表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/32

第4章~均衡を保つ存在~

薄暗い部屋の中に新浜と3台のモニターがある。

そのうちの2台のモニターの画面が映り始め画面に「音声」と表示される。

「このタイミングで公表するとは何を考えているのだ政府は」

そう言ったのは「音声01」と画面に出ているモニターだった。

「我々のシナリオと違う事が起きているじゃないか新浜君」

今度は「音声02」と画面に出ているモニターからだった。

「NSKの邪魔が入りまして、修正の方は私の方でしますのでご心配なく」

そう答えたのは新浜だった。

「いずれにしても均衡を保つのが我々の役目だからな新浜君」

そう言うと2つのモニターの画面が消える。

モニターが消えてから少しして暗い部屋が明るくなり元の長官室に戻る。

新浜は自分の椅子に座るとため息をしながら

「争いながらの均衡ね、まぁいいさ最後に残るのは私だから」

新浜は机の上にある書類を手に取り眺めながら

「駒は揃っているし、次はどうするかな」


SAS会議室

部屋の中には新浜、長谷川、荒川、中神、ジェニの5名と千葉からの中継モニターに映る西谷と片山がいた。

「全員揃ったね」そう話し始めた新浜は続けて

「皆も知っての通りSAS組織が一般に公開された、これでUDSも堂々と現れると思う」

「先日、ハワイ支部から何とか脱出して来た、ジェニとジョンのお蔭でUDSのテロに対応する事ができたが」

「未だWDとは連絡が取れない為、緊急マニュアルに沿いジェニを関東支部にジョンは関西支部に配属する事になった」

「ではジェニ君自己紹介を」

そう言われたジェニは席を立ち自己紹介を始めた。

身長は片山より小さく金髪でまるでお人形の様だった。

自己紹介が終わると新浜が

「配置は西谷、片山は千葉方面、荒川は埼玉と北関東方面、ジェニは東京と神奈川とその他のフォローをしてもらうが、状況に応じて各自の判断で動くように、以上」


美由紀と片山は同じ部屋で各自の携帯の画面で会議に参加していた。

中継が終わると片山が美由紀に

「あのジェニって人は私と同じ氷系でWDのNo3だよ」

それを聞いた美由紀は驚きながら

「あの可愛いお人形さんが」

片山は「うん」と縦に首を振ると続けて

「同じ系列だから知っていた、しかもランクSSでSKじゃなくてASKって呼ばれている」

「ASKはわかりやすく言うと同時に2つの魔法が使える」

「私と美由紀ちゃんと束になっても多分勝てない」

美由紀は敵じゃなくてよかったと思った。


とある地下の薄暗い部屋にダークソードと1人の男がいた

「ダークソード様計画は順調に進んでおります」

そう言ったのは片山の前に現れた男だった。

ダークソードは「うむ」と頷いてから

「橋本、ジェイソンはどうした」

橋本と言われた男は

「NSKの邪魔が入った様で再生中でございます、それとSASのSKが魔具を持っていたとジェイソンが申しておりました」

それを聞いたダークソードは薄笑いを浮かべながら

「魔具が存在していたとは、そのSKには興味があるな・・・柳は今どうしている」

そう言われた橋本は

「制圧したSASのNY支部でWD-SAS本部を捜索中です」

ダークソードは少し間を開け

「捜索は他に任せ、柳をこちらへ呼び戻せ」

橋本は了解しましたと言いそこから姿を消した。

部屋に1人残ったダークソードは高笑いをしながら

「必ず魔具を奪い取ってみせる、そしてこの星を我が手に」


見回りも終わり部屋に戻ってきて片山と合流した美由紀に悪寒が走った。

「風邪引いたかな」

美由紀がそう言うと片山が冷静に

「美由紀ちゃん私達は風邪引かない体質だよ」

確かにその通りと美由紀は思った。

2人は寝るまでの間、明日の巡回ルートを話し合っていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ