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第1章~現実との遭遇~

リビングのソファーで目が覚める。

「また寝ちゃった?最近疲れているのかな?」

ソファーから起きると頭が少し痛い

「風邪かな?明日学校だし薬でも・・」

と薬を取りに行こうとすると呼び鈴が鳴る。

「はーい、ちょっとお待ちを」

玄関の覗き穴から覗くとメガネをかけた女性が立っている

誰だろう?でも何故か記憶にいる人だった。

「今開けますね」

ドアを開けるといかにも秘書っぽい格好をしている女性が長谷川だと思い出す。

「長谷川さんでしたよね?」

言われて長谷川も

「西谷さんお元気だったかしら?今日は大事な用件で来ました」

そう言われて、そんな約束をした気がしたので。

「ここじゃあれなんで上がってください」

「ありがとう、お邪魔しますわね」

そう言い部屋に上がっていく長谷川。


リビングに通され椅子に座ると長谷川がキッチンの方に向かって

「西谷さん最近変頭痛がしない?」

キッチンからもどってきて、テーブルにお茶を置きながら少し考えて西谷が

「最近偏頭痛があって、しかもその前後の記憶もあやふやで」

続けて長谷川が

「その正体知りたくない」

椅子に座りながら西谷が答える

「疲れとか風邪とかじゃないのですか?」

それを聞いて長谷川が

「ここ3年間で病気とかしたことはあるかな?」

右手で顎を摘みながら少し考えて

「特に病気とは無縁だったかもしれないです」

置かれたお茶を少し飲んで長谷川が真顔で

「西谷さん余り時間がないので率直に話をしますね」

「は、はい」

急に真顔になった長谷川を見て西谷に緊張がはしる

「これから起こる事は現実とは掛け離れた事なのでビックリしないで下さいね」

「は、はい?」

現実離れ?ビックリ?よくわからないけどそう返事をした西谷

長谷川がメガネを取りテーブルに置きながら

「今から目を瞑ってもらって意識を頭痛のする方へ集中してもらってもいいかしら?」

そう言われて西谷は目を瞑り痛い頭に意識を集中してみる。

「私の声が聞こえるかな?」

突然、頭の中で声では無い声が聞響いてくる。

ビックリしてつい目を開けてしまい。

「え?何?今の声?」

正面には真顔の長谷川さんしかいない

あたふたしている西谷を見て真顔だった長谷川がニコッと笑いながら。

「今の声の主が頭痛の正体かな」

長谷川さんが何を言っているのかがよくわからない西谷が

「声の主?どこから?」

長谷川が西谷の頭を指差しながら

「西谷さんの頭の中から、わかりやすく言えば、頭の中に奇生体がいてね」

そこまで言うと西谷が両手を前にだしながら

「ちょっと待ってください、寄生体とか飼った覚えが無いし」

長谷川は出した手でこまった様に頭をかきながら

「確かに飼った記憶が無いだけでその記憶があれば納得してくれるかな」

西谷は両手を出したまま

「そもそも寄生体とか変な声とか非現実的で・・」

そこまで言ったときに長谷川が

「最初に言ったでしょ、非現実的だって・・現実を知っていただいた方がいいかな」

そう言うと長谷川は目を瞑りながら

「コンタクト開始、直接干渉、ジン起きてくれますか?」

西谷の頭の中で何かが弾けた。

「私はジン、貴方の中で生きている奇生体と呼ばれている存在、今から過去の記憶を全て開放するのでその目で見届けよ」

西谷の頭の中で封印されていた過去の事実が解放されていく。

・・・数分後、事実を知った西谷は悲しくて涙が止まらなかった。


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