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みせかんち


「何だここ……」

 地図通り着た僕の目の前には、奇妙な家がある。まず、玄関先に虹色の犬の像がある。あいつは永遠とチンチンしているのだろう。これまでも、これからも―――

 と、カッコ良く言ってみたが、それだけではない。もうね、家の形からしておかしいもん。ニ階と思われるところに、ボコッと出ている部屋がある。これ、真っピンク。家の色、黒&白。上が黒である。いや、この色遣い絶対おかしいだろう!もう目が痛い!チカチカするどころではねぇなこれ!しかも、屋根もまたおかしい!何だあのトゲ!鬼かよ!つの二本が飛び出ているぞ!!しかもしかもぉ!!ちらりと見えるあの庭!何だぁあの木ぃ!!クリスマスかよ!!てっぺんに星があるぞぉ!!しかし……

「なんで虹色なんだよ……!!」

 今にも叫びだしそうだが、それはダメなのだ。なぜなら―――――

※それは、一日前のことである――――


「ケン、うち来いよっ!」

「なんで看世佳の家にいかにゃいけんのだ……」

「そりゃ、仕事見るのの一環としてだよ!」

「あ、あれね。いいよ。あ、でも僕看世佳の家の場所わかんないよ」

「あぁ、それねぇ。ちょちょちょーのちょい!はいこれ」

「はやっ!……って、僕の家に近っ!」

「あ、そうだ。わたしんちうるさくするとダメだよ?だから、突っ込んじゃダメね?」

「えー、なんで?」

「お父さんがいてねぇ」

「あー、分かる。どこの家でもおやじはうっせぇんだなぁ」

「あっはっはー!そうゆうもんだよぉ、あっはっはっはー!」

「ははははー、ははははー」


 ま、こんな会話をしてました、と。

―ピンポーン―

 フム、ピンポン式か。チロリラリロンじゃないんだな。ブザー式もあるよな。

「はーい!」

 中から声が聞こえがする。ドアから離れる僕。

―ガチャドガァァァァァンン‼‼‼‼―

 い、犬ーーーーーーーーーーー!!!!!!!

 もう叫びたい!!しかし、注意されたことは必ずしない!!うるさくしないんだ、今日は!!ってか犬大丈夫かよ!ドアのせいで横にふっとばされたぞ!!

「あ、パル公のことなら大丈夫!ゴム製だから!!」

「なるほど、お前がそんなんだからゴムのやつを買ったんだな」

 納得納得。いやしかしあの二階のあれは何なんだ?

「入って入って!部屋に案内するよ!」

 言われるがままとは、このことだろうか。女の子の部屋とか、中三以来だな……って、結構最近だな。

「ほらー、ここ私の部屋ー」

「……散らかってんなー」

「フィギア多いでしょー」

「……多いなー」

「積みゲーあるでしょー」

「……本も結構積んでんなぁ」

「エロ本もあるよッ!!」

「くっ……」

「ほら!これで本作ってんの!!パソコン!私の相棒!!」

「へ、へぇ~」

「パソコンの、パー子!」

「う……ん……」

「昔はもう一台あったんだよねぇ。どこ行ったんだろ、ペー」

「くっ……」

「二人合わせてペーパー子!ってやってたんだけどなぁ」

「そ、そうかぁ」

  ……もう突っ込ませてくれぇ!

「そういえば!土のうわさで聞いたけど、ケンってニャーマンさんの息子なんだって!?」

「あ、ああ、そうだな」

 土のうわさってなんだよ……

「じゃ、フィギアちょうだいよ!ついでに親権ちょうだいよ」

「うぐっ……フィギアだけあげるよ……」

 そんなものもらってなんになるんだ!!

「ってか仕事しろよ……」

「今日あんまやる気でないー、漫画とってぇー」

「あいよ、何の漫画」

「二人エッチ」

「ぎにににににににににににににににににににににににににに………………!!!!!!」

「どうしたー?どこにあるのかわかんないのー?」

「……ほらよ」

「ありがとー!」

 ……くっそ、いい顔だな―!!!


「あれ?看世佳。その耳に付いている奴……?」


「あ、これ?これはねー……そう、イヤホン!アニソン聞く??」

「いや、いいよ……」

 どうせ聞いてもわかんねぇからな。

「あっぶねー」

「ん?なんかいったか?看世佳」

「いや、この二人エッチの作者、ぜってぇー変態だよなぁって」

「だろうね(!!!!!!!!)」


『よし、そのままで、ゴーだ。みせか』

 にゃほい!にゃほい!!にゃっほい!!!


 かに!かに!!かーにー!!!


 はい、すみません。あいうらとあっちこっちを即見してました。時間によらず、結構おもろいっすね。

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