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告白
嘘。なぜ逃げてしまうのだろう?なぜ誤魔化してしまうのだろう?なぜ自分の行動を認められないのだろう?いつからこうなったのだろう?
現在ようやく自分と向き合って初めて疑問を持つことができた。現実だけど虚構の世界に生きてきて初めてこれから真実に生きる事ができる気がする。
「吉田さんあなたはなぜ嘘をつくのですか?自分で理解してますか?」
「先生、自分は多分自分を取り繕うことによって嘘を重ねてきたと思います。」
「そうですか。なぜ取り繕うのですか?」
「自分自身を守りたい気持ちだと思うんですが、言い逃れみたいな感じで都合良く一部をかえて話してしまうんです。だから嘘が嘘を呼んでしまうんです。」
「そうですか、何かきっかけとか自分自身思い当たることはありますか?」
「そうですね。いっぱい有りすぎて話しきれないですが、自分で考える最初のきっかけは思い当たることはありますね。」
「そうですか、じゃあ一個づつ話して見てください。これからの為に見つめ直してみましょうか?」
「解りました。一個づつ思い出しながら話します。宜しくお願いします。」