ごきげんジニアとじーちゃんとオリホック
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ジニアは、今日もごきげんです。
じーちゃん 「なんだ、無駄に元気だな。ん?」
ジニア 「じーじ」
じーちゃん 「まだ、忙しいから、そいつと遊んどけ」
オリホック 「ジニ、おはよう。スッキリしたいい笑顔だね……」
じーちゃん 「布団洗ったのか? ん?」
オリホック 「庭に干してあります」(ぶすくれる)
ジニア 「おーおー?」(くてんとして、垂れ耳が跳ねた)
オリホックは、愛らしいこの怪獣をやっぱり抱き上げてしまう。
じーちゃん 「あんまり甘やかすなよ」
オリホック 「あんたに言われたくない。なージニ」(頬擦りする)
じーちゃん 「ケッ、可愛いくねーガキだな。まあ、子守りには使えんな」
二人の間に、バチバチと火花が上がる。
ジニア 「んえっ」(しかつめらしい顔をする)
じーちゃん 「ガキがガキに怒られやがった」(笑)
オリホック 「くーっ」
しかし、ジニアが尖らせた口が頬に当たり、ご満悦でもあった。
じーちゃん 「ふん、馬鹿が。うるっせえから、散歩でもして来い」
オリホック 「言われなくても」
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