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文系剣士と理系魔道士の六年傀儡記  作者: 松房
第三章 学校行事とエルフと
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第36話 慎太郎の若気の至り

久しぶりの慎太郎目線です。

「ん~どうすっかな~」

「こらっ!シンタロウ!集中して剣を振れぇ!」

慎太郎は騎士育成科の講師に激を飛ばされながらそんなことをボヤく。

「どうやっても上手く出来ねぇ。」

三十戦中二十四勝六敗。

そんな好成績を叩き出している慎太郎が今練習しているのは”(オーラ)”を纏い、戦う”気闘法”

だ。

この世界で一流と称される戦士は一人と欠かさずこの”気闘法”を使う。

”気闘法”とは字面の通り戦士系の才能を持つ者だけが扱える”(オーラ)”を利用することで筋肉の強さや、皮膚の硬さを爆発的に上昇させる技で、剣聖(ウェポンマスター)の才能を持っている慎太郎はあらゆる武器を一番効率的な方法で扱う事が出来るが、習得するのに年単位で時間がかかるという気闘法。こればっかりはいきなり扱う事が出来なかった。

現に慎太郎が敗北した四回は全て気闘法を扱う相手に敗北している。

しかもいとも簡単にだ。

まず、相手は”気闘法”で強化した脚力で慎太郎に迫ると、

次の瞬間にはその勢いと強化した腕力で得物を叩きつけてくる。

ここで防げれば上出来で、更に次の瞬間には慎太郎の近くに着地した相手が超至近距離の突進をしてくる。

今まで最初に負けてから防ごうと盾を持ち出したり、リーチを長くしようと槍を使ったりもしてみたが結果は全敗。

決闘祭(フェスタ)までの二ヶ月、勝つ為にはダメ元でも気闘法を習得するしかないと思った慎太郎であったが、決闘祭(フェスタ)のルールでは魔道工学科の生徒への救済措置として魔道具の持ち出しが許可されていることを思い出す。

「よし。頼みに行くか。」

慎太郎は隼に自身の武器の製作を依頼すると決めると、講師の目を掻い潜り魔道作業室を目指すのであった。



その時隼は慎太郎と同様に自分をいかに決闘祭(フェスタ)で上位十位にくい込ませるか考えていた。

(ん~どうすっかな~この世界の人間異常なくらい身体能力高いからな~これはやっぱり魔力(マナ)という地球には無かった謎粒子が生物の進化に影響を与えているのだろうか・・・

いやいや、今考えるべきは対策だ対策っ!

まずは正面から攻めるっていうか、背後取っても確実に身体能力の差で負けるだろうし、やっぱ、俺自身の身体能力を上げるしかないのかなぁ~

パワードスーツとか。

んで、攻撃対策に装甲付けたりして・・・

あれ?なんかまとまって来たぞ・・・

よし・・・)

そして、隼が設計に取り掛かろうとすると、

バァァン!!

魔道作業室の扉が勢い良く開いた。

その音に隼達魔道工学科の生徒は思わず扉の方を向いてしまう。

そこには慎太郎が立っていた。

そして隼が一日潰して作った魔道具をほくほく顔で持って行った慎太郎が騎士育成科の講師に夜どうし説教されたのは言うまでもない。



隼が慎太郎に与えた魔道具の詳細は決闘祭(フェスタ)までのお楽しみです。

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