげだ。だが辞める」
妻はOREの独断に恐れを抱き、幼い愛娘を抱きながら叫ぶ。
「この娘は今お風呂から上がったばかりよ。話しは後にして」
裸体で抱きしめ合う二人に身勝手にもOREは訴え続ける。
「仕事辞めて、三人で新天地でリスタートしよう。この家も売ってしまおう」
「何を言ってるの。私たちの事を考えてるのなら絶対に辞めないで」
今、よみがえる思いは妻と生きて来たから、辞めるなと言ってくれたから、今があると言うこと。
辞めるという決断も出来たが、辞めなかったので、こう家族に看取ってもらえている。
あのときOREの頭はどうかしていた。もし、初恋の人と結婚していたら、辞めるのを許してくれていたかもしれない。
(場面はペペロンチーノを食べた数日後へ)




