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ここで私は生きて行く  作者: 白野
第二章
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第20話 襲撃

 翌日はカトカたちの装備の確認をしたり、買い忘れがないかの確認をしたり、マゴットに回復薬の作り方を教えてもらったりして過ごした。本当は移動して落ち着いてからでもよかったのだが、思っていたよりも買い物が早く終わり、宿でやることがなかったのだ。出立するには時間が遅すぎたため、ヴァロたちがカードゲームで遊ぶ傍ら、マゴットは丁寧に回復薬の作り方を教えてくれた。

 マゴットの知る回復薬の作り方は2種類で、少し体力を回復させる薬と、少量だが魔力を回復させる薬だった。魔力回復薬は大変高価なので作れるとは思ってなかったが、マゴット曰く、魔力操作と素材が重要だそうだ。薬を作って売ることは考えなかったのかと聞いてみると、作るのにかなりの手間と魔力がかかるので、考えた事はなかったそうだ。


「マゴットさんも、光の魔術師なんですね」

「はい。も、という事は、他にお知り合いが?」

「ええ。私の師父が光の魔術師でした」


 鍋を混ぜながら、マゴットは手をかざして魔力を流している。その手元は淡い黄色に光っていて、光の魔術師の魔力の色だ。


「このくらいの粘度になったら、ここにフラメリアの花弁と、ポポの魔石を入れるんです。全部溶けて、サラサラになったら完成です」


 そう言って、マゴットは一度手を放して火を止めた。焦げ付かないように鍋を外すと、ふう吐息をつく。フラメリアとポポは入れていないが、鍋には粘度のある液体が入ったままだ。なぜ途中でやめてしまったのかと首を傾げると、マゴットが申し訳なさそうに口を開く。


「私の魔力量では、魔力回復薬を一気に作るのが難しいんです。ここからはずっと魔力を流し込みながら作るんですけど、残りの魔力では難しいので…。この状態なら数日は持つんですよ」

「そんなに魔力を使用するものなんですね」


 1つ作るのにこれでは量産して売るなどは無理だろう。マゴットは冒険者なのだから、空いた時間でやるには無理がありすぎる。


「もう少し魔力があると良かったんですけど、こればっかりはどうしようもないです」

「そんな事ないよ。魔術師が出来る時点で、マゴットの魔力は十分あるよ」

「ありがとう」


 ロナーのフォローに、マゴットは微笑んで礼を言った。マゴットの魔力量がどの程度かはわからないが、ナハトよりは少ないのだろう。ならば自分が続きを作ればいいのではと思い、練習がてらやらせてもらえないかと提案した。だが、それはすぐに断られた。


「作り始めたら、最後まで同じ人の魔力じゃないといけないんです。魔力は一人一人違いますから、混ざったら別のものになっちゃいます」

「…確かにそうですね。すみません」

「いえいえ!えと…こんな感じなんですけど、何か質問とかありますか?」


 問われて、ナハトはちらりとマゴットの鞄からこぼれる材料に目をやった。銀色の種のような鉱石のようなものが、ころりと転がっている。


「ポポというのは、白い実のあれですか?」

「ええ、そうです」


 よくヴァロと採取に行く実だが、魔石になるとは知らなかった。いつも採取しているポポは銀色だが、今素材として使ったポポは、色こそ同じだが大きさが全然違う。五分の一ほどの大きさのそれは、言われなければポポと気付かなかった。


「どうやって魔石にするのでしょうか?採取したことはあるのですが、このようになるとは知りませんでしたので…」

「ああ、それはですね、採取した状態のポポの実に、更に魔力を流し込むんですよ。そうするとどんどん実が魔力を吸収して、小さくなるんです。このくらいに」


 マゴットがそう言って、転がった実を一つ持ち上げた。渡されたそれを受け取り、断りを入れてほんの少し魔力を流そうとしてみて納得した。確かに魔力が入らない。押し返されるような感覚を受けて、頷く。


「本当ですね。面白い」

「でしょう?もう少し材料があったら、ナハトさんにも作らせてあげられるんですけど…」

「いえいえ、教えていただけただけでも十分勉強になりました。後は自分で採取して、作ってみます」


 魔力で操作して植物を咲かせれば、本当はすぐに素材は用意できる。だが、イーリーに怪しまれてしまった一件もある為、あまり目立つような魔術の使い方はしたくない。礼を伝えると、マゴットは「頑張ってください」と笑顔で返してくれた。




 明日は朝一で出立しようと、早々に夕食を買いに外へ出た。相変わらず、遠くからこちらを監視する衛士の視線を感じていたが、今日はその中にあの男を見つけた。何かを感じるのか、ドラコが落ち着かない様子なのもあって、急ぎ足で宿へ戻る。念のため警戒しながら部屋へ戻り、その後夕食を食べながらも周囲を警戒していたが、特に何の動きもなかった。本当に見ているだけなのだが、あの男がいるだけで、不穏な気配が一層増す。

 カトカたちには簡単に説明をした。諸々の事情は伏せたが、大きな騒ぎの中心にいつもいる男が、今は自分たちを監視しているようだと言うと、実際衛士に理不尽な暴力を振るわれた彼らは、すぐに頷いて警戒をした。


「何か、してくるでしょうか?」

「わかりません。ですが、今日は寝る時も気を付けた方がいいでしょう」


 そう提案すると、カトカたちは一度自分たちの部屋へ戻った。

 ナハトとヴァロも荷物をすぐに持ち出せるようにし、今日は寝間着ではなくいつもの装備を着込んだまま寝ようかと話していると、その時は突然訪れた。


「ナハト!」

「…っ!」


 肩にいたドラコを引き寄せた瞬間、駆け寄ってきたヴァロに強い力で引っ張られ抱え込まれた。それと同時に轟音が響き、ヴァロごと反対側の壁に叩きつけられた。ぶわりと砂埃が舞い、破壊された壁や天井から瓦礫が落ちてくる。


「げほっ…!な、なにが…!」

「わからない…急に…!」


 顔を上げると、窓があった方の壁が完全に破壊されていた。咳き込むヴァロに大丈夫かと声をかけると、すぐさままた腕を引かれた。そのままヴァロが横に跳ぶと、先程までいた場所が燃え上がる。明らかな魔術での攻撃に、背筋が冷たくなる。

 すると今度は、ミシミシと音を立てながら細い蔦が迫ってきた。炎の間を潜り抜けて伸びてくるそれが、槍のように伸びてくる。


「くっ!」


 ナハトを抱えたまま、転がるようにヴァロは扉の残骸から廊下へ出た。

 突然の攻撃に慌てた冒険者たちが次々と外へ出ようとしていて、宿中大騒ぎになっているようだった。

 蔦が追ってこられないようナハトが壁を作ると、下の階に部屋を取っていたニンたちが、人の波を押しのけて上がってきた。

 それに舌打ちをしながら、ナハトは急いで彼らを押し返した。暴れるニンの口に手を当て、カトカに素早く告げる。


「一度しか言いませんし反論は聞きません。今すぐ他の冒険者に紛れて宿から出てください。決して衛士に捕まらないように、大人しく、私たちが行くまで他に宿を取り息をひそめていて下さい。それと、ドラコをお願いします」

「あんたらはどうすんだよ!」

「狙いは私たちのようですから、私たちはここから目立つように逃げます。いいですね」

「待っ…!」

「…わかりました」

「カトカ!?」


 ロナーとカトカがニンを押さえつける。だからマゴットにドラコを預けようとしたが、ドラコが抵抗して離れない。


「ドラコ、頼むよ」

「ギュー!ギュー!」

「ナハト、急がないと…」


 宿から逃げ出る冒険者の数が減れば、カトカたちが紛れることが出来なくなる。仕方なくドラコを預けることを諦めて、ナハトたちは宿の上階へ駆けあがった。上がりながら指先を切って壁に手を当て、遠隔で衛士に向かって蔦を伸ばす。衛士が慌てている間に、ヴァロが派手に壁を殴って壊し、そこから外へ躍り出た。


「いたぞ!上だ」


 衛士たちの声が上がり、複数の矢が射られる。それを殴り、切り落としながら、ナハト等は屋根伝いに走り出した。


「どうする?」

「とりあえず逃げるしかない。目的が分からないが、私たちを狙っていることは確かなようだからな」


 暗闇の中、まだ人通りもある通りを衛士たちが駆けているのが見える。しっかり捕まっているようドラコに伝えて、町の外、外壁の方へ向かって速度を上げた。そうしながらも、疲れるが遠隔で魔術を使い、衛士たちの足を絡めとる。焦れた衛士たちがむやみやたらに矢を射るが、そんなものが当たる程ナハトたちは弱くない。

 すると、衛士たちはとんでもない行動へ出た。


「うわあああ!」

「やめてー!」

「きゃー!」

「逃げろ!」


 悲鳴につられて足を止めると、通りで衛士が無差別に人を襲っているのが見えた。いや、衛士だけかと思ったが、その中には多数の魔術師の姿もある。サンザランドの時に負傷した魔術師ファランの姿も見つけ、どういう事かと混乱する。


「なぜ彼女が…?いや、それより…」

「やめろ!」

「待て!ヴァロくん!」


 止める間もなく、ヴァロは飛び出した。襲われる住民と襲う衛士の間に入り、相手を殴ろうとして、結局住民を抱えて逃げるを繰り返す。殴る代わりに軒先にある樽や箱を投げつけ、武器を破壊して戦意を削いでいく。だが、多勢に無勢。相手には魔術師もいる為、守りながらの戦闘は長く続かず、すぐに防戦一方になる。


「ちっ!」


 ナハトは掌を切り裂いて、そのまま屋根に叩きつけた。

 ドン!と揺れて、大量の蔦が地面から伸び、魔術師と衛士をからめとっていく。魔術師には魔術で抵抗されることも考えたが、目に見える抵抗はなくされるがままだ。見える範囲の魔術師と衛士を拘束すると、ナハトは屋根の上から叫んだ。


「今のうちに逃げろ!すぐに別の奴が来るぞ!」


 確証はなかったが、叫んだのは効果があったようだ。蜘蛛の子を散らしたように人が駆けて行くが、まだ人通りが多い時間だったために、すぐに全員はいなくならない。どうにか人が少ない方へ行かなければまたこれを繰り返される可能性がある。


「ヴァロくん!大通りを避けてあちらへ…」


「行こう」と声をかけようとして、走った悪寒に反射的に振り返った。そこにいたのはあの男。この町でナハトを斬りつけた眼帯の優等種。振り上げられた大ぶりのサーベルが、暗闇の中できらりと光った。


「ナハト!!!」


 ヴァロが叫ぶ。避けるのは無理と判断して、ドラコの乗る右肩を引きながら持っていたダガーで受け止めるように頭上に掲げた。それに、相手がにやりと笑う。


「今度は受け止めるんだな」

「!?」


 その呟きと共に振り下ろされたサーベルは、ダガーを易々と砕いて、ナハトの肩口から胸を浅く切り裂いた。衝撃でそのまま後方にぐらりと傾き、空中に投げ出される。


(「あの男…今度はと言っていた。なら、やはり…」)


 周囲の様子がゆっくりと流れ、屋根の上からあの男がにたりと笑ってこちらを見下ろしているのが見えた。浅いとはいえ大きな傷口から鮮血が流れ、線のように伸びている。このまま地面に叩きつけられるのかと覚悟していると、力強い腕に抱えられた。


「ナハト!しっかりして!」

「ヴァ、ヴァロくん…」


 ヴァロは空中でナハトを受け止めると、そのまま走り出した。


「ナハト、人通りがない方へ行くよ。引き離して、手当てを…」

「ヴァロくん…私を下ろせ。あいつに、私が劣等種だとバレている。ドラコを連れて、逃げ…」

「そんな事出来るわけないだろ!?」


 無傷ならまだしも、この怪我では逃げ切れるわけがない。路地を駆け回り、斬りつけてくる衛士を避けながら、外壁の方へ駆けて行く。

 出来るだけ細い路地を選んだせいか、少しだけ敵の追跡が緩んだ。それを見計らって、ナハトは地面に手をつき魔力を流した。転々と落ちていた血から蔦の壁が生え、あちこちの路地を塞ぐと、慌てた衛士たちの統率が乱れる。

 その隙に、物陰に隠れた。


「撒けた…かな…はあっ」


 走りすぎてヴァロの息が乱れている。いくらナハトが軽いとはいえ人ひとり抱えて走り周るのは疲れたはずだ。それを申し訳なく思いながらも、ナハトは取り出した包帯で雑に傷口を覆う。


「ダメだよ。ちゃんと、手当てを…」

「ここできちんと手当をしたら、薬の匂いで、場所が分かってしまうかもしれない…。せめて血が止まれば…今は、十分なはずだ。それより…逃げ…」

「絶対に、嫌だ。それ以上言ったら、俺怒るから」


 頑ななヴァロの説得は諦めて、ナハトは大きく息を吐いた。傷口がずきずき傷んで、呼吸が自然と浅くなる。鳴く代わりに擦り寄るドラコに手を当てながら、ナハトは口を開く。


「…わかった。ここで、言い合っても…埒があかない。どういうことかは、わからないが…衛士から、明確な殺意を感じる。…私達が、狙われていることは…確かだろう」


「自分だけかもしれない」とも思ったが、ナハトたちの足を止めるやり方が、ヴァロの性格を意識していると思わせるやり方だった。とはいえ無差別に一市民が攻撃されていれば、足を止めるものがほとんどだと思うが。

 痛みによる脂汗と、魔術を多量に使用した反動で頭がぼーっとする。回復薬を口にすると、ヴァロにも飲むよう伝えた。


「何も、考えられなくて悪いが…逃げるしか、ないと思う。どうにかして…町を出よう。少なくともそれで、衛士は追いかけてこないはずだ」

「わかった」


 ヴァロがそう返事をして、またナハトを抱えようと屈んだ次の瞬間、ぶわりと膨れた魔力を感じて、ナハトはヴァロを蹴り飛ばした。

 轟音を立てて蔦の壁が吹き飛び、その風圧にナハトも後方の壁に叩きつけられた。どうにかドラコは庇えたが、その分衝撃を受け流せず血を吐いて蹲る。


「何をこそこそしてんだ。ああ?」


 咳き込みながらも視線を向けると、瓦礫を踏みながら眼帯の男が歩いてきた。その後ろには、複数の衛士の姿。

 咽るナハトを庇うように、ヴァロが立ち上がり前に立つ。


「おーおー、よかったなあ。今度は一人じゃねえじゃねえか。それとも、おまえの言ってた連れってのはそいつか?」


 いつかの会話の事を言っているとわかり、ナハトは首を振る。血が張り付いて声がうまく出ない為、手を伸ばしてヴァロの服を引っ張った。振り向いた彼に目で逃げろと訴えるが、頑なに動かない。

 仕方なくそのまま立ち上がると、はしたなく思いながらも血を吐き捨てて口を開く。


「違う…。彼は、あまりにお人好しだから…都合よく使っていた、だけだ」

「なーるほどねえ…」


 じりじりと男が前に出、ヴァロがナハトを背中に隠すようにして構える。

 完全に不利だ。背中は高い壁で、ナハト等を挟むように左右に衛士が広がっている。突き刺すような緊張感と焦りで、頬を汗が流れた。視線を巡らせ、突破口を探す。

 すると、衛士らの足元に幾つか燃えたままの木を見つけ、ナハトは口元の血を拭った。無理やりにでも突破するしかない。背中越しにヴァロに声をかけ、血の付いた手を地面に叩きつけ大量の魔力を流した。

 ドンと地面が揺れて、狭い路地が蔦で埋め尽くされる。


「うわあああ!」

「な、なんだっ!?」


 衛士らをからめとり、更に覆うように蔦を伸ばし、更に燃える火の近くに煙幕の効果のある花を咲かせた。あっという間に燃えたそれは大量の煙を出し、視界が白く染まる。


「今だ…!」


 ヴァロはナハトを抱えて蔦を足場にして衛士らを飛び越えた。上手くいった。後はこの混乱に乗じて逃げるだけだ。真っ白に染まったそこを抜け、ぐっと踏み込んだ。

 その瞬間―――ナハトは煙の中に引き戻され、地面にたたきつけられた。


「かはっ…!」

「…逃がすかよ」


 衝撃で明滅する視界に、白い煙の中に浮かんだ男の顔が見える。深い笑みを刻んだ顔に、眼帯の男にやられたのだと察しがついた。

 その男が振り上げた手の上には、真っ赤に燃える火球がある。


(「こいつ、魔術も…」)


 衝撃で体がうまく動かない。どうにかしなければ、逃げなければという思いばかりが頭を支配し、余計に動けない。振り下ろされる手を見て、本能的に体を捻って背を向けた。


「ナハト!!!」


 聞こえた声に、瞬時に魔力を流して植物の盾を作るが、ずきりと走った怪我の痛みに一歩遅れた。かろうじて出来た盾に火球は当たり、狭い路地で爆発を起こした。押し付けられる衝撃に歯をくいしばって耐えるが、衝撃だけで熱がない。

 恐る恐る目をあけると、そこにはナハトを覆うようにして庇ったヴァロいた。


「ヴァロくん!!!」

「ぎゃはははっ!やっぱり仲間じゃねえか!!!」


 どさりと倒れたヴァロの背中は焼け、所々炭化して酷い火傷になっていた。真っ白な髪にも血が飛び散って斑に染まり、意識がない。情けない顔をしたり、笑ったり、照れたりしたヴァロの顔が脳裏に浮かび、ナハトは怒りで目の前が真っ赤になった。


「貴様…貴様ぁあああ!!!」


 いつだったか、エルゼルが魔力は血液と一緒に流れていると言っていたが、本当にそうだと思った。怒りに呼応するように魔力が膨れ上がり、それが体中をめぐっているのが分かる。ごうごうと、濁流が流れるような音が聞こえる。


「な…っ!」


 視覚的にも分かるようになった魔力に、衛士がじりっと下がる。男も怯んだように下がり、その様子にさらに怒りがわく。


(「自分は怯えたら引き下がるのか…。庇うと分かっていて、攻撃してきたくせに…!」)


 溢れた魔力をそのまま叩きつけてやろうと、ナハトは手を振り上げた。だが、その手が振り下ろされることはなかった。突如現れた見知らぬ男の拳を食らい、ナハトは意識を失った。


魔力は見えないという風に書いたのにマゴットの手が光っている描写がありますが、これは薬に反応して魔力が見えているという描写です。この世界では魔力は見えないのですが、何かに反応したり、本人の手を離れた魔力は見えるようになります。

また、魔力を変化させた後も見えます。

火に変化や水に変化させた後はもちろん見えますが、ただの魔力の状態では見えない…と言う感じです。

説明が難しい…

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