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文系剣士と理系魔道士の六年傀儡記  作者: 松房
第四章 学生達の夏
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第63話 閉会式

今回は更に短くなってしまった。

「これより、夏至祭閉会式を開始するっ!」

━━うおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!

(よし。発射!)

辺りは闇に包まれ、夏至祭の終わりが近づいてきた頃、校長が拡声器の様な魔道具を使い、閉会式の開始を宣言した。

会場とは少し離れた場所からそれを確認した隼が二発花火を打ち上げる。

━━バンッ! うわぁぁぁぁぁぁっっっ!!!

突如夜空に咲き誇った二色の炎の花は観衆を沸き立たせた。

(やっぱ、開会式に打ち上げたのが評判があんまし良くなかったのはまだ少し明るかったからか)

ジョンから開会式の様子を聞いていた隼は良かったと、会場の方へ体を向ける。

「さってと、次の出番は少し後か。それまでは少しゆっくりするかな。」

地面から腰掛けられる様な突起を生やすと、隼の耳に付いたインカムもどき(ラルグ先生作)から通話が入った。

『あ、あ~聞こえますか~』

「はい。聞こえてます~」

隼が応答すると、ラルグ先生は咳払いすると、隼へ指示を飛ばした。

『え~んんっ!なんか朝から面倒事ばかり持って来て悪いんだが、あの、踊り部と、演奏部の見世物がこの後のスケジュールの組み込んであるだろ。』

「はい。入ってますね。」

『その件なんだが、かなり、時間が押しててな・・・』

(なんか、嫌な予感がする。)

『そこへお前のハナビを投入して、本来ハナビをやる予定だった分の時間を短縮しようって事になった。』

(はぁ~あ。まぁそんなこったろうとは思ったよ・・・)

「んで、具体的にはどうすればいいんですか?」

『お前はただ、俺の指示したタイミングに指定した番号のマテリアルを起動すればいい。

なぁ~に、たかだか二分ちょいの見世物だ。それをもたせる程の弾数も残ってるんだろ。』

(開会式で六発、さっきので二発撃ったから後、百九十二発か。)

「はい。あります。後・・・」

『分かってる。分かってるよ。残弾数は百九十二発。発射から爆破まで二秒。それもしっかり考慮するさ。』

「はい。お願いします。」



その後、行われた見世物は先生の指示もあってか成功を遂げ、今年の夏至祭は終わりを告げた。


時間が欲しい・・・

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