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「もう頑張らなくていい」って言葉が、一番怖い。

期待が重いと、プレッシャーが嫌だと言っていた頃が恋しくなるなんて。

社会人10年目、同期の多くが昇進して、置いてきぼり。別に昇進したいわけじゃなかったけど、置いていかれることがこわい。そして、何よりあの人、若く見えるけど10年目なんだって、やば、と言われている気がするのが嫌だ。

「今後、どうなりたい?うちでやりたいことある?」

と面談で言われて何も答えられないけど、今さら新しいところで仕事をする勇気がない。

「頑張りたいです」

絞り出したその答えが情けないと自分でも思っているけれど、でも、それが精一杯だった。

「何をどう頑張りたいかが聞きたいんだけどね」

苦笑する上司を見ることができなかった。設定された目標は前年度より積極的に業務に取り組むこと、でまるで学生みたいなふわっとしたもので、ますます情けなくなってしまった。

「面談どうだった?圧かけるのやめてほしいよね」

と同期に言われて、そうだよね、と相槌をうつことしかできなかった。変わらずに接してくれる同期にすら、見捨てられたら、と今は本当にそれだけがこわい。


「これで同期とかマジでやってらんないわ」


その言葉はすぐそばまできていた。


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