エターナル? ラギウスの心労
どうも蒼留です。長い間ご無沙汰でしたが蒼留です(大事なことなので2回言いました)。
今回もハチャメチャstoryですが、お楽しみいただければ幸いです。
次の日。ルキ一行はまた、ディーラの店にいた。
あいかわらずラギウスは実験体として奮闘している(精神的な意味で)。
この日のはじめは成功した薬だったため、ラギウスの血色が良くなった。が、その後はずっと失敗続きで彼もかなりお疲れの様子である。
「ぅ」
42回目の試薬を口に含んだラギウスが小さく呻き声を漏らす。どうやらまた失敗のようで、彼の銀色の髪の毛が翠に染まっていた。
「あっらぁ~」
それをみたディーラが楽しそうに言う。どうやら大分ラギウスの“負”の感情を食したようだ。
「翠の髪もなかなか素敵よ♡ ウフフフ」
「黙れ滅するぞ」
イライラがつのって受け答えのトゲがむき出しである。
「どぉ~?」
間の抜けたルキの声がそんな空気を和らげる。
「あれ。また失敗かぁ……。
ごめんね、ラグ? 迷惑かかっちゃって……」
「……ん、気にするな」
また元の銀髪に戻ったラギウスはまた次の試薬に手を伸ばす。
昨日の『けもみみ』に懲りて、服用量を減らしたおかげで、持続時間も減ったのだ。
彼がくいっと、試薬を口に含んだその時。
「み゛ゃん゛ッッ!?」
実験室からミリアの叫び声が聞こえてきた。
「何!? どうしたの!?」
ルキは驚いて中に入り、
「……ごほっ」
その声に無表情で驚いていたラギウスは、試薬をちょっと多めに飲んでしまい、咳き込んだ。
3人の視線が集まる中、当の本人は、
「ご●ぶりぃ……」
と涙目で呟いた。
「ふぇぇぇええ!?」
ミリアよりも虫が駄目なルキはその部屋からずざざざざざっと後ずさり、その拍子に、ラギウスに当たってしまった。
「――あっ、ごめ…………!!!!!!!!!!????????」
謝ろうと振り返ったルキの顔が驚きでいっぱいになる。
「? どうし…………!!!!!?????」
彼女がなぜ驚いているのか。それは彼が声を発した瞬間に明らかになった。
ラギウスは、『女になっていた』のだ。
「んなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」
試薬の実験では10回を過ぎたころから驚きを表さなくなった彼も、思わず叫び声をあげる。
「あらあら」
そんな彼――いや、彼女か?――をみたディーラは笑いをこらえるように口に手を当てながら言った。
「可愛いじゃないの……ッ」
「だあああああまあああああれえええええええええええええええええええええええええええええ!」
さすがにパニック状態に陥ったラギウスは大声をあげる。
「んあ? あれ、ラグ? 今度は女の子になっちゃったの?」
ご●ぶりショックから立ち直ったミリアがびっくりして言う。
「そうみたいね~、見てる限りは~」
「そっか~、たいへんね~」
まるっきし他人事のミリアとディーラをラギウスが涙目で睨む。
「まあまあ、そんなに熱くならずに。
でもまあ、結構飲んじゃったみたいだし、暫く……そーね、数時間は戻れないかもねェ」
ディーラはなだめる様にいうが、それはやはり、ラギウスをどん底に突き落とす言葉だった。
ちょっと短め? これ以上書くの面倒くさいんでいったん切りました。
ラギウス君、とーとー女の子になっちゃいました~(笑)