プロローグ
竜と国の関係がわからないとコメントがあったので、プロローグとしていれてみました。
かつて大きな戦がありました。
戦はまた新たな戦を呼び、多くの血と命が溢れ落ち、無数の慟哭となりました。
そんな中、負の連鎖を断ち切るべく、立ち上がった若者たちがいました。
若者たちは人々をまとめ、立ち向かいました。
それでも一人、また一人と志を同じくした仲間との別れがありました。
そして、とうとう2組の男女を残すのみとなりました。
残った彼らにできることはもはやなく、最後の賭けにでました。
霊峰にいるという竜に会いにいったのです。
その道のりは険しく、何度も死にかけましたが、彼らは欠けることなく4人全員でたどり着きました。
霊峰の山頂で彼らが、目にしたのは巨大な竜でした。
竜は彼らに問いかけました。「何を望むか?」
ひと組の男女はいいました。「平和な国を」
もうひと組の男女は重ねてつげました「その国を守りたい」
「諾」竜がそう一言告げると彼らに眩い光の雨が降り注ぎました。
すると彼らに変化が訪れました。
女は竜へと変わり、男はそれを駆る力を得たのです。
竜は言いました。「汝らの絆果たされるとき我が加護を与えん」
竜の力を得た彼らは、瞬く間に各地の争いを平定しました。
平和な国を望んだ男ペンドラゴンは、王となりひとつの国を興しました。
そして、その国を守りたいと願った男リンドブルムは、最も過酷なところへと向かいました。
以来、ペンドラゴン王国は竜と絆の国と呼ばれるようになったのです。
建国記より抜粋
ロードオブザリ○グっぽくしてみたけど、むずかしい。