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誓い

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□  

 ダチェラ 「小せいだろうが? ん?」


 オリホック 「嘘みたいだ。息してる……それに、小さいけどちゃんと指がある……」

 ダチェラ 「だが、まだ名前がねぇ」


 挿絵(By みてみん)


 オリホック 「じゃあ、いい名前がある」

 ダチェラ 「なんだ、言ってみろ、ん?」

 オリホック 「『ジニア』お日さま色した元気な花なんだ」

 ダチェラ 「おっ、短くていいな。ジニアか」



 オリホック 「ジニア。私が君を守るよ」

 ダチェラ 「はん、弱っちいくせによ」

 オリホック 「ム! 見てるといい! あんたより、絶対強くなってみせるから」

 ダチェラ 「ほー言うじゃねぇか。こう見えて俺は『比類なき防具屋』ってぇ、ちっとは知られた存在だぞ?」

 オリホック 「言われなくても知ってる。助けてもらったし」


 ダチェラ 「ちっ、お前腕細ぇなあ……丁度いい物があんから、後で合わせてみろ。ん?」

 オリホック 「フッ、変なおやじ」


 ジニア 「ピギャー~!」


 オリホック 「うわっ、何ですこの騒音!」

 ダチェラ 「ああ? 弱っちいくせに、泣き声だけは強ぇんだよ。なんだ? 乳か? お尻濡れたか?」

 

 『比類なき防具屋』が、ドタドタと慌てる一幕だった。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

皆様も、どうか命を大切に。

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