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ここで私は生きて行く  作者: 白野
第四章
132/189

第30話 狩猟大会の始まり

※少々下品な表現がございます。

胸糞悪くなる方もいらっしゃるかもしれませんので、暴言等が特に苦手な方はお気を付けください。

 ヴァロと話をして、ナハトは自分の中にある表しようのない怒りに初めて気がついた。ヴァロとは話をしようと思っていたのにも関わらず、庭先で話したあの時からずっと種火のような怒りが燻っていて、ふとした瞬間に膨れ上がって話が出来ないままでいる。

 そしてナハトはその怒りに振り回される自身に戸惑いを抱いていた。ヴァロがあの時どういう状況であったのかをナハトは明確に理解しているし、香を使われた彼が必死に耐えたのだという事もわかっている。後悔していることだって十分に伝わった。

 だというのに―――。


「…はぁ」


 ナハトはベッドの上で髪をかき上げた。眠れない。気が付くと奥歯を嚙みしめてしまっているため顎が痛い。

 何度も何度も、ナハトは自分自身がヴァロをどうしたいと思っているのかを考えた。許したいのか、責めたいのか、憎みたいのか。怒りと共に込み上げる気持ち悪さや嫌悪感とも戦いながら考えるが、なにもわからないままいたずらに時が過ぎて行った。

 そしてそれはヴァロも同じだった。表面上はナハトがいつも通りなのでヴァロもそのように行動したが、決して必要以上に近寄ることを許さず、それでいて仕事はきっちりこなすため会話もこれまで通りする。怒りを感じるのに護衛騎士の仕事中は以前と同じ感じであるため、ヴァロは戸惑いを覚えるばかりであった。

 時間を見つけて何度かナハトの部屋を訪ねたりもしたが、最初に庭で話して以降ナハトが対話に応じることはなかった。ただ、一度時間が欲しいと返事はもらうことが出来たが、それがどれほどの時間かはわからない。

 結局のところ、加害者であるヴァロには待つ以外の選択肢はないのだ。




 そうして何も進まないまま時は過ぎ、あっという間に狩猟大会を迎えた。新年の催事も婚前式も表向きは何もなく執り行われたが、裏では相変わらずニフィリムの嫌がらせは続いていた。

 婚前式では嫌味を言われる程度で済んだが、新年の催事では執拗にナハトとヴァロに絡む輩がいたのだ。どうやら舞踏会でナハトとヴァロが、リューディガーよりも”容易い”と認識されてしまったらしい。反発することも出来ないためただただ受け流し続けていたのだが、ナハトを侮辱され続けることに我慢できなくなったヴァロが言い返してしまったせいで少々の騒ぎにはなってしまったのだ。戦闘になったわけでも怪我人が出たわけでもないが、神聖な場での喧嘩は問題になり、そしてそれは手を出した側の責任になる。ヴァロは拳を握り締めて構えただけであったが、それは戦闘行為とみなされ、コルビアスはヴァロに罰を与えなければならなくなった。

 王の前で有能さを示すどころか無能を晒すことになってしまったのだ。

 だが、コルビアスにはヴァロが思わず反応してしまったのは仕方がないことだと思っていた。幼いコルビアスにも分かるほど、ヴァロはナハトの事を大切に思っている。護衛騎士としては問題だが、貴族では飲み込んでしまう感情を素直に表せるヴァロを、コルビアスはどうしても嫌いにはなれなかった。

 そしてニフィリムの嫌がらせと同様、コルビアスらを悩ませるものがもう一つあった。それが、冬の舞踏会での事だ。ナハトを襲ったブランカに対する咎めも結局のところ何もなく、ヴァロを嵌めた令嬢についても何もわからないままであった。コルビアスはニフィリムに苦情の申し立てをしてみたが、ニフィリムからは逆に「好き会う男女の仲を引き裂く愚か者」と苦情を貰う事となった。もちろんそんな事はあり得ないのだが、どうやらブランカはあの後もナハトに会いたいと、ニフィリムの側近として名乗りを上げたらしい。

 ヴァロを嵌めた令嬢についてはコルビアスの命でディネロがベルトーチカ・フラン伯爵夫人を探ってみたが、こちらは当初の予想通り徒労に終わってしまった。夫人は当日、第一子を授かったばかりで自宅にいたことが分かったのだ。

 そうなるとヴァロを嵌めた令嬢はニグルが予想した通り、外見を誤魔化していた可能性が高い。そのためヴァロに写真を見せて確認もさせてみたが、ヴァロは令嬢の外見的特徴はしっかり覚えていたが、顔となるとどうにも記憶が曖昧であった。香の副作用による物かもしれないが、そのような状態では探し出すことは到底無理であったのだ。


「ふぅ…」


 専用に用意されたテントの中で、コルビアスは小さく息を吐いた。狩猟大会様にあつらえた洋服に身を包み、リューディガーと揃いの服に喜んで大会に向けて気合を入れていたのだが―――今はげんなりと椅子に沈み込んでいる。シトレンの目があるので表向きはしっかり座っているが、心の中では盛大にため息をついている状態だ。

 その理由はテントの外にある。リステアードの元へに行きたいのだが、コルビアスのテントからリステアードのテントへと続く通路にニフィリムが居座っているのが見えてしまったからだ。


「…仕方がない」


 そう言ってコルビアスは立ち上がった。いつまでもここにいてはリステアードへの挨拶が出来なくなる。それはせっかく築いたリステアードとの友好を壊しかけないことだ。挨拶一つとはいえ大切なことである。

 コルビアスは後ろに控えているヴァロを振り返った。ヴァロはここのところずっと暗い顔をしている。ニフィリムの護衛騎士と喧嘩したことでコルビアスに迷惑をかけたと、シトレンに責められる前からずっとだ。これを言ったらまた暗い顔をさせることになるとコルビアスは分かっていたが、それでもリューディガーがコルビアスの代わりに狩猟大会へ出る以上、護衛騎士はヴァロとナハトなのだ。ニフィリムに絡まれるとわかっている以上、言っておかなければならないことがある。


「アロ、ちょっといい?」

「はい。何でしょうか、コルビアス様」


 ヴァロはすぐにコルビアスの前に膝をついた。仮面ごしにコルビアスを見る視線は、膝をついていても見上げるほどだ。

 だがその視線はわずかに不安の色を浮かべている。


「アロ、約束してほしい。僕が何か言われても、レオが何か言われても、決して怒りに任せて暴れないって」

「…はい」


 ヴァロ自身、自分が動いたせいで周囲にどれほどの迷惑が掛かったかは分かっているつもりだ。新年の催事の時はナハトにも怒られた。だからわかっている。ここで短絡的に動くことは誰のためにもならない事だ。


「申し訳ありません。もう二度と暴れたりいたしません」

「約束だからね」

「はい…」


 コルビアスはナハトにも視線を向けた。ナハトは既に不快そうに目を細めているが、仮面でそれ以上の表情は読み取れない。ヴァロが暴れた時もナハトは冷静に対応していたと言っていたし、今回もおそらく大丈夫であろう。

 そう、またコルビアスは思ってしまった。




 コルビアスを先頭に、ナハトとヴァロが付き従ってテントを出る。すると案の定、こちらに気づいたニフィリムらが向かってきた。慣例に従って少し端へ寄るが、ニフィリムはわざわざその正面へ回り込んできた。


「…おはようございます、ニフィリム様。大会に相応しい良き日になったこと、お慶び申し上げます」

「お前も調子がよさそうだな、コルビアス。今回はお前自身の護衛騎士を出せるとか…優秀な部下が増えてよかったな」

「ありがとうございます」


 コルビアスが貴族の礼をしながら挨拶を口にすると、ニフィリムは意地悪く笑いながらコルビアスの前に立った。

 周囲にいた貴族や騎士たちはニフィリムがコルビアスへ絡む姿は何度も目撃している。だからだろう、不自然に人が離れてニフィリムの護衛騎士に挟まれるような形になった。ヴァロがコルビアスの右に、ナハトが左側にまわってコルビアスを守るように立つと、何故かナハトの前にニフィリムの護衛騎士が出てくる。

 それを不審に思いながらも、ナハトは高い位置にある男の顔を睨みつけた。


「おい、おまえ。レオ…いや、シトレーと言ったか?私の護衛騎士であるヴィーゼンがお前に話があるらしい」


 ニフィリムがナハトに向かってそう声をかけてきた。わざわざナハトが名乗った”女性名”を再び出してくるあたり人が悪い。視線を向けると、ニフィリムは顎でナハトの前にいる中年の騎士を指した。よく整えられたひげが似合う男だが、ニフィリムの護衛騎士がナハトに何の用なのか。

 だがそんな事を聞ける雰囲気ではない。ナハトは警戒をしながらもヴィーゼンと呼ばれた騎士に向き直った。


「私に何の御用でしょうか」

「初めまして、私はヴィーゼン・ニエロと申します。シトレーとお呼びしてよろしいかな?」

「…はい」


 ピクリとナハトの眉が動く。ここで訂正しても何の意味もないことは分かっている。了承を口にすると、周囲の護衛騎士から小さな笑いがこぼれた。それにわずかに目を細めるも、ナハトはヴィーゼンに話の続きを促す。



「ミス・シトレー。昨年の冬の舞踏会で見たあなたの魔術は素晴らしかった。さぞかし高名な師について学んだとお見受けするが、どこの学校でどちらの師に学ばれたのか教えてはくれないだろうか?私には息子がいるのだが、ぜひ今後の進路の参考にさせていただきたくてね」


 よく口が回るものだとナハトは思う。どこの学校というが、貴族が通う学校はヴァリヤーナ学院しか存在しない。彼らはナハトが”貴族ではない”とわかってそう言っているのだ。

 ナハトは一瞬目を伏せたが、すぐにヴィーゼンに向かって口を開いた。


「残念ながら、その質問にはお答えしかねます。私はすべて独学で学びましたので、ニエロ様のお役に立てる情報は何も持ち合わせておりません」


 ナハトが魔術の教えを受けたのはカルストから、読み書きを教えてくれたのは孤児院長のシトレーからだ。後は自身で木簡や石筆を読んで学んだ。それがすべてである。

 だが、それをここで説明する術も意味もない。何よりナハトが大切に思う2人の名前を出したくなかった。シトレーの名前はもう出してしまったからなおさらだ。これ以上、彼女の名前を汚したくない。

 ナハトの言葉を聞いたヴィーゼンはあからさまに驚いた顔をすると、突然その顔に憐れみを浮かべた。


「なんと…!誰に師事することもなく、独学でそこまで学ばれたというのですか!それはそれは…さぞ血の滲むような努力をされたことでしょう。お聞きになりましたか、ニフィリム様…!」

「ああ、聞こえたとも」


 大仰な手ぶりを加えながらヴィーゼンはニフィリムを振り返った。嫌な予感にナハトは拳を握りこむ。それはコルビアスもヴァロも同じだったようで、2人がほんの少し構えたのが見えた。

 だが、今のところあちらが何をしたいのかがまったくわからないのだ。魂胆が分からず戸惑うばかりのナハトらであったが、次の瞬間ヴィーゼンが口にした言葉に、思わずコルビアスは声を上げていた。


「ニフィリム様。シトレー嬢を部下に迎える許可をいただけませんでしょうか」

「なんだと…!?」

「是非とも私は彼女を雇いたいのです。お許しいただけませんか?」

「何を言っているのだニエロ子爵!」


 コルビアスを無視してニフィリムにそう伝えるヴィーゼン。ニフィリムはにやにやと笑うばかりでコルビアスに視線すらよこさない。

 それに腹を立てて前へ出ようとしたコルビアスであったが、その動きをニフィリムが手を出して止めた。やはり視線すらこちらに向かないが、淡々と口を開く。


「お前は黙っていろコルビアス。これは私たちとシトレー嬢との契約の話だ」

「レオは私の護衛騎士です!おやめください!」

「そのおまえについていたいかどうかは彼女の自由だろう」

「…っ!」


 正論にコルビアスは何も言えなくなる。

「どうだ?」と問われて、ナハトは心内でため息をついた。ヴァロと2人きりなりたくなくて護衛騎士を続けていたが、やめておけばよかっただろうかと今更ながら思う。

 しかし今それを思ってももう遅い。ナハトは表情を取り繕うと、静かにはっきりと言い切った。


「私のような者に、そのような勿体ないご提案をくださりありがとうございます。ですが、私はコルビアス様の護衛騎士です。そのお話は、お断りさせていただきます」


 そう言ったナハトに、ニフィリムの周囲にいる騎士たちから嘲りにも似た笑い声が上がる。それを何だと思う間もなく、ヴィーゼンはまた大仰に身振りを加えて周囲にいる騎士たちに問いかけた。


「聞いたか!この御仁は自分自身でここまでの腕前を作り上げた。それでぬけぬけと今はコルビアス様の護衛騎士になっている。女であることを利用したこともあるのだろう。娼婦の真似事をした事もあったかもしれない。だが、それでも今はニフィリム様のお誘いに断りをいれられるほどの立場を手に入れられたのだ!素晴らしいではないか!」


 ニフィリムの護衛騎士から笑い声が上がる。

 ああ、なるほど。今度はこうしてナハトを貶め、コルビアスに恥をかかせる魂胆らしい。雇いたいと言ったのも、兵としてではなく娼婦としてという意味だったのだろう。本当に信じられないほど性格が悪い。そう考えれば彼らの視線にも納得がいった。耳をすませればドレスに言及する声や、舞踏会でのナハトのふるまいを口にする者がいる。

 そしてその声がナハトに聞こえているという事は、これはコルビアスにもヴァロにも聞こえているという事だ。ちらりと向けた視線の先にあるヴァロの耳が、必死に耐えているのか薄くピンク色になっている。

 その時―――。


「俺も一晩相手してもらいたいぜ!」


 そう、ニフィリムの護衛騎士の中から声が上がった。下卑た笑い声がそれに続く。

 だがニフィリムが厳しい視線で「おい」と呟くと、ヴィーゼンはすぐにその発言をした騎士を見つけ、殴った。殴られた騎士は口から血を流しているが、その顔は変わらずナハトを舐めまわすような視線で見ている。

 何発かその騎士を殴ると、ヴィーゼンはナハトの前へ戻ってきて恭しく頭を下げた。


「私の部下が失礼を申し上げた。私が代わりにお詫び申し上げる。ただ…彼らの立場を考えるなら、男所帯であるが故ご配慮願いたい。たとえ貴殿のようなものでも、慰み者として見られる事も致し方ないと心得ていただきたい」

「…ふふ、なるほど…」


 思わず笑ってしまったナハトにコルビアスとヴァロが驚いたような目を向ける。別に面白かったわけではない。昔も今も、平民だろうが貴族だろうが王族だろうが、こういう輩は変わらないのだ。一定数、どこにでもいる。そして昔も今も、ナハトは一人で戦うしかないのだ。

 そう思うと―――笑ってしまう。


「ニエロ子爵…!よくもそのような無礼極まりないことを!!!」


 あまりに直接的な言葉にコルビアスが再び声を上げる。彼は確かにコルビアスには直接物を言っていない。ニフィリムが言っていた通り、ナハトとニフィリム、ヴィーゼンとのやり取りでもある。

 だが、さすがにもう見過ごすことは出来なかった。隣でヴァロの拳が震えているのが分かる。ヴァロも怒っているのだ。主であるコルビアスがこの場を納めなければならない。


「貴殿は今、私の護衛騎士を慰み者と言ったな…!王族の護衛騎士たるものが、そのような発言をするとは…恥を知れ!」

「おまえこそ、みっともなく声を上げて…恥を知れコルビアス」

「なっ…!?」


 そう言って前に出てきたニフィリムに、コルビアスは驚いて一歩下がった。何故ニフィリムがそのような事を言うのかがわからない。大きな声を上げるのはマナー違反ではあるが、それを言うなら己の部下であるヴィーゼンにこそいうべきだ。彼はナハトを侮辱した。しかも、あまりに酷い言い草でだ。コルビアスの言動を咎めるのなら、己の護衛騎士の非礼を咎めるのが先であるはずだ。

 だが、ニフィリムは馬鹿にしたような目でコルビアスを見下ろした。


「おまえの護衛騎士は可哀想になぁ…。おまえに威厳がないから、力がないからこんな目に合う。私の元であればこのような扱いは受けなかっただろうに…。これはおまえの落ち度だ、コルビアス」

「…っ」


 そう呟いたニフィリムの言葉はコルビアスの胸に突き刺さった。俯くコルビアスに、ニフィリムは囁くように続ける。


「おまえ…リステアード兄様の下についたそうだな」

「な…!」


 何故をそれをという声をコルビアスはぎりぎりで飲み込んだ。その話はリステアードとのお茶会で内密に行ったものだ。それをどうしてニフィリムが知っている。

 コルビアスの肩に置かれた手にぐっと力が入った。指が食い込む。


「…私を馬鹿にするのもいい加減にしろよ。王族らしさの欠片もなく、威厳も支持してくれる貴族もいないというのに、おまえはいつまで王子という身分にすがっているつもりだ?王を目指す気がないならば、さっさと臣下に成り下がれ。…おまえの可哀想な護衛騎士のためにもな…」

「……」


 そう言ってニフィリムは今度はヴァロを見た。ヴァロは視線をそらし、俯いて拳を握り締めている。

 低く笑うと、ニフィリムはヴァロに「下がれ」と呟く。ヴァロはほんの少しの躊躇を見せたが、コルビアスを庇うように一歩身を引いた。その先にいるのはナハトだ。ナハトの前に来ると、ニフィリムはその肩に手を置いて口を開いた。


「もし”これ”に不満があるなら、私の元へ鞍替えしてもよいぞ。私の元へ来るなら、倍の給金を与えてやろう。ただしその場合…貴様は剣以外のものを持つことになるだろうがな」

「…わたくしのような者のために、王子から直々にそのようなお言葉を頂戴できるとは感動の極みにございます。ありがとうございます」


 ナハトは微笑みを浮かべると、貴族の礼をしながらそう呟いた。それをつまらなそうに見たニフィリムは、「行くぞ」とヴィーゼンたちに声をかけて自分のテントへと戻って行った。

 コルビアスは微笑みを浮かべたままのナハトにも、悔しそうに拳を握りこんだままのヴァロにも何も言えないまま、小さく「行きましょう」と呟いてリステアードのテントへと向かった。














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