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そして月日は流れ……

 御徒町一族は光源氏の君の血を引く由緒正しき家柄で、美人揃いです。


 左京が倒れてからしばらくして、側室全員が懐妊していることがわかりました。


(凄いにゃん。あやかりたいにゃん)


 今ではすっかりボケ猫になってしまった元猫又の吏津玖りつくは思いました。


「ボケてないにゃん!」


 脳科学を独学で学んだ地の文に切れる吏津玖です。


(中でもつかさしゃまと麻耶しゃま……)


 ロリ猫だと思う地の文です。


「司しゃまはともかく、麻耶しゃまはもう立派な大人にゃん!」


 ロリ認定は否定しない吏津玖です。


 総勢で二十人近い子供を授かった左京です。


「そうなんですか」


 樹里は笑顔全開で応じました。


 そんな中、帝と渚の皇子と箕輪の右大臣の姫の婚儀が進められていました。


 それを知った右大臣の正室のまゆ子が激怒したので、右大臣は慌てて嫡男である義智よしともの奥方を探しました。


(まゆ子を説き伏せないと大変な事になる)


 気が気ではない右大臣です。

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