表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

13/13

12・魔法の撃ち方

 回想みたいなものなので、何か短いですわぁ。

 遡ること三時間前…

 マインは建物前の浜辺に居た。だが別にビーチで一人寂しくキャッキャする訳ではない。

「ねぇアヤメ。昨日使った『ファイアボール』だけど、あれって掌からしか撃てないの?」

 マインは何か気になる事があるらしく、アヤメに尋ねた。

『マスターの場合は、手と口から撃つ事が出来ます』

 そう答えられて、マインは少し考える。

「手ならどっからでも可能? 例えば指とかから?」

『可能です』

「……」

 アヤメからそう告げられると、マインは自分の手を見つめて考える。そしてふと目の前の海を見上げると、手を海へと向けて、指を銃の形にした。そして…

『ファイアボール』

 マインは魔法を唱える。するとマインの爪先に火の玉が集まった。そして…


 ドンッッッ!!!


 銃声の様な音と共に、『ファイアボール』は海へと飛んでいき、やがて着水して消失した。

「やっぱり! 銃みたいに撃てる!」

 マインは喜びの声を上げた。マインは前世で見た漫画で、魔力を球体状にして撃つのを見たことがあり、それと同じ事を再現したのであった。

『魔力を圧縮させて、出来る限り小型にして撃つ方法…転生者であるマスターならではの撃ち方ですね』

 アヤメが関心した様に述べる。

「どうアヤメ♪ なかなかのアイディアでしょ♪」

『そうですね』

「…反応が淡白」

 ドヤ顔で言ったが、アヤメの反応が淡白過ぎて、恥ずかしくなるマイン。

「けどちょっと不安定な気がするなぁ…もう少し調整をしてみよう」

 そう考えたマインは、何度も『ファイアボール』を海に向かって撃って、調整を重ねていったのであった。

『アクアスフィア』と『ダークマイン』は、『ファイアボール』の感覚を模倣すれば良いと考えて、『ファイアボール』のみの練習に集中したのであった。

 尚、この練習の際に飛行してみようと思い、砂浜にあった岩から、三分しか戦えないヒーローの様に飛んだが…砂の上にダイブしただけであった。

「…午後は飛び方の練習をしよう…アヤメ、サポートお願いね…」

『…了解しました』

 何かアヤメが呆れていた様な気がしたが、気のせいだと考えた…考えたかった。


 感想・ブックマーク登録・レビュー・ポイント評価・質問等、励みになるので良かったらどうぞ♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ