9月5日/奏笑eyes お家に帰りたい
ー君の魂に抱かれてー(きみのこころにだかれて)
この作品はフィクションです。
登場する人物・団体・地名・事件・世界設定などは全て架空の物であり、
実際の物とは一切関係ありません。
初めて読む方は、本編からご覧ください。
ーboy and girls' aspectsとは?ー
このモードは主人公の視点ではなく、
君の魂に抱かれての主人公以外の登場人物の視点です。
これにより、より世界観がわかりやすくなります。
※目次の場合、下に行くほど時間が最新です。
「くしゅんっ!」
寒くてくしゃみが出てちゃったよ……。
皆さっきので、起きなかったかなぁ~?
私は周りをキョロキョロと見渡す。
けど、な~にも見えない。
9月の夜は結構冷えるよ……。
制服は雨でグショグショなのに……。
気が付けば、身体はブルブルと震えていた。
うわぁ~!ど、どうしよう……身体がビクビクしてるぅ~!
私は両腕で自分を抱きしめるようにする。
ビクビク治まれぇ~ ビクビク治まれぇ~
は、早くお家に帰りたいよぉ~。
お家が恋しいよぉ~。
あ~!だけどお部屋にイチゴ大福、置きっ放しだぁ~。
あわあわ……イチゴ大福はもう駄目かな……。
楽しみにとって置いたのに~。
私はプゥ~っと頬を膨らませる。
あ~!生ゴミも出してない……。
あわあわ……お家に戻りたいような戻りたくないような……。
私はどうすれば……。
そうだぁ~!寝よう!寝て全部忘れよぉ~!
お休みなさぁ~い。ふにゅふにゅ……。