ぎたあ
前回の話!やそら発見!
「で、どうするんだ。ほうっておくのか」
「まー人それぞれの人生歩んでるからにゃー」
聖夜とへいじがそれぞれ言う。もちろん答えは決まっている。
「仲間にする!」
「そうか。おやっさーーーん!」
僕が仲間にしよう発言をしたところ、聖夜が迷わずおやっさんを呼ぶ。
「一応言っとっけど現実のやそらのおとうさんと真逆だからな」
「え、聞いてない」
てっきり現実とおなじく、「仲間にしたいよォ」と言えば「ええよーヾ(●´∇`●)ノ」と軽く返してくれると思っていた。
が。
「ダメだ」
頑固でした……おやっさんすごい頑固でした。
「俺もな。あいつに外の世界を見せたいとは思ってるんだ。だがな、危険も伴うのは知ってんだろ?俺は怖いんだよ」
危険……?たしかに剣持って狂ったアンジェーは危険だ。当の本人は爆睡中だが。
「実際に俺の親友の娘が旅に出たんだ。すごい能力持ってたんだぜ?たしか、360°見れるとかなんたら……。そんな彼女でさえ連絡が取れなくなってんだ。一ヶ月に1度は手紙をくれてたんだけどな……。やっぱ俺の知らないところで、いなくなって欲しくないわな」
不覚にも、かっけぇと思ってしまった。そこら辺の理由もないのにダメと言い張るおっさんとは違った。
ちゃんと、娘の安全を考えてのことだった。
「おやっさん。ルルちゃん……ルルエッタ=リリエルは、俺達が命をかけて守ります。なんで、たびに連れてっていいですか!」
「ん~……。ぶっちゃけ団長さんが守るってんならあんしんなんだが……」
「何か問題でも?」
「ここだけの話、うちの娘ってなんでそんな需要あんの?何もすごくないよ?普通の子よ?」
「ちょっとなんかいってるよねぇ!!」
奥でルルちゃんの声が聞こえた。
「何もないはずないです」
僕は我慢ならなくてそう言ってしまった。
「しょうめいします!」
僕はそういうと店を出たのだ。
「……いや別に証明しなくても……」
「まぁおやっさん。あいつはああゆうやつなんだ。勝手にさせとけ」
「聖夜は何目線なのにゃー??」
「僕頑張って作った!」
「お前これ……」
「ギターにゃねー」
僕が何をしてたかというと、一旦家に帰り、ゴムと箱で簡易的なギターを作ったのだった。僕の知識じゃここまでが限界です……。
「これを、ルルエッタさんにあげます!これは音……いや、感情を伝えるやつです!」
「はぁ……まぁそれを俺に言われても」
「話は聞いたわ」
おやっさんにあげたその簡易ギターを奪い現れたのは、ルルエッタさんだ。
「ふーん。何このしょぼいの」
「壊さないでね……っ!」
僕それ頑張って作ったんだから!長いゴム探したんだから!切れないようにしたんだから!
「わっ!なんか聞こえた!なにこれ……わっ!あ、ゴムのビーンってやつね。あれ、なんか抑えたら違う感じになった」
「それは音だ。そしてその音をつなげるのを、音楽という。音楽は人に感情を伝えることが出来るぞ。音楽に合わせて言葉を言うのを歌というんだ」
聖夜(解説おじさん)。
すると、とんでもないことが起きた。聖夜が解説をしたその直後。ある曲のイントロが流れた。それは、婚儀常の曲。
まだ歌は入ってないが、完全に超有名なあの曲だ。
「やっべーな」
せいやは呟いた。
「俺は全部のことを一定ぐらいには出来る。それが高いだけなんだが、それでも届かないやつがいんだよ。……人はそれを天才という。やそらは天才だな」
基本超人の聖夜にこの言葉を言わせるやそらは、
人生の生きがいを見つけた顔をしていた。
ルルエッタのおとうさんの知り合いの娘さん。誰でしょうねぇ。ででで、出ますよ




