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休話
「よくやったね、エージェント」
「…………」
ここはある国、あるところ、ある地域に建てられたある会社である。
「まー、ちょっと休みなさいな。ほれ、イス」
「余計なお世話です」
「かぁ~、きついね~」
イスに座る男性は穏やかに笑う。いちおう、この会社のボスである。
「まぁ、その椅子に座んなくてもいいけどさぁ、ちょっとは休めよぉ」
「休み方が分かんないっす」
「どっか海外行くかぁ?」
「行かないっす」
「きついっすねぇ……じゃ、任務かぁ?」
「あ、じゃあそれで」
「君は正直ものだな!ガははははは!!」
なんでそんなに笑えるんだ?なんかおかしいかな?
「君は昔の友人に会いたくないのかねー?んー?」
眼鏡の奥から、鋭い視線がとんでくる。
「会いたそうだねー。ん―ふふふふ」
……まぁちょっとはそういう気もするのは確かだ。
「そんな君に、ジャパンでの仕事があるよ?」
さっきは海外へ行けだの休めとか言ってたんだけどな。
「はい指令書。じゃ!頑張ってねー!」
「かしこまりました」
うけた任務は必ずやり遂げる。それがこの会社のモットーの一つだ。
僕は指令書を手に、部屋を出るのであった。
休話に登場してる僕っこキャラの人は、女の子ですよ?




