↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
84/1080

更に品定め

 御徒町の樹里は都で一番の美人です。


 樹里は邸を抜け出して母親の由里の家に行っていました。


「危うければいつでも代わるから」


 瓜二つの姉の璃里が言いました。


「そうなんですか」


 樹里は笑顔全開です。


「ところで、左京様はどうされた?」


 由里が尋ねました。


「もうすぐ夫婦めおとになれます」


 樹里は笑顔全開で応じました。


「そうなんですか」


 由里と璃里はそっくりな顔で応じました。


 


 宴はまだ続いています。


 最年長の宮川の少将は酔い潰れて寝ています。


「寝るな!」


 酒乱の気がある罪人が少将の頭を叩きました。


「誰が罪人だ!」


 加藤の中将は真っ赤な顔で切れました。


「馨殿の妹君も美人ですな」


 酔いが回って本性が透け始めた加古井かこいの中納言が言いました。


「まだ子供です」


 馨は顔では笑っていますが、警戒心を強めました。


「樹里様の侍女も美人ですよ。それから、大村の御息所みやすどころの侍女も捨て難い」


 加古井の中納言はニヤリとしました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。