表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

14/14

13・ハイキング・ハンティング 2

「まさか今日会得して、即日で実戦投入になるとは思わなかった…」

 指を構えたマインは呟く。マインの考えたとおり、『ファイアボール』はマインの爪先から放たれて、弾丸の様に飛んでフォレスト・ウルフの額を撃ち抜く事に成功した。

 残っているフォレスト・ウルフ二体は、仲間が突然小さな爆音と共に、額に穴が空いて死んだ事に、動揺と戸惑いを見せている。

「この様子だと、この世界に銃は無いみたいだね」

 マインの『ファイアボール』は銃弾を模している為、もし銃が存在しているなら、フォレスト・ウルフは死んだ仲間に何があったのかと理解出来ると考えた。

『あっでも、もし人間(居るかどうか知らないけど)と会った事が無い個体なら、どの道銃は知らないか…』

 そう考えるマインだが、今は目の前の事に集中する。

「出来れば此れで、僕に敵わないと考えて引き下がってくれれば…」

「ガウッ!」

 雄叫びと共に、もう一匹が飛びかかってくる。

「くれないよね」

 マインは飛びかかってくるフォレスト・ウルフに指先を向けた。

『アクアスフィア』

 再びマインが魔法を唱えると、先程とは違い水球が爪先に現れた。


 ドンッッッ!!!


 先程同じように放たれて、再びフォレスト・ウルフの額を撃ち抜いて、絶命に追いやった。

「やっぱり『ファイアボール』と同じ様に撃てるね…」

 そう呟きながら、マインは死んだフォレスト・ウルフを見る。

「…大きな生き物なんて殺した事無いから、ショックだよな…出来ればもう逃げて…」

「ガウウッ!!!」

「くれないか…」

 最後の一匹も、仲間を殺された怒りからか、マインに向かってきた。

「残りは『ダークマイン』だけだけど…何故だろう、何か嫌な予感がするんだよなぁ…」

 唯一使っていない『ダークマイン』は闇魔法。アヤメはマインが闇魔法に特化していると告げていた。そのせいか何故か妙な勘が感じられた。

「ガウウッ!!!」

「!?」

 考えている内に、フォレスト・ウルフが近づいてくる。

「ええい! 悩んでもしょうがない! 出たとこ勝負だ!」

 マインは覚悟を決めて、指を最後のフォレスト・ウルフに向ける。

『ダークマイン』

 マインが魔法を唱えると…漆黒の闇が球体状になって、マインの爪先へと集まる。そして…


 ドゥオオオン!!!!!


 今までの魔法とは比べものにならないくらいの音と共に、マインの爪先から『ダークマイン』が撃たれた。そして…撃ち込まれたフォレスト・ウルフは、跡形も無く吹き飛んでしまった…そしてフォレスト・ウルフの背後にあった木や草も、激しく抉れていた。

「……」

 あまりの光景に、マインは呆然とした。そして…

「どんだけ破壊力の高い魔法だよコレェェェ!!!!!!」

 森の中でマインの絶叫が響き渡った。


 闇魔法適正高いから…。

 感想・ブックマーク登録・レビュー・ポイント評価・質問等、励みになるので良かったらどうぞ♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ