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文系剣士と理系魔道士の六年傀儡記  作者: 松房
第四章 学生達の夏
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第53話 花火制作前編

今回は更に短めです。

「後はアルミか・・・どうすっかな~」

アレクとその取り巻き達が研究室へ乗り込んだ翌日の昼。

隼は目の前に転がる金属を見ながら唸っていた。

(銅は割と安く手に入れられたけど、流石に花火の色が緑だけっていうのもアレだしな~)

そう。隼が今作ろうとしているのは夏の風物詩、花火である。

隼が唸っていると、研究室に慎太郎が入ってきた。

「そんなに唸ってどうしたんだ?」

「いや~花火作るのにアルミニウムが必要なんだよ。」

「そうか~」

隼の言葉に答えつつ何か無いかと記憶を辿る慎太郎。

「なんか、思い付いたか?」

「いや、全く。というか花火って金属使うんだな。」

意外だ、と呟く慎太郎。

「は?お前も習った筈だろ炎色反応。」

「え?いつだっけ習ったの。」

分からないと即答する慎太郎に溜息をつく隼。

「金属の種類を見分ける時に使っただろ。」

「・・・あぁ!あれね、アレアレ。」

全く心当たりが無くキョドる慎太郎。

(はぁ、文系科目は完璧なのに理系科目はからっきしなのは相変わらずだな・・・まぁ、理系は出来ても文系がからっきしな俺も人の事言えないが。)

「まぁ、今から街まで行ってそれっぽいの探して来るわ。」

隼は何年経っても変わらない親友の本質らしきものに心の中で軽く微笑みながらアレクガランの街へ繰り出して行くのであった。


~夕方


(結局アルミは見つから無かったな。)

隼は歩いて学校へ向かいながら残り日数と残りのやるべき事を思い出していると、見てしまった。

街の衛兵達が細長い取手のついた筒の様な物を持っているのを。

(あれって形こそ変わっているけどマテリアルだよな・・・もうあそこまで銃に近づけるとか、流石王子。いや、国か。)

隼大国の財力と技術力を目の当たりにしてただただ呆然としてしまった。




次回は実際に花火を作ります。

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