第31話 入学式の人気
ココ最近のPVが着実に増えているぅぅぅぅぅ!
ほんとにあんがとございます。
一度借りるだけで一人日本円にして二万もかかる礼服を借り、隼の財布が萎んだ翌日。
隼は窓から差し込んだ光で目覚める。
「んん~ふぁぁぁ・・・」
隼はまだ開き切ってない目で辺りを見回すと、
慎太郎が礼服に袖を通していた。
「おぉ、隼、今日は早いな。」
「おぉ~うん。そうか今日入学式だっけ。」
「あぁそうだぞ。だから隼も早く礼服着ちゃいなよ。」
「おう。」
隼は慎太郎に促され、礼服に袖を通す。
「さすが一回九百九ベンだな。クリーニングかけた直後みたいだ。」
二人が借りた礼服は汚れ一つついていないのは勿論こと、程よくのりがかかり、シワ一つない。
パリパリであった。
「隼、俺今どんな感じになってる?」
礼服を着終えて、全身を礼服で包んだ慎太郎が隼に感想を求める。
「そこそこ実力はあるけど親の七光りで昇進したせいで認められてないヤツみたい。」
さりげなくディスられた慎太郎は反撃する。
「おい!そんなこと言ったらお前なんて昇進出来ない分析官みたいになってんぜ?」
「はぁ?www」
そして、二人はお互いを見合うと笑い出す。
そんな楽しげな二人の雰囲気に終止符を打つ男が一人。
「あの~楽しげなところ悪いんスけどもうそろそろ朝食行かないと間に合わないっスよ。」
「ん?あぁ、そうだな。」
そうして三人はいつものように食堂まで歩き朝食を取る。
唯一違うところと言えば、教室までガジャがついて来ないことだろう。
今日は入学式に参加しない生徒は休みで、ガジャは今回参加しないので、休みらしい。
「じゃあ、ガジャ。また後で。」
「はいっス~」
ガジャはそう言うと何処かへ駆けて行った。
「さぁ行くか。」
「おう。」
そして、二人は教室に入ると、教卓に枕を置いて寝ていたオルタ先生が目覚める。
「おぉお前ら来たか。よし、行くぞ。」
「え?この教室まだ俺達しか居ないんですけど・・・」
オルタ先生の言葉に隼が尋ねる。
「あぁだって入学式参加するのうちのクラスでお前らだけだからな。」
「「ん?」」
入学式の人気は最低だった。
学校の入学式を自由参加にしたらこうなりそう。




