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文系剣士と理系魔道士の六年傀儡記  作者: 松房
第四章 学生達の夏
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第56話 久しぶりのマテリアル

今日は前半はガジャ、後半は隼目線です。

「なんスか・・これ。」

俺はハヤテの部屋に入ると見た事もないモノで出来た球体を見たっス。

「あぁ。ガジャか、これはポリ塩化ビニルって言うんだ。今回は花火の材料に使うんだが、軽いし、加工もしやすくて、それなりの強度がある便利な素材だよ。」

灰色の球体について聞くと、ハヤテが何故か誇らしげに説明してくれた。

それにしてもハヤテの頭の中はどうなってんスか。

語学の講義でダメダメだったから、てっきり頭悪いのかと思ったら、算術の講義では問題が出た瞬間解いたりして、更に意味がわからないけど凄い物作ったりするし、これがホントの天才肌ってヤツなんスかね。

で、ハナビの次はぽりえんかびにる?

ダメだ。段々頭痛くなってきたっス・・・

「ん?今、ハヤテの手元に集まって、固まってってるのは?」

ハヤテの手元を見ると、拳大の何かが、ぽりえんかびにる?や、床に置かれた銅、それに何かの粉末を吸い寄せ、球体へとなろうとしてた。

「あぁこれが花火だ。」

「じゃあその黒い粉末は?」

「火薬だけど?」

「へぇ・・・」

ハナビって爆発物だったんスね・・・




俺は今、花火の材料達を爆発物創造で形にしている。

(こういう時、特にイメージしなくていいから爆発物創造って便利だよな。)

俺は手元で形になりつつある花火から目を離し、塩素の抜けた元塩へ目を向ける。

・・・塩化ナトリウムから塩素抜いたって事はあれも不純物取り除けば潤ナトリウムになる訳だよな。そして、ナトリウムの炎色反応は黄色だからこれで黄色の花火も作れるな。

よし。作ろう。

そう意識した途端、俺の空いた左手にの上にナトリウムや、火薬が粉末になって集まり始めた。

これが完成したら試しに行くか。

「ガジャ、これから花火試しに行くけど一緒に来るか?」

俺の言葉にガジャが頷いている。

黄色花火を完成させた俺は物置から無駄にデカい筒を取り出す。

マテリアル一号機だ。

これから衛兵が持っている様にマテリアルが広まったら、栄えある一号機として展示されたりするのだろうか。

そしたら、俺が歴史に名を残す事になるから是非ともこの世界の住人達の間で広まって欲しい。うん。

久しぶりの仕事だけど頑張ってくれよ~






次回 ガジャ花火を見るの巻

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