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文系剣士と理系魔道士の六年傀儡記  作者: 松房
第三章 学校行事とエルフと
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第44話 慎太郎の闘い前編

今回は慎太郎目線です。

「うぅん・・・。」

俺は自分の対戦表を眺めて唸る。

俺の名前が書かれているのは俗に言うシード位置なのだろうがこれは俺の持っている剣聖(ウェポンマスター)の才能を考慮した上なのだろうか・・・

「いや、それは半分正解だな。」

俺が突然の背後からの声に驚きつつ振り向くと、

そこには騎士育成科の顧問の一人であるジョージア=ガレット、通称筋肉ダルマ先生が立っていた。

俺が”意外なこともあるもんだ”と驚いていると

筋肉ダルマと呼ばれる由縁になったその服越しでも分かる逞しい筋肉を俺に近寄せながらガレット先生は俺の目を覗き込むとこう告げる。

「確かにお前がシード権を獲得したのは剣聖(ウェポンマスター)という強力な才能の存在もあるが、それ以前に騎士育成科でのお前の圧倒的な戦績が最も密接に関係しているだろう。」

ガレット先生はそこまで言い切ると俺の目の前から消えいつの間にか控え室のドアノブに手を掛けていた。

「今講師達の間で誰が十位入賞まで漕ぎ着けるか賭けをしてるんだが・・・」

それで良いのか国立講師・・・

「お前は(オーラ)こそまだ纏えないものの才能に加え冒険者時代に積んで来たであろう実戦経験もある。それに今月カミさんに貰った無けなしの小遣いが掛かってんだ。絶対負けるんじゃ無いぞ。」

ガレット先生はそれだけ言うと控え室の扉を開けそのまま外へ出ていく。

俺はそれを見送ると空中に浮かんでいるホログラムへと視線を向ける。

そこには勝った方が俺と対戦する事になる俺には間違いなく重要な試合が行われていた。

戦っている片方は俺と同じ騎士育成科の、確か、グリムだっけっか。と、もう片方が俺のクラスメイトでもあるフェル=アルザードだった。

そして、俺はその後明らかになるフェルの実力に軽く戦慄を覚えたのだった。


次回は慎太郎VSフェルです。

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