表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

絶対に主張を通す男

作者: pirorin


あの男は実に話がうまい。


黒いものを白だと彼が言えば皆もそう言うだろう。



彼は自分の信じたいものを信じる。

信じて、だれになんと言われようとその信念は揺らがない。


ある時、彼は女性は男性の道具だと考え、それを主張した。


しかし、今回それに賛成したものは少なく、多くの非難が彼に浴びせられた。


しかし、彼は揺るがない。


昔の日本は男尊女卑が激しかった。昔はそうであった。と彼は主張した。

しかし、何故それが廃れたのか?と指摘された。


彼は揺るがない。


女性は身体的に筋力が劣り、狩りには向いていない。だからこそ、家にいて、男性を支える道具となるのだ。と彼は主張した。

しかし、現代においての狩りには筋力は必要としない。

また、昔であっても役割分担をしているだけで、どちらも仕事をしていてどちらも必要不可欠な存在である。と指摘された。




しかし、彼には響かない。





彼はその後も語り続けた。






時が経つにつれ、指摘する人もいなくなった。





彼の周りには、彼の意見に従う人しかいなくなった。


何か感想ありましたら、コメントください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ