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シーン3.5(転生者と転移者の邂逅)

【キャスト紹介】



キャスト①


リコリセッタ・ペサディーリャ(愛称リコ)


出身:転生者

IGR/エレメント:悪役/貴族

チートパワー:《幻像の思い出》《おねだり》《バツ能力》

特技:《ドタバタアクション》《リッチ》

得意技能:<当身><乗馬><追跡/逃走><威圧>

不得意技能:<説得><隠密>

【身体】40 【感覚】32 【知力】35 【意志】38 【魅力】35(アイテム補正込) 【社会】40


F.C内では陰気で怪しい不健康な見た目の見るからに悪役な貴族令嬢。

とある不良中学生男子は、何の因果か彼女に転生してしまった。

基本的には令嬢として振る舞っているつもりだが、

ときどき(?)うっかり前世の言葉が出てしまうことも。




キャスト②


ルイ

出身:現地人

IGR/エレメント:モブ/近侍

チートパワー:《万能》《奥義開封》《影武者》

特技:《戦闘訓練》《かばう》

得意技能:<隠密><近接武器><魔法機械操作><調査>

不得意技能:<乗馬>

【身体】38 【感覚】50 【知力】39 【意志】35 【魅力】31 【社会】32


リコの家、ペサディーリャ家に仕える騎士の子どもであり、リコの乳兄弟。

リコのことは主というよりも、手のかかる妹といった様子で見ている節がある。

元は名前のないモブ従者であり、

元のキャラからしてある意味やりたい放題だった彼女に付き従い、

そのやりたい放題を支えていた優秀なモブ。

主に対してやや毒舌気味だが、忠節心は本物。




キャスト③


セプテム・ウラガール

出身:転移者

IGR/エレメント:不在/マオマオ

チートパワー:《前世世界の記憶》《グリッチ活用》《スーパースマホ》

特技:《インテリゲンチャ》《調達》

得意技能:<回避><観察><抵抗力>

不得意技能:<当身>

【身体】36 【感覚】38 【知力】45 【意志】39 【魅力】30 【社会】29


前世世界からやってきたのに、気がついたら猫耳と尻尾が生えていた転移者。

困惑しつつも前世世界で培った知識を使ってこちらでたくましく生活してきた。

間延びした喋り方と人をからかうような態度をとることが多く、

なかなか本心を見せることはない。

ちなみに本名は浦賀七雄。


GM

お二人はシーンを閉める前にやりたいことはあるでしょうか。



ルイ

フラグ立ては、少し考えてからにします。



セプテム

同じ前世世界出身者同士、リコ様と少し話をしたいッスね。



リコ

お、いいね。じゃあ、偉そうに呼び止めようか。

「セプテムさん、ちょっといい? ルイは外してもらえると助かるんだけど」



ルイ

「リコ様、それはどういう意味ですか?」

ちゃんと従者らしく、不用意な行動には反対の意を表しますよ。



セプテム

「ボクは紳士ですから、何もしませんよ~」

からかうように言いますw



ルイ

セプテムさんへの忠義フラグを回収できそうにないですよw

挑発には乗らず、ちょっとムッとしていましょう。まあ、普段からそんな感じの表情ですけれど。



リコ

「セプテムさん、あたしの従者をからかわないでくれる? 少し話をするだけだから、心配しないで、ルイ」

落ち着いてもらえるように、いつもより心持ち真面目なトーンで言うよ。



ルイ

「…………。勘違いしないでくださいよ。俺が心配しているのはセプテムさんの方ですからね」

ありきたりな照れ隠しをして去ります。



セプテム

かわいいッスね?w

「さて、お話って何でしょうか、リコリセッタ様。ボクと同じ話だと運命を感じちゃいますけどね」



リコ

リコリセッタの口調から、前世世界の口調になろう。

「簡潔に言うけど、アンタ、ここではない他の世界のことを知ってるよね?」



セプテム

「やっぱり同じ話のようだね。その口ぶりからすると、キミもあっちから来た人間ってことだね。おかしいと思ったんだよ。だって、リコリセッタ嬢はボクが知っているのとちょっとキャラが違うしさ。ほら、コレ、懐かしいでしょ?」

GM、所持品にはないですけど、チートパワーのスーパースマホって実際にスマホを持っているってことでいいんスよね?



GM

そうですね、フレーバー所持品ってことにしておいてください。



リコ

「ケータイ? うわー、ここにも通信石じゃなくてこういうのもあるのか! あ、魔法機械の一種かな? こっちでは何て言うんだろう? ルイなら知ってるかな。正式名称が分かったところで、オレはついついケータイって言っちゃいそうだけど」

『オレ』は前世でスマホを見たことがないね。そう呼ぶってことも知らないかも。こっちに来て15年は経っているし、没年も不明。前世世界の記憶は15年以上前のものだから。



セプテム

そういえばそうか。ちょっとズレた反応だなと思いながらも、そこまで変には思わないッスかね。

「ボクはさ、ここに来たらこの耳が生えていてね。いやぁ、驚いたの何のって。キミはそういう変化はなさそうだけど、元からそんなにリコリセッタ嬢に似てたの?」

言ってしまうと、同じ転移者だと思っているので、違和感を持って欲しいッスw



リコ

こっちもセプテムさんが同じ転生者だと思っている体で話を続けるかな。

「そりゃビックリする話だなぁ。オレなんて気づいたら性別が変わってたよ。まあ、『オレ』だったことをはっきりと思い出したのは、ほんの数ヶ月前のことなんだけど」



セプテム

「記憶喪失だったんだ……って、え、男だったの?」

だんだん違和感に気づきますね。



リコ

「まあ、あくまで前世の話よ。もう『オレ』だった頃の記憶はだいぶ曖昧で、名前すら思い出せない。でも、この世界はあのゲームにそっくりだったということだけは、はっきり分かる。今でもときどき白昼夢を見るくらいだしな……」



セプテム

何かちょっと話が噛み合わないなと思った、ということで、『フラグ:隔たり』を回収していいッスか?



GM

はい、いいでしょう。

(セプテムRBP0→1)



セプテム

これ以上、違和感のある部分を追求してもしょうがないんで、意見の一致するところだけ拾っときます。

「……そうだね。ボクもちょっとだけ遊んだことがあるよ。正直言うと、キミはあまり友好的な子じゃなかったから、ちょっと警戒してたけど、取り越し苦労だったみたいだ。改めて、これからよろしくね~」

こっちからはこんなモンでいいッスね。お互い、経緯は違いそうだけど、共通の世界から来た人間だってはっきりと認識したかったので。

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