第8話
世界に1つの神がいた。その世界は何も無い光も音も空気も果ては空間もけれど神は世界に確かに存在していた。
「あれが【無の虚無神】絶対的な力と存在があり世界全てに関連していると言われ、全ての知識を持つという。」
「そうだ、瑞葉お前が使ってる剣も我々の異能も違う者の異能も根源は彼奴と言われている。……それで?何を聞きたいのだ?」
聞きたいのは、蓮華の言った呪いの言葉だ。あれを聞くのは【無の虚無神】が手っ取り早いと考えたのだ
「【無の虚無神】よ。邪は真として永遠は道として正は王として、邪悪の真 永遠の回廊 正義の王座たらしめ、其れを統べる者、悪魔と天使の神たらしめんとし。その魂、全にして一 個にして多 天上示さんとせん。これらを持って……とす。この文言に聞き覚え」
「何故其れを知っている?」
「え?」
「だから何故其れを知っている?」
「友達が知っていて……」
「名は?」
「れ、蓮華と」
「成程、我が弟子か。奴は元気か?」
弟子、だと?【無の虚無神】はこの数年私たちの監視の目の中にあったはず!?でも蓮華のことを……
「我が弟子は、我の他に唯一【魔法】を操れる神にも等しい力を持っている。貴様ごときでは手に負えんだろう。まぁアイツは恐らく未来の力を……」
「【無の虚無神】!!それは一体どういうことですか!!!?」
蓮華が【魔法】を!? アザトースが【無の虚無神】たる所以の力を?其れはつまり……
「奴は、昔から白いヒーローというやつにゾッコンだった。白いヒーローと戦い目的を果たすことを生きる至上の喜びとしている。……【魔法】はそもそも使えてたみたいだし、覚醒さえすればこの世に奴に勝てる存在は居ない」
「故に人の子よ。奴の友達というのなら奴と話をさせろ其れがこの話をした対価だ。」
「は、はぁ」
「では、またな。」
蓮華が【魔法】をそして、僕と戦うのが何らかの目的?分からない、理解できない。……もしかして僕が知れていた蓮華の事は一欠片にも満たなかったということ?……明日、聞いてみよう。それで考えよう
この話は編集された5話の次に来る予定の話でした。なので5話まだ見れてない!!って人は是非見ていただけると嬉しいです。もしよろしければ評価の程よろしくお願いします。では次回の後書き2でお会いしましょう