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前話

コトコトコト。やかんでお湯を沸かす音だろうそれは、心地よく僕の耳に入ってくる。さらにトントンと何か…野菜を切る音まで聞こえる。自然とおなかがすいてくる。

僕は今、ごく一般的な一軒家のとある部屋にあげられている。丙而は外だ。


うん……自分でもなんでこんなことになったんだか分かんないや………


とりあえず、ここに来るまでのことを思い出そう…


――――これは捕まった後の話……

「――――――――――――」

警官たちは僕に手錠をかけた後、何やら話しあっていた。僕はというと、丙而と話し合っていた。

「おいこれどういうことだよ。何で会話が通じてないんだよ」

「…♪~( ̄ε ̄;)」

「おいごら」

「でもでも、一年ぐらい住んでたら慣れるにゃ!」

「こんなところに一年も住むんすか!!異世界ですよ死にますよ!!」

「いざとにゃったら……というかいまからでも……」

「いやそれはつまらんだろ」

と、そのとき。話終わったのか、警官は僕の手錠を持ったまま歩いた。え、なに?どこに連れてくつもり――――ぐふっ!?

そこで何か布のような物をかぶせられたので、僕は考えることをやめた。


で、気づいたらこの家の中ってことか。……ふむ。

「丙而はこの状況、どう考える?」

……と、そこまで言って丙而がここにいない事を思い出した。なんであいついないの……?

僕はこう考える。つまり、軟禁だ。怪しすぎるやつを警官が見つけたとしよう。むろん、捕まえたいが、何の罪も犯していない。ならば、人の目があるところで変なことをしないように監視する必要がある。問題は、監視する人だ。確かこうゆうのって、一番下っ端の奴にまかせられてたような……

「syt”t#’、kjj&gb」

なんかいわれた。ん~今後の問題は、言葉の壁ってところだな。……あ、なんか目の前にスープおかれた。あと様々な食材。んまそう……食っていいのかな、とチラと顔を見る。良さそうだ!

目の前の飯にガッツいてると、なぜか頬が濡れた。


僕は、異世界にきてから始めて緊張を解いた衝撃で、泣いていた。

また休話書きまーす。あ、同じ人じゃないです。今度はとある男性の話です。俺とある好きすぎくね?

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