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幽冥夢物語~運命交錯の章  作者: 黄昏のフラン
一章 夢が示すこと
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夢の開門

-小屋-

???「んーっと。ふう、寝ちゃってたのね」

私の名前はプファイル。

今は少し前から交通の途絶えた王都へ向かっている途中、それで山を越えて近くにあった小屋で寝てしまっていたみたい。

プファイル「なんで私しか居なかったのかしら」

最近は山の様子がおかしくて私しか山を安全に越えられそうな人が居なかった...半ば強制よ。

プファイル「それにしてもまたあの夢最近多いわ」

よく見るあの夢に私は何の心当たりも無い。けど、何かあるような気がしてならない。

うまく表現出来ないけど。

プファイル「早く行って早く帰ろっと」


-王都東門前-

プファイル「こんな錆びてたっけこの門。」

数年の内にこんなに変わるものなのね。

???「おお、客か」

プファイル「!?」

???「そんなに驚かんでも良かろう」

プファイル「....今王都がどういう状況を教えてください」

???「王都はな....いや、行けば分かる。というかお主、人の正体も聞かずに質問をするとは変わっておるのう。」

プファイル「名前を聞いたところで今後会わないでしょ?」

???「ふむ、いい返答じゃ。儂はセイナティレイ·エルセクティアじゃ。大体の人はセイナと呼んでおる。」

プファイル「じゃあ、セイナさん、何か用で?」

セイナ「呼び捨てでよい。疲れるからな。今鍵を開けてやろう。」

プファイル「......」

エルセクティアって姓、聞いたことがある気がする....

セイナ「さあ、入れ。儂も色々と準備があるのでな.....これは喜ぶべきか悲しむべきか....」

プファイル「何か言った?」

セイナ「何でもない。早く入らんと閉まるぞ?」

プファイル「分かったわ。」


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