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改造怪物スイーパー  作者: いちご大佐
第2章 放火魔と怪物少女達、深まってゆく謎。
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第17話 平行線上のジャンクション

菅原リョウの健康状態:

両手欠損、指の付け根あたりまで修復完了

左目欠損、約80%修復完了

チューンアップを受けネコ・ヒト(女性)の遺伝子を取込み中

タコの遺伝子を取り込み完了

 ━━3月16日 17:57 『地下基地』━━


 最近気になることがある。

 今も隣のテーブルで澄ました顔で読書している、スイーパーメンバーの一員『キョウコ』のことだ。

 多分俺より二つくらい年下。物静かで、時折喋ったかと思えば毒を吐く、いつも変わらぬ澄まし顔。いつも通り。しかしここ数日、彼女の顔にアザが出来ていることがよくある。よく見たら口の端も切れて血が滲んでいる。

 彼女が一人で外に出ることは殆どない。

 考えたくないが、メンバーの誰かから暴行を受けていると考えるのが自然か。

 やっぱり見て見ぬ振りは良くないよな。


「なあキョウコ、ちゃん。その顔さ……」

「貴方には関係ないことです」


 聞き終わらないうちにきっぱりと言われた。

 同じ場所で生活する仲間なのに、関係ないなんてことはなかろう。

 しかしそんな風に言われたら何も言い返せない。


「そう……か」


 このもやもやする感じは何だろう。

 何も言い返せないが、どうにも納得いかないな。



 ━━3月17日 10:22 『武術道場』━━



 これといった進展もなく一日が終わり、次の朝が来る。

 俺の道場通いはほぼ日課となった。毎朝六時くらいに起床し、朝の身支度をして、キャルメロさんの作った朝食を頂いて吸血鬼達の道場に向かう。女だらけの武術道場、ということも忘れてしまう位ハードすぎる基礎訓練の後には、地稽古スパーリングが待っている。


「宜しくお願いします」

「御願いします」


 相手は専ら、このゆるふわ系な吸血鬼さん。名前はなんだったか分からない。この人の繰り出す瞬足の二段踏み込みを攻略するのが当面の目標だろう。この人は稽古開始の挨拶をした瞬間から、ゆるふわな雰囲気が消え去って『狩る者』の目になる。四肢の先から黒く変色していき人間離れした身体能力を生み出す、という特殊能力を使うのだ。相手は驚異的身体能力を誇る吸血鬼、一方の俺は『両手』及び『左目』を欠損しているサイボーグ。手加減すれど容赦は無い。

 おっと、よそ見は禁物……!


ッ!」

「おゴッッ」


 バシィッという撃音が清々しい程に響いた。

 鋭い掌打で鳩尾を抉られ、場外に弾き出される。悶絶。


「いつにも増して集中出来ていませんよ。今は頭の中空っぽにして、目の前のことだけ考えて下さい」


 見透かされているな。

 キョウコの一件がまだ頭の中で燻っているのだ。いじめ、或いは虐待か。キョウコは何故周りの人間を頼ろうとしないのか。納得するまで、考察せずにはいられない。

 二本目開始の合図。どうにも稽古が身に入らない。集中の乱れは隙を生み、相手はその隙を確実に突いてくる。ほら、いつの間にか既に、一歩踏み込まれている。そして次の一瞬には、完全に間合いを詰められている。普通の人間なら下手すれば死ぬ威力、ゼロ距離から放たれる掌打。


ァッ!」


 よし、一旦切り替えよう。

 そう意気込んで、俺はその一撃を腹で受けた。今度は全力で腹筋を固め、足腰に力を入れた状態で受ける。腹に衝撃が走り、全身の血が逆流したような錯覚とともに、衝撃が頭の先まで到達。頭の中で何かがプチプチと音を立て千切れた。胃が、肺が、右の目玉が、弾け飛びそうになるのを堪えた。十数センチ後ろに押し飛ばされつつも、地面から決して足を離さず、境界線ぎりぎり手前で留まった。足裏が熱い、多分火傷しているな。

 だが……。


「一撃、耐えたっ……!」


 相手と一瞬目線が交わる。驚き感心したような表情をしていた。

 どうだ、見たか。そんな気分だ。だが稽古はまだ続いている、素早く飛び跳ね再び間合いを取った。


「っとと」


 頭がくらくらして少しよろめく。流石に次の一撃も受けるのは危険だな、次は確実に避けよう。相手の動きに気を付けながら、右に左に小刻みに動く。また少しよろめいた瞬間、相手が視界から消えた(・・・)。遅れて気づく、第一歩の踏み込みを右前、俺から見て左側、即ち眼帯で死角となっている方向へ踏み込んだのだ。目で捉えた時には既に、二歩目を踏み込まれていた。不味い、これを受けたら、死。

 必死で右目を動かすと、掌打を放とうと肘を引くモーションが見えた。しかし、何故だか段々ゆっくりになっていき、しまいには完全に止まってしまった。いやこれは違う、俺の体も動かない。この前と同じで、俺にだけ止まって見えているのか。どうやら『命の危険』がスイッチらしい。まあ、結局自分も動けないから攻撃はよけられないのだろうけども。

 半ば回避を諦めてしまった。すると、止まっていたのが再びゆっくり動き出す。

 突如、猛烈な頭痛に襲われ視界が歪んだ。

 なんだ、これは。

 さっきのダメージが脳味噌に響いたか。

 引き伸ばされた時間、頭痛と、唐突に揺れ歪む視界。

 蜃気楼のように歪んだ世界の向こうに見えたのは


 『 稲沢イナザワ ハル 』……!


 相手の姿が稲沢と重なる。

 俺は左足が壊れるほどに力一杯床を蹴って、自分の体をその場から跳ね除けた。


『逃げろ』


 頭の中で誰かがそう叫ぶ。

 素直にその場から離脱しようとした。

 しかし、それを引き止める奴が居る。

 其奴は頭の中の奥深いところからこう言う。


『絞め殺せ』


 その声に操られ、俺は素早く左腕から『触手』を出した。

 思い切り腕を振って、稲沢の首にそれを巻き付けようとする。

 しかし触手は難なく掴み取られて、ハンマー投げのように振り回され、壁に全身叩きつけられ。

 その拍子に側頭を強打。

 稲沢の幻影に見下ろされながら、意識が白く染まってフェードアウトしていった。


 ・


 ・


 ・


「菅原さん、起きてくださぁい。稽古終わりましたよぉ」

「はふぅ?」


 暫く何が何だか分からなかった。ここはどこ私はだぁれ? というやつだ。よほど強く頭を打ったらしい。見ると既に林檎ちゃんは着替えを済ませていて、僅かにシャンプーの匂いが漂った。普段は厳しい道場長も少しおろおろしている。どうやら林檎ちゃんと道場長以外は喫茶店に行ってしまったようだ、俺もさっさとシャワーと着替えを済ませて帰るか。余談だがこの道場にはシャワーが備え付けられており、皆稽古終わりに身を清めてから喫茶店の仕事に行くのだ。ただシャワールームも更衣室も一つずつしかないので、俺は他の皆が使い終わってからにしている。メイド長は「私たちはメイドですし、誰も気にしませんので遠慮しなくても良いですよ?」と言っていたが。皆が気にしなくても俺が気にする。


「なんか稽古の度に死にかけてる気がする」

「す、すまん菅原。少し厳しすぎたか。も少し優しい方がいいかな?」

「あ、いえ。体は丈夫なので。次からもビシバシお願いします」

「そうか。よかった」


 気遣ってくれているのか、道場長も意外と優しいところがあるんだな。確かに基礎訓練はハードだが、死にかけているのは大体ゆるふわさんのせいなので道場長が心配する事ではない。しかしまあ、朝から運動するというのはいいものだ、まだ昼にもなっていないが腹が減ってきた。キャルメロさんの作るご飯が恋しい。

 シャワーの前に、林檎ちゃんに話すべきことを話しておく。

 金が足りないのでD市行きはもう少し待って欲しい、ということだ。

 林檎ちゃんは待ちきれないといった感じで、お金なら全部私が払う、と言ってきたがそれは断った。待たせて申し訳ないが初給料を無駄に使わせてしまっては格好がつかない。向こうで少し買い物もする計画だが、俺が払わないと意味がない(・・・・・)ものもあるしな。

 と、話すことは粗方話し終え、俺もシャワーで汗を流して道場を後にした。

 風呂代が節約できるのもこの道場のいいとこだ。




 ━━11:32 『地下基地』━━



「クソッ、こっち来い!」


 基地に帰って、昼食の匂いより先に飛び込んできたのは、怒鳴り声。広間に入って見ると、丁度キョウコがミサキに手を引っ張られて居住部屋の方へ連れて行かれるところだった。やれやれ、ミサキはまた機嫌を悪くしているのか。状況を見るに、前回同様メガネさんがキョウコに絵画を教えていることが気に障ったらしい。何がそんなに気に入らないのやら。今回は画架に立てられた絵は無事である。

 描かれているのは人の顔だった。目が釣り上がって髪は乱れ気味、しかし何故か優しげな雰囲気もある気がする。一体誰を描いたのだろう、俺には分からない。

 丁度話しかけやすい位置におっさんがいたので呆れ混じりに話しかけた。


「またミサキですか。何がそんなに気に入らないんですかね……」

「あの娘もね、色々複雑なんだよ。うん」


 そんなに精神的に不安定になるような過去があったのか。あまり首を突っ込まない方がいいようだ。

 その場にいたおっさんとメガネさんは気まずそうにしながら、気分転換に外の空気を吸いに行った。俺は昼までここで待つとしよう。キッチンの方ではキャルメロさんが、鍋で何かを煮込んでいる。この匂い、みりんと醤油、大根と魚の煮物かな。待ち遠しい。早く食べたい。

 ふと、壁を見た。

 この前俺が描いた下手くそな黒猫の絵と、キョウコが描いてミサキが潰した犬の絵が飾られている。


「……」


 ……なんで思いつかなかったんだ、こんな簡単なこと。いつもキョウコと一緒にいて、且つ彼女に暴力を振るうような人間。

 そんなの彼奴しかいないじゃないか。

 俺は広間から出て、居住部屋の方へ行った。廊下の両側に三枚ずつ並ぶ、合計六枚の扉、その内の一つ『女子部屋』の扉の前に立つ。案の定、不穏な音が聞こえてくる。平手で打つ音、骨と骨とがぶつかる音、何かが折れる音、小さな呻き声。何も出来ずに暫く立ちすくんでいると、やがて音が止んで、乱れた吐息のようなものだけが聞き取れるようになった。俺は意を決してドアノブに手を伸ばす。しかし俺が開けるまでもなく、向こう側から扉が開かれた。

 現れたのは上半身裸(・・・・)のミサキだった。ジャージのズボンだけ履いている。思わず目を逸らしてしまったが、やけに腹部が傷だらけだった気がする。

 俺には目もくれず、廊下の奥のドクターの部屋に向かって行った。何故上半身裸なのか、は一先ず置いておくとして、引き止めなければ。


「待てよ。どこ行くんだよ。何してたんだよ」

「テメーには関係ねぇ引っ込んでろ!」

「流石にこれは見て見ぬふりできねえよ。質問に答えろ」

「ッせーな……キョウコが怪我したからキシダとかいう医者のとこ行くんだよ」

「キシダさんなら今日は居ないぞ。ドクターは居るが」

「……チッ」


 部屋から『はぁーッ…、はぁーッ……』と苦しそうな吐息が耳に届いた。

 ミサキは方向転換して広間の方に行こうとする。キャルメロさんを頼るつもりだろうか。


「待てって。なあ、教えてくれよ。何でこんなことするんだ?」

「うぜぇ、男のくせに女のことに口出しするんじゃねぇ!」

「男とか女とかどうでもいいだろ。俺はただ、何でそんなことするのか、知りたいだけなんだ」


 俺がそう言うとミサキは顔を真っ赤して髪の毛が逆立たんばかりに息を荒らげた。声が声にならないほど怒っている。俺の言ったことに、何か余程気に入らないところがあったようだ。素の背中を向けたまま、喉に物が詰まったように唸った後、腹に溜め込んだ物を吐き出す如く怒鳴り散らした。


「……何っ、なんだよお前ェ! そんなこと知るかよ……アタシだって分かんねぇんだよ! 何でこんなことするのか! どうすりゃいいのかって! 自分でも分かんねぇんだよぉ!! 男なんて誰も信用できねぇから、こうするしかねぇんだよおぉ!!」


 最後は痛々しい位に涙を流しながら叫んでいた。

 俺が口を挟む余地もない。涙に濡れた顔を腕で拭いながら広間の方に走り去っていく。やがて騒ぎを聞きつけたキャルメロさんがやって来て、部屋に入って応急処置をしたが、俺は部屋には入れてもらえなかったので中の様子は分からない。何故キョウコがこんな目に遭わなければならないのか、結局最後まで何もわからなかった。ただ、また他人を泣かせてしまった、という事実だけが残って後味の悪さが腹の底に渦巻いている。

 俺が広間に戻ると、毛布に身を包んだミサキが入れ違いで部屋に戻っていく。何も言わなかったが泣き腫らした目で睨まれた。一人になる。椅子に腰掛け、この広い部屋に居るのは自分一人であると再確認してから、溜息を吐いた。また腹の底からもやもやがこみ上げてくる。


「く、クハハッ……」


 俺はその行き場のない『もやもや』を『笑い』に変換した。

 分からない、分からない、仕方ない。だから、笑う。

 俺には分からない。こういうとき、どうすればいいのか。

 だから笑うのだ。

 誰にも気づかれないように、小さく押しとどめるように。

 気が済むまでそれを続けた。

 結果として、周りが見えなくなっており、人が後ろに立っていることにすら気付いていなかった。


「よう、仮面が外れかけてんぞ」

「キシダさん!?」

「ドクターに呼び出されてなぁ。どうせまたミサキのことだろう、違うか?」

「……違いません」


 ああ、どうしよう。完全に見られた。

 あまり人には見られたくなかったのに。

 キシダさんは察してくれたのか、何でもないように言った。


「ああ、今のは別に気にすんな。誰にも言わんから。と言うか何となく分かってたし」

「何で……」

「前にも言っただろ、俺の昔馴染みに、お前と似たような奴がいたんだ。彼奴はお前と同じで人の顔が分かんねえ、そして何より、人の気持ちが分かんねえ(・・・・・・・・・)んだ」


 なんだ、そうだったのか。

 更にキシダさんはこう続ける。


「お前はきっと彼奴と同じで、人の気持ちを理解しようと頑張ってるんだろうな。これっぽっちも理解できないくせに。いいか、他人の気持ちなんか理解出来たところで何にもいい事はねえぞ。だからあんまり無理はしなくていいんだ。お前はお前なりの見方で世界を見渡せ、それで十分だ」


 何も言えない。

 この人の昔馴染みとは、そんなに俺に似ているのか。既に亡くなっているという話だが。

 キシダさんは何事もなかったかのようにキョウコの手当てをしにいった。

 思わず独り言が漏れる。


「何でもっと上手くやれないんだろうなぁ……」


 俺は椅子の背もたれに身を預け、目を瞑り、自分の過去を顧みた。



 ━━『菅原リョウ』の記憶━━



 物心ついた時からそうだった。

 周りの人間の気持ちが分からない。

 感情がないわけではない。ただ『共感』という機能が甚だしく欠けているのだ。最初のうちはそれこそ奇妙な感覚で、皆の笑顔を見ても何も感じない、その表情がただのがらんどうに見えた。何故面白くもないのに笑っているのか、と疑問に思った。後にそれは俺の思い違いで、どうやら本当に面白くて笑っているらしい、と気付いたのだが。しかしどう見てもその表情が、表面だけの『仮面』のように思えて仕方がない。

 大分昔、孤児院に併設された保育施設にいた頃の話だ。昼食のあとはお昼休みで、皆スコップやらサッカーボールやらを持ち出して元気に遊ぶ。おもちゃ箱の中身も充実していて、それで遊ぶ人も多い。そのおもちゃ箱から、いつも同じ人形を取り出して一人で遊んでいる女の子がいた。友達がいないわけではないのだがひとり遊びが好きだったようで、そのボロい人形と一緒におままごとをしたり着せ替えして遊んだり、笑顔で毎日遊んでいたのを覚えている。俺は思った。


『こんなものが本当に楽しいのか』


 理解したくて、ある日その女の子より先に、おもちゃ箱からその人形を取り出した。遅れてその子が、それで遊びたいから貸して、と言ってくる。俺が先に取ったから今日は俺がこれで遊ぶんだ、と言うと、こじれた。仕方がないので少し考えると、いいアイデアが浮かんだ。

 俺はそのボロい人形の首をもいだ。

 元々千切れかけていたから子供の手でも簡単に千切れる。

 そして、胴体の方を差し出してこう言った。


『大きい方、あげる』


 その子は見たことのないくらいぐしゃぐしゃな顔で泣き喚き、先生を呼び、俺が先生に怒られる。

 訳が分からない。

 親切のつもりだったのに、どうして泣くのか、何故俺が怒られているのか。

 それから俺は、出来るだけ周りの人に合わせるように心がけた。『人間』という生き物を理解しようと心がけた。毎日欠かさずテレビを見る。バラエティ番組を見て、ガヤが笑うのに合わせて「はっはっはっ」と声を出してみる。ドラマを見て、怒ったり悲しんだりする人物を注意深く眺めて、何故そうしているのか考える。そんな風に一つ一つ、人間らしさというものを覚えていった。覚えたことを鏡の前で実演してみたりもした。一見上手くいっているように見える。しかし、鏡越しに眺める景色はいつもどこかが不自然で、完全に思い通りにはならなかった。どれだけ人間らしさを追求しても、永遠に交わることのない平行線上をひたすら走っているようで、まるで手が届かない。いつしか『仮面』を被っているのは俺の方になっていたのだ。

 俺はただ怖かった。人を泣かせることが。その涙にどれくらいの意味があるのか、それを測ることは、俺には叶わない。その涙に俺という『人間』を否定された気がして、身も心も押しつぶされそうになるのだ。周りの人からしてみれば、多分これは馬鹿げた話なんだろうと思う。しかしこの『得体の知れないもの』への恐怖は、今も根強く残っている。


 その恐怖を振り払おうとは思わない。

 それがある内は人間でいられるような気がするから。

 いつか「俺は人間だ」と胸を張って言える日が来る、そう願っているからだ。


※キャラデータ※

名前:キシダ(岸田)

性別:男性

年齢:見た目年齢は20代(実年齢不詳)

肩書:闇医者

   無免許医

   マッドサイエンティスト

能力:『???』

備考:ドクターと一緒にリョウの改造手術を行った人物。医学の心得はあるが専門は工学系である。『ヒグラシ団地』と呼ばれる場所にある彼の研究所では、世に出ていない闇技術が多く扱われている。

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