Beguile!? 誘い方が違うだろ!
あてんそん!
※短いね!
※よく分かんないよ!
どうも、飽きるとやらなくなる蒼留です。
うふふ…、またまたでてきた長身ロングヘアー美青年。…だって好きなんですもの。描きやすいし。
とりあえず目立つ服を着替え、人混みの中を通ってゆくリメア達。
ここは、クレイノア王国と、敵対するセーリアン王国の間にある、しかしどちらにも属さない小さな街。どこの国民も関門もなく入れる、とても珍しいところである。
そのお陰で人はどんどん入って来、お店なんかもかなりある。
「……っにしても……人、多いわねぇ~……」
リメアはあらためて周りを見る。
ぐるりと首を360度回しても、見渡す限り、人、人、人、人、人!
「っふふ~。そーねー」
アリスも周りをぐりぐり見渡している。
〔イッケメンさん、居っないっかな♪〕 といった感じであるが。
「アリスぅ~。まずはどこ行く? 食べ放題とかさ、ショッピングとかさ!」
リメアが話しかけてもまるきり耳に入っていないようだ。
「…………もう。しゃーないわね、私一人で考えるわ」
リメアは呆れた顔で言う。
「……ここら辺は鍋が有名よね……かしら……あ、これは…………には……ね……」
「おぉっ!!!」
いきなりアリスが大声を出した。
「イケメン、発見!」
「ぅえ゛!?」
アリスの視線の先には、年のころなら18、9歳で長い黒髪を高い位置でまとめた、長身の美青年が歩いていた。
「仲間に誘ってくるっっ!」
アリスは彼の方へ駆け寄って行った。
「あ゛、こらっ! ちょっと!!!
……んも~~っ、アリスは~~~~っ。んっとにイケメン好きなんだから……」
全く困ったものだ…… リメアはため息を一つ吐くと、仕方なくアリスを追いかける。どうせ断られて恥をかく。だから自分の連れが恥をかくのは見ていられない、と思ったからだ。
アリスに近づくと、彼女のなんともおかしな誘いが聞こえた。
「実は私たち、わっる~い奴らに追われているんです。だから、守ってください」
リメアは呆れるやら何やらで暫く固まってしまった。
いつも短めのお話ですねー。まあ、これ位が書くのに飽きなくていいので、私には。